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さみしい夜にはペンを持て の商品レビュー

4.4

392件のお客様レビュー

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2024/07/23

心のモヤモヤを自分で解決するために書く、という方法が、わかりやすく書かれている。子どもに作文を教える場合のハウツーとしても、面白く読んだ。表紙が素敵。

Posted byブクログ

2024/07/23

図書館で借りて読んでいたけど、自宅に置いといて子ども達にいつでも手に取って読んでもらいたいと思って購入してしまいました。それくらい、読みやすくて、わかりやすい。気持ちの良い読了感でした。 大事なのは考えること。自分との対話。自分で考えた言葉で解決する。日記を書き続けることでもうひ...

図書館で借りて読んでいたけど、自宅に置いといて子ども達にいつでも手に取って読んでもらいたいと思って購入してしまいました。それくらい、読みやすくて、わかりやすい。気持ちの良い読了感でした。 大事なのは考えること。自分との対話。自分で考えた言葉で解決する。日記を書き続けることでもうひとりの自分が生まれて、そこにいる自分のことを好きになる。 私は書くことを習慣にしてるけど、もっと言葉の色鉛筆を増やして、色彩豊かに、ペン先を細くして繊細な描写が出来るようになりたい。 たくさんの素敵なことば、表現が散りばめられてる1冊でした。

Posted byブクログ

2024/07/23

中学生、高校生に是非読んでもらいたい!教育実習の時に、ホームルームの最後の日に中学2年生の生徒に「是非日記をつけて」と話をして、それを担当の先生にすごくすごく褒められたことを思い出した。その時に、一緒にこの本を進めることができたら、きっとクラスにいた何人かにはすごく役立ったんじゃ...

中学生、高校生に是非読んでもらいたい!教育実習の時に、ホームルームの最後の日に中学2年生の生徒に「是非日記をつけて」と話をして、それを担当の先生にすごくすごく褒められたことを思い出した。その時に、一緒にこの本を進めることができたら、きっとクラスにいた何人かにはすごく役立ったんじゃないかと思った。この話をした時も、私は中学生の時の日記を読み返していて、その時の自分に何を言いたいかって考えたんだった。日記は読み物になる、は、本当。しかも、かけがえのない生きる指針になる。

Posted byブクログ

2024/07/21

最後で泣きまくりました。 3年後、5年後には今書く日記の内容がどうってことない悩みになってると良いな、って思いながら毎日を自分のできる最大限で生きていけばいつか自分のなりたかった自分になってるんだなぁ、と。 私自身も中学2年から大学3年生の今まで7年間日記を書き続けていますが、作...

最後で泣きまくりました。 3年後、5年後には今書く日記の内容がどうってことない悩みになってると良いな、って思いながら毎日を自分のできる最大限で生きていけばいつか自分のなりたかった自分になってるんだなぁ、と。 私自身も中学2年から大学3年生の今まで7年間日記を書き続けていますが、作者と同じことを思いました。過去の自分と対峙するために日記はあると思います!

Posted byブクログ

2024/07/20

まさかこの本で感動するとは思っていませんでした。読み物としてストーリーが面白かったです。中学生の頃に出版されていて欲しかった。時間があった頃、万年筆で日記を書いていたのに、今はジャーナルにつけているから、また紙に日記を書いてみようと思いました。時系列を追って長文を書いていたけれど...

まさかこの本で感動するとは思っていませんでした。読み物としてストーリーが面白かったです。中学生の頃に出版されていて欲しかった。時間があった頃、万年筆で日記を書いていたのに、今はジャーナルにつけているから、また紙に日記を書いてみようと思いました。時系列を追って長文を書いていたけれど、1日の中の印象に残った出来事について掘り下げてみたくなりました。未来の自分に楽しんでもらいたいです。

Posted byブクログ

2024/07/18

読後に13歳に向けて書かれたことを知ったけれど、我が家の12歳の息子には理解し難いかも…と思った。 「 書くこと」によって自分の気持ちを整理できるということを海の生物が代弁する形で伝えてくれているのだけれど、私にはかえってわかりにくく思えた。 書くことが苦ではない私が読んだから...

読後に13歳に向けて書かれたことを知ったけれど、我が家の12歳の息子には理解し難いかも…と思った。 「 書くこと」によって自分の気持ちを整理できるということを海の生物が代弁する形で伝えてくれているのだけれど、私にはかえってわかりにくく思えた。 書くことが苦ではない私が読んだからなのか、今ひとつ新しい発見はなかったような。 書くことが苦手な中高生にはなるほどと思える内容かも。ただ、例えが海の生き物にすり替えられていることでかえって混乱する子もいそう。普段から本をよく読む子しか読みこなせない気がする。 読みやすさの工夫がもう少し違った形の方が本当に必要とする中高生に伝わるのではないかな…

Posted byブクログ

2024/07/15

──明けない夜はない。 それは、つらい日々がいつか終わるのを耐えながら待つことではなく、「ひとりぼっちの夜をくぐり抜け、朝を迎えに行く」こと。 タコジロー少年が、ヤドカリおじさんから教えてもらった、書くことの意味が、物語としてわかりやすくまとめられている。 これ、10代の頃に出...

──明けない夜はない。 それは、つらい日々がいつか終わるのを耐えながら待つことではなく、「ひとりぼっちの夜をくぐり抜け、朝を迎えに行く」こと。 タコジロー少年が、ヤドカリおじさんから教えてもらった、書くことの意味が、物語としてわかりやすくまとめられている。 これ、10代の頃に出会いたかった本だぁ~。 話すことも書くことも苦手だと思っていた、あの頃の自分に伝えたい。 頭がよくないとか、そんなんじゃないんだよ。ちょっとした考え方のコツさえ身につけられたらできちゃうよって。 ○「書く」ことは「考える」こと。それは、自分と対話すること。そうして、消しゴムを入れて書き直しながら、何度も話し合って「答え」を出していく。 ○いいことを書かなきゃいけないという思いが「考える」ことを奪う。文章が心から離れていく理由は、ことばを決めるのが早すぎるから。それは、ことばの暴力にもつながる。 ○日記は、出来事ではなく「考えたこと」を書く。「あのときの自分」の気持ちをスケッチするように書く。「あのときの自分」に質問してみる。そうやって、全体より細部を見つめる。 ○ことばの色鉛筆をたくさん持つと、書くことがおもしろくなる。ペン先の太さや筆づかいを変える、世界をスローモーションで眺める、日記にお題を設けて答えに向かって書く、などもコツ。 ○日記を続けると、「もうひとりの自分」が生まれて、だんだんと、そこにいる自分が好きになっていく。そして、秘密の書きものから、秘密の読みものになっていく。 書くことは自分と向き合うことだとわかっていても、その方法がいまいちわからない、そんなときに、この本は最適だ。 どれも心にストンと落ちてくる内容だった。 子どもが悩んでいたら、これらのちょっとしたコツを伝えられたらなと思う。ヤドカリおじさんのようにね。

Posted byブクログ

2024/07/14

一人で日記を書くということは、つまらないことだと思っていました。でも、この本を読んでみて、未来の自分が読者だということを知りました。まだ自分には今すぐに日記を始めることは難しいけれど、この本を参考に時々日記を書いてみたいと思いました。

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2024/07/11

心の中や学生のときの人間関係とかを海の中に例えて話が進んでいくので、イジメっぽい話とか…重くなりがちなテーマを多少ライトに受けとめられるのがいいと思います 学生のときにモヤモヤしていたことがみごと言語化されていて、スッキリしました。 作中で綴られているように…実際自分が出来るか...

心の中や学生のときの人間関係とかを海の中に例えて話が進んでいくので、イジメっぽい話とか…重くなりがちなテーマを多少ライトに受けとめられるのがいいと思います 学生のときにモヤモヤしていたことがみごと言語化されていて、スッキリしました。 作中で綴られているように…実際自分が出来るかどうかは分からないけど。少なからず、一歩進むためのきっかけにはなりそうです。 漢字にふりがなが振られているあたり、きっと子ども向けの本でもあるのでしょう。学校生活に悩む子どもや、職場での人間関係で引っかかりを感じる人にお勧めしたい本です

Posted byブクログ

2024/07/09

書くこと、言葉を選ぶこと、伝えること、 たくさんのヒントをくれる本 著者が言葉を大切に思う気持ちが伝わるし、 ストーリー仕立てでサクサク読める

Posted byブクログ