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レーエンデ国物語 月と太陽 の商品レビュー

4.3

210件のお客様レビュー

  1. 5つ

    93

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

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2024/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レーエンデ2巻目。救いがない展開に…まあここでどん底にしとかないと、なんだろうけども。残り巻数的に。 1巻よりはラノベ感が薄まったのか、単に慣れたのか、前より気にならなかった。

Posted byブクログ

2024/11/24

なかなか読み進められなかったのですが、ラスト四分の一くらいからはぐんぐん引き込まれ、涙涙でした。終わってからも、登場人物の行動の1つ1つの想いを考えては涙。 こんなに泣かせる物語だったとは、、、 ハッピーエンドで終わらないのは、今回もでしたが、だから次が楽しみでもあります。

Posted byブクログ

2024/11/24

まず、読む前に本の厚さにビビリました。 が、読み始めたらほんとサクサク。読みやすい。 ル―チェとテッサの切ない話ですが、最後の話の変わりようが気になります。続編を読めと言うことなのでしょう。

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2024/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

602ページ 2300円 2024年11月13日〜11月18日 テッサが起こした革命が、次々とうまくいく様子に、守り人シリーズの話を思い出した。すべてが奇跡に向かい、おもしろいように転がっていくと思っていた。皇帝が死ぬまでは。テッサとルーチェの成長、恋物語、悲しい別れ、すべてが愛おしい。なぜルーチェは残虐王になってしまったのか…謎は残ったが、読み応え抜群だった。

Posted byブクログ

2024/11/16

全体的に非常におもしろい!けど一つだけ気になる点を挙げるとしたら、スローガン?が英語である点。ファンタジーに現実の言語観はあまり持ち込んで欲しくないなーとは思う。

Posted byブクログ

2024/11/12

感想 ページ数は多いがサクサク楽しく読める。 1話もそうだったが、途中まで持ち上げといて、最後は血も涙もない感じで終わるなぁ。 あらすじ レーエンデは法王庁の支配を受け、免税が許されていた村にも税と兵役が課されるようになった。 ヴァレッティ家のルチアーノは、ある日家が何者...

感想 ページ数は多いがサクサク楽しく読める。 1話もそうだったが、途中まで持ち上げといて、最後は血も涙もない感じで終わるなぁ。 あらすじ レーエンデは法王庁の支配を受け、免税が許されていた村にも税と兵役が課されるようになった。 ヴァレッティ家のルチアーノは、ある日家が何者かに襲われて、ダール村に逃げ、ルーチェとして生きている。 村ではテッサという怪力少女の一家がルーチェを受け入れてくれた。テッサ、キリル、イザークは徴兵に応じる。 彼らは少しの訓練で斬り込み第九中隊に配属される。配属一年が経ち、合州軍の拠点であるバルナバス砦の攻略が命ぜられる。バルナバス砦の攻略は失敗したが、3人は生き延びる。 兵役があと半年になった頃、次期法王を巡って、コシモ家とダンブロシオ家は争っていた。その争いにダール村が巻き込まれて壊滅させられる。全てはルーチェの兄が出世のために仕組んだことだった。 テッサ一行は、レーエンデを解放するため、西の森のレーエンデ解放軍を目指す。その途中のエルウィンでゾーイの世話になり、ゴロつき盗賊と化したレーエンデ解放軍から有志を募り、解放軍の訓練を始める。 ルーチェはアルトベリ城攻略の糸口を見つけるため、娼館で働きながら、情報を集める。テッサは帝国軍の輸送隊や討伐隊を悉く倒して実践を重ねていた。 ルーチェの作戦で難攻不落と言われたアルトベリ城を、一酸化炭素中毒を利用して、激しい戦いの末陥す。その後、レーエンデ全土で討伐の気運が高まる。 いよいよ法王庁に攻め込もうかという時に現法王が亡くなり、次期法王および皇帝としてルーチェの兄のエドアルドが法皇帝になる。エドアルドはティコ族とノイエ族を許し、ウル族に厳しくあたる分断政策をとってくる。 帝国の討伐気運は下がり、アルトベリ城に帰ったテッサは、派遣されてきた第九中隊のシモンに一騎打ちを挑まれ、勝利するが、敬愛していたシモンを討ち取り、落ち込む。 ルーチェは、ダンブロシオの影であるイシドロにしたがって、兄の元へ、テッサの助命嘆願に行く。 テッサはアルトベリ城を抜け出し、龍の首にたどり着くが、帝国側が古代樹の森を焼き払うということで防ぐために投降する。その後、テッサは磔の刑に処されて命を落とす。 ルチアーノは、兄の亡き後、法皇帝になるも残虐王として名を残した。

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2024/11/12

⭐︎4.7 革命の話をしよう。 発句で始まるものかたりだ。 今作も素晴らしいものかたりを体感させていただいた。 1世代が体験する革命のものかたり、暴君が実は革命軍の参謀だったと云う、冒頭で暴君となる人物が紹介されるがその一代記といっていい。 個人的には、革命という言葉には、嫌悪...

⭐︎4.7 革命の話をしよう。 発句で始まるものかたりだ。 今作も素晴らしいものかたりを体感させていただいた。 1世代が体験する革命のものかたり、暴君が実は革命軍の参謀だったと云う、冒頭で暴君となる人物が紹介されるがその一代記といっていい。 個人的には、革命という言葉には、嫌悪感しかないがと云うのもかの学生運動を率いたもの達が革命革命と叫びながら、何一つ変えることもできず挙げ句の果てに内ゲバで、同志殺しを平然とするというただただ、熱に浮かされた歴史を知ると吐き気すら感じる。彼らが、日本をこんなことにしたといっても、いいと思っている。 敵国が作った憲法を後生大事に遵守して、改憲のかの字も出ない為体、情けないにも程がある。実に80年も不可触領域だ。 ちょうど、今の選挙戦を見ながらのものかたりだったので、こんなことを考えてしまった。 もっとも、改憲できそうだった政権ですら、発議させできない機運これは、あの学生運動が一つの原因になっているだろうことは間違い。 政治の中枢にも入り込んでいる反日達も、許せない今の日本は、舵取りを誤ると国がなくなるかもしれない危機感を持って今後の政治を見守っていかないといけないと思う。 話はだいぶ変な方向に進んでしまったが、果たしてこの革命は成就するのか。それが気になる。 嗚呼、絵空事は素晴らしい生涯楽しめる作品だと思う。

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2024/11/12

全体的な感想は一巻と同じ。世界観は好きなので意地で読んでいます。 セリフやシーンの切り取り方がアニメのようで毎ページむず痒かった。あと何十年間かしたらこういうのがスタンダードになってくるのかな。 登場人物に共感するのも難しかった。感情を動かされかけても、その後のセリフや言動で微妙...

全体的な感想は一巻と同じ。世界観は好きなので意地で読んでいます。 セリフやシーンの切り取り方がアニメのようで毎ページむず痒かった。あと何十年間かしたらこういうのがスタンダードになってくるのかな。 登場人物に共感するのも難しかった。感情を動かされかけても、その後のセリフや言動で微妙な気持ちになったり。 途中から感情移入するのは諦め、セリフは流し読みしてました。 本当に、世界観は好きなんです。 (設定で一つだけ疑問をあげるとしたら、言語体系について。格好いいと思わせたいであろうフレーズが英語なのは興ざめだった。あの世界の物語を日本語の本にするための便宜的なものだと自分を宥めたんだけど、そういえばあそこの言語体系はどうなってるんだろう?異民族間でコミュニケーションできてるってことは共通言語があるのかな。みんな話せるんだ?舞台が帝国で、階級間、民族間の対立もテーマになっているのに言語の話が一切出てこないのは違和感です。公式ガイドや続編で解説されてるのでしょうか。)

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2024/11/07

半年も前に娘がハマって4巻までと公式ガイドブックを買い、多崎先生のサイン会まで行ったのに私はやっと2巻読了^^; 4巻までの中では2巻が1番泣いて1番胸が痛かったという娘の感想そのまま同じことを思ったし、争いや政権への不満、1巻とはまた違うそれぞれの愛の形。 考えさせらる事が多く...

半年も前に娘がハマって4巻までと公式ガイドブックを買い、多崎先生のサイン会まで行ったのに私はやっと2巻読了^^; 4巻までの中では2巻が1番泣いて1番胸が痛かったという娘の感想そのまま同じことを思ったし、争いや政権への不満、1巻とはまた違うそれぞれの愛の形。 考えさせらる事が多くて、じんわり余韻に浸る時間が必要かも。 あの人がなぜああなってしまたのか? 私はそれが1番気になってそこだけモヤモヤしている。

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2024/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ルチアーノがなぜ残虐王になってしまうのか、警戒しながら読んでいても最後は悲しい展開。 この歴史が次に繋がるんだろうなと思うけれど、テッサの人生が切ない。あとひと息の所で反乱の気力をうまく削いでしまったルチアーノの兄がすごすぎる。 テッサ軍と一緒に戦っていた人達が町を略奪してから去っていたシーンで、帰る故郷のある人との決意の違いを思い知って、この人達がさらに地獄をみるまで、本当の意味ではまとまれないんだなとつくづく感じた。 でも、テッサの人生が悲しいものだったかは本人が決めることだと思うので、テッサが自分で決めて生きぬいた事や流されない姿勢が本当に格好いい。

Posted byブクログ