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夜明けのすべて の商品レビュー

4.2

573件のお客様レビュー

  1. 5つ

    216

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/06/25

映画を見てすごく良かったので読んでみた。 映画とは設定や描写が少し違ったけど、どちらも別の良さがあった。瀬尾まいこさんの優しさで溢れている本だった。

Posted byブクログ

2024/07/03

つらさや孤独を温める、白湯のようなお話でした。 PMS、パニック障害というそれぞれ違う生きづらさを抱えた2人がどう関わっていくのかと読む前は思ったのですが、生きづらさの度合いなんて関係ない、障害があっても人として、それぞれ苦手なところ、難しいことを支え合う姿にほっこりしました。 ...

つらさや孤独を温める、白湯のようなお話でした。 PMS、パニック障害というそれぞれ違う生きづらさを抱えた2人がどう関わっていくのかと読む前は思ったのですが、生きづらさの度合いなんて関係ない、障害があっても人として、それぞれ苦手なところ、難しいことを支え合う姿にほっこりしました。 今あるところからできることを増やしていこうという気持ちは、どんな状況においても持ちたい気持ちですし、 私も誰かに、もしくは誰かに支えられていると感じた本でした。

Posted byブクログ

2024/06/22

PMS 私たちの日常には略式名詞がどんどん増える。 ADHD、LGBT、SDGs…おうべいかwww PMS(月経前症候群)日本語表記にしてもまだまだ馴染みない言葉。 生理前に沸きおこるイライラや不安、怒り、ぼんやりetc…本人にはどうにもならない心と頭と身体のアンバランスな諸症状...

PMS 私たちの日常には略式名詞がどんどん増える。 ADHD、LGBT、SDGs…おうべいかwww PMS(月経前症候群)日本語表記にしてもまだまだ馴染みない言葉。 生理前に沸きおこるイライラや不安、怒り、ぼんやりetc…本人にはどうにもならない心と頭と身体のアンバランスな諸症状。生理が始まるとおさまるらしい。 らしいというのもこれもまた人それぞれ。 藤沢さんはPMSが発症すると感情の制御ができず、些細なことでイライラを爆発させてしまう。 前職では上司にキレて退職し、今はPMSであることを受け入れたうえで採用してくれた栗田金属で暖かな人たちに支えられて3年目を過ごしている。 一方、中途採用で大手企業から転職してきた山添くんは、人との関わりを避け、ただ淡々と職務をこなすだけの日々を過ごしていた。 元々は明るい性格で友達も多く、仕事も楽しくて仕方ない日々を過ごしていた山添くんは、ある日、何の予兆もなくパニック障害を発症してしまう。彼もまた自分ではどうにもならない感情の病に悩んでいた。 大きな出来事はない。ただ、それぞれが抱える心の重い部分に寄り添い、打算や忖度のない思いやりの話し。 ようは〝おせっかい〟な話しなのだけど、藤沢さんの鈍感力が山添くんの孤独感を淘汰して行くさまは、妙な安心感がある。 2人の友情とも愛情とも違う「自分のことはコントロールできなくとも、誰かの支えにはなれるかもしれない。」という同士のような関係が心地よい。 突然キレる、突然パニックになる。 どちらも社会人として生きづらいことは否めない。彼らが生きやすい世の中に… これを語るといろいろと賛否も出てきそうなのでこの辺で。 今年の17冊目

Posted byブクログ

2024/06/21

PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなってしまう藤沢さんと、パニック障害で生きがいも気力も失った山添くん。 自分のことはよくわからないし、うまくコントロールもできないけれど、相手のことは助けられるかもしれないと気づき、お互いの辛さを理解し合い励まし合って共に成長していく...

PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなってしまう藤沢さんと、パニック障害で生きがいも気力も失った山添くん。 自分のことはよくわからないし、うまくコントロールもできないけれど、相手のことは助けられるかもしれないと気づき、お互いの辛さを理解し合い励まし合って共に成長していく姿がものすごく心打たれた。 重いテーマではあるけれど、ユーモアあふれるコミカルな2人のやりとりがとにかく可愛らしくて。 PMSのこともパニック障害のことも、なんとなく知ってるつもりでいたけれど、実際にはこんなにも苦しいんだって知ることができたのもよかった。 いつも泣いてる人が一番辛いとも限らないし、明るく元気に見える人も心の中では悩みを抱えてることもある。 苦しみの大小は人それぞれ。 悩みを伝えてスッキリする人もいれば、伝えないことで自分を保てる人もいる。 人ってややこしいから愛おしい。 心や体になにかしらの問題を抱える人と接する時のヒントがたくさん詰まってる本でした。 一番好きなシーンは藤沢さんがボヘミアン・ラプソディの映画の話をするところ。もう可愛すぎて笑った〜。 この映画の話もQueenの歌詞の 『生き抜くんだ』っていうことを伝えたかったのかな、とか深読み(笑) とにかく最高に心温まる読後感でした。

Posted byブクログ

2024/06/21

丁寧でゆっくりで温かかった。 病気の相手のことは分からない、ではなく、他人のことなんて誰にも分からない でも、自分のことを偽らずに素でいられる相手が1人でもいるのってすごく良い 人と関わるのを避けてきたはずの主人公たちが人と関わって成長していく姿に感動した

Posted byブクログ

2024/06/18

映画を観て原作に興味を持ったので読んだ。 原作と映画版とでは主題は同じであるものの雰囲気やニュアンスは結構異なる部分があるな、という印象。 「男女間であろうとも、苦手な相手であろうとも、助けられることはある」 恋愛関係が度々仄めかされるが、そうであってもなくてもどちらでも良い...

映画を観て原作に興味を持ったので読んだ。 原作と映画版とでは主題は同じであるものの雰囲気やニュアンスは結構異なる部分があるな、という印象。 「男女間であろうとも、苦手な相手であろうとも、助けられることはある」 恋愛関係が度々仄めかされるが、そうであってもなくてもどちらでも良いという幅を持たせた原作の世界線も良いものと思った。

Posted byブクログ

2024/06/16

病気はわかっていてもなかなか理解できない。しかし、丁寧に描かれていて、関わり方も含めて理解出来たし、社長さんはじめ、同僚の方々の思いやりが素敵だった。映画もよかった

Posted byブクログ

2024/06/14

映画とは話がだいぶ違うなという印象だけどエピソードが違うだけで空気感は同じ 恋ではない友情でもない だけど助け合うことはできる

Posted byブクログ

2024/06/13

他人の体調や身体のことはその人にしか分からないため、不注意に仮病を疑ったり勘ぐったりしてはいけないと改めて感じた。自分自身も人より疲れやすいのかも、何で自分ばっかりこうなんだ‥と思うこともあるが、自分よりはるかに辛い思いをしている人もいるということを忘れてはいけない。そしてこの本...

他人の体調や身体のことはその人にしか分からないため、不注意に仮病を疑ったり勘ぐったりしてはいけないと改めて感じた。自分自身も人より疲れやすいのかも、何で自分ばっかりこうなんだ‥と思うこともあるが、自分よりはるかに辛い思いをしている人もいるということを忘れてはいけない。そしてこの本ではどんな時も心の支えになる人が1人でもいることの心強さを改めて感じた。自分も人にとって助けになるような存在になりたいし、自分が悩んだ時に誰かが側にいてほしいなと思った。

Posted byブクログ

2024/06/09

映画観てから読んだので、良い感じに萌音ちゃんと松村くんが当てはまって良かった やっぱり原作のほうが良いので、映画観てから読んでよかったな!

Posted byブクログ