レーエンデ国物語 月と太陽 の商品レビュー
1作目は序章に過ぎなかったと痛感した。こらは革命の話なんだと、胸に刻まれた。そのうえで、ここから先は覚悟を持って、呪われた地と言われるレーエンデ国と、その国を愛するひとたちの行く末を見守りたい。 登場人物それぞれが、誰かにとっての月であり、太陽だった。その愛の大きさに胸を焦がさ...
1作目は序章に過ぎなかったと痛感した。こらは革命の話なんだと、胸に刻まれた。そのうえで、ここから先は覚悟を持って、呪われた地と言われるレーエンデ国と、その国を愛するひとたちの行く末を見守りたい。 登場人物それぞれが、誰かにとっての月であり、太陽だった。その愛の大きさに胸を焦がされたよ…。
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レーエンデ国の革命の物語第2巻。主人公テッサ・ダールはレーエンデのダール村の娘。やがて戦士になり、レーエンデに自由を、を胸に英雄になる娘。シリーズ全体が、ある国の革命の歴史の話であることが強く印象づく本巻。かなり読み応えあり。 前巻から100年以上たっている時代が舞台。レーエン...
レーエンデ国の革命の物語第2巻。主人公テッサ・ダールはレーエンデのダール村の娘。やがて戦士になり、レーエンデに自由を、を胸に英雄になる娘。シリーズ全体が、ある国の革命の歴史の話であることが強く印象づく本巻。かなり読み応えあり。 前巻から100年以上たっている時代が舞台。レーエンデの民は、帝国のイジョルニ人から不当な扱いを受けている。レーエンデ人は兵役があり、テッサは村の幼馴染の男二人と共に帝国軍に駆り出され、訓練や戦闘の日々を送る。 しかし村を離れているその間、帝国側に村を蹂躙され愛する家族をすべて失う。その理不尽さに目覚め、レジスタンスの義勇軍を立ち上げ、帝国に立ち向かう。レーエンデに自由を、という矜持を胸に持って。 さまざまな葛藤が描かれ、信頼や裏切りがある。敵側のイジョルニ人の名家の息子だった子供を拾い家族として温かい関係性を築くという要素が、来たる不穏の予感を物語にずっと漂わせる(なんせ物語の冒頭で、この子供がやがて残虐王と呼ばれる男になることが予告されているのだ)。また、娼館の娘たちの暮らしが描かれ、市井の人の受ける搾取の描写にもページが割かれる。物語に奥行きがあり、なぜテッサやレーエンデは革命が必要なのか(そしてなぜ失敗するのか)が丁寧に描かれた。 エピローグの短い文章の中で、その後歴史はどう動いたかが軽く触れられる。ひとりの人間の半生は濃い物語であるが、歴史の中では豆粒のような存在だ。前巻の英雄だったビクトルやユリアも忘れ去られ、歴史の中の悪役のような認識にもなっていることがわかる。歴史は勝者の物語。大河のなかのズームイン・ズームアウトの演出が憎い。
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今年読んだ中で1番泣けた本、いや、人生で1番泣いた本かも テッサやルーチェ、シモン隊長など登場人物が魅力的で愛着が湧くからこそ、報われないのがこんなにも辛い テッサにとってルーチェは良心を引き留めてくれる存在だったけれど、ルーチェにとってもテッサは良心の象徴だったんだね…
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「生まれた瞬間から最後の息を引き取るまで、俺達の人生は俺達のものだ。命も矜持も魂も、すべて俺達自身のものだ!」 ・辛くてたくさん泣いたけれど、とっても良かった。 ・シモンが好きすぎた。
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シリーズ第2作目読了! かなりの長編で、結構内容が辛くて 読んでる最中「え!?」って結構言ってた。 周り誰もいなくて良かった 笑 国が侵略されて、惨いことをして途中で本当に気持ちがずーんと沈み、最後もそんな結末になるのかって思ってめちゃくちゃきつかったけど読めてよかったって思...
シリーズ第2作目読了! かなりの長編で、結構内容が辛くて 読んでる最中「え!?」って結構言ってた。 周り誰もいなくて良かった 笑 国が侵略されて、惨いことをして途中で本当に気持ちがずーんと沈み、最後もそんな結末になるのかって思ってめちゃくちゃきつかったけど読めてよかったって思えた。 次も必ず読む!
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前作から100年以上経ったレーエンデの物語で、登場人物は変わりますが所々に前作を感じられて面白かったです。 今回はテッサとルーチェ(ルチアーノ)の物語。 レーエンデの自由のために戦い続けたテッサと、そんなテッサを想い続けてくれたルーチェの幸せを願わずにはいられませんでした。 タ...
前作から100年以上経ったレーエンデの物語で、登場人物は変わりますが所々に前作を感じられて面白かったです。 今回はテッサとルーチェ(ルチアーノ)の物語。 レーエンデの自由のために戦い続けたテッサと、そんなテッサを想い続けてくれたルーチェの幸せを願わずにはいられませんでした。 タイトルにある月と太陽は、ルーチェが月でテッサが太陽なのかな。でも登場人物それぞれに言えるのかも。 アレーテとキリルはお互いがお互いに月と太陽だと思うし、イザークが月ならキリルが太陽で、中隊長シモンが太陽ならテッサが月で、、、エドアルドが月ならばルーチェは太陽のような存在だったかもしれないですね。自分にとっての太陽がいなくなってしまったら、月は輝くことができないから、月は壊れてしまうのかもしれません。 テッサのラストシーンは泣いてしまいました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
王道ファンタジー第二弾。前作からだいぶどころではない時間が経っており、人物も総取っ替え。革命軍とまではいかなかった主人公だけど、真っ直ぐで悩み、傷つき、誰かの為に生きて死んでいった。この物語、最後の最後でもう片方の主人公がフッと消えてしまって、その後歴史の語りでえらい事になっているのだけど、そういう語り方だと片方は何があったのか、察してという事なのか。 レーエンデの苦難、苦難の道が具体的な上にまだまだ続きそう。
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辛口ファンタジー。 かなり残酷で、甘くないファンタジー。 だが、革命の話をしよう、 と言っているのだから、 このくらい現実的?な苦しさは必要か。 苦しい結末の方が覚えがよくなるので 良かったのかも。
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一作目でだいぶ地理を把握した分入り込み度が格別 前作も今作も登場人物一人一人にも魂がある また時を経ててから読み返したい作品になった
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前作より面白かった。強い女子とか弱い頭のいい男子の話。テッサが魅力的だったから違う形で幸せになって欲しかった、
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