レーエンデ国物語 の商品レビュー
久しぶりのファンタジー小説、素敵な世界観。不思議な情景が頭の中に浮かんでくる感じでした。 レーエンデという美しくも危うい場所を守るために 戦い、強く惹かれ合う難しい純愛もあり。 圧倒的に強くて頭がいいヘクトルもトリスタンも魅力的。次巻も本当に楽しみ。久しぶりに面白いファンタジーに...
久しぶりのファンタジー小説、素敵な世界観。不思議な情景が頭の中に浮かんでくる感じでした。 レーエンデという美しくも危うい場所を守るために 戦い、強く惹かれ合う難しい純愛もあり。 圧倒的に強くて頭がいいヘクトルもトリスタンも魅力的。次巻も本当に楽しみ。久しぶりに面白いファンタジーに出会いました。 地図と登場人物のイラストがあったので入り込みやすいです。装丁も素敵。
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久しぶりにファンタジー読んだ。400p越え、読めるかなぁと心配したけど、あっという間に読み終わった。1巻目だけでロス状態。早くレーエンデに帰りたい。
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ファンタジーの世界にどっぷり浸かることができる本でした! 最後のトリスタンの「振り返るな。立ち止まるな。前だけを見て走り抜け。」の言葉からはまっすぐな想いが伝わってきて涙がこぼれました。 あと、トリスタンは実は助かるんじゃないかと期待して読み進めていましたが、そんなに甘くはなかったですね…子供も奪われたままでしたし… 結末はバットエンド気味かなと思いましたが、このくらい現実味がないとレーエンデのファンタジーの世界から現実に戻ってこれなかったかもしれません笑 続きが気になります
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暗く険しい道のりを歩まざるを得ない中で、決して希望を見失わず最後まで歩み続けた彼らへ心からの拍手を贈りたい。 竜や魔法は登場しない。登場するのは「呪い」である。呪いによって命を奪われる者。呪いによって迫害される者。呪いに挑む者。呪いを受けた者を愛する者。そのような、異なる現実の在...
暗く険しい道のりを歩まざるを得ない中で、決して希望を見失わず最後まで歩み続けた彼らへ心からの拍手を贈りたい。 竜や魔法は登場しない。登場するのは「呪い」である。呪いによって命を奪われる者。呪いによって迫害される者。呪いに挑む者。呪いを受けた者を愛する者。そのような、異なる現実の在り方を通して私たちが知る現実の過酷さが可視化されていく。そこで必死に生きていこうとする人たちの姿を通して心が勇気づけられる。それはファンタジーだからこそ可能な切なる想いの伝え方だ。
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装丁の美しさに一目惚れ。 本を開いた瞬間から始まる、王国への旅路。 冒険に必要なものは自分自身の想像力。それだけで十分。 政治、戦争、謀略、略奪。それらから切り離された遠い森の奥にあるレーエンデ地方。銀の呪いに侵されたこの地に逃げ込んだ一人の少女の半生を描く物語。 出会いと、葛...
装丁の美しさに一目惚れ。 本を開いた瞬間から始まる、王国への旅路。 冒険に必要なものは自分自身の想像力。それだけで十分。 政治、戦争、謀略、略奪。それらから切り離された遠い森の奥にあるレーエンデ地方。銀の呪いに侵されたこの地に逃げ込んだ一人の少女の半生を描く物語。 出会いと、葛藤と、愛にあふれた激動の生き様を追ううちに文字が絵になり、絵が映像になり、終いには音が聞こえてくる。 子供のころに大好きだったファンタジーの世界。 取捨選択の難しさや大切なものを守るための強さは大人になった今だからこそ共感でき、胸を打たれた。 ただただ夢中になって読みました。読み終えた時に無心で天を仰いでしまう、そんな一冊。
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王道ファンタジーって感じで面白かった。 情景が目の前に浮かんでくるようで、自分もその世界に入り込めた。 後半からは一気に読んだ。続編?も見てみたい。
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話題のハイファンタジー物語の第一巻。 いやあこれは本格的だなあ。なかなか面白かった。 この巻はまさに始まりの巻だね。 レーエンデと言う舞台の特殊性と神秘性はまさしく隠された世界っぽくて、周りの国の事も話としては出るけれど物語は終始レーエンデの中で進んでいく。 そして基本的にはユリアとトリスタン二人のお話なのだ。 この小規模さというか密やかさが物語のはじまりという感じに相応しい。 そして初めから幾つも伏線で匂わされていたけれどユリアが処女受胎し予言に記された存在として語られる時、これぞファンタジーの王道と言う感動があった。 二人が別れ際にする約束こそが、レーエンデと言う物語の始まりであり、これからのレーエンデの進む道であり、いつの日かその約束が果たされるのだろうと期待させてくれる。 その時、ユリアとトリスタンもきっとどこかの世界で再び出逢うのだ。 うん、確かに良いファンタジーだ。
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とても濃い物語でこれだけでも満足だけどまだ壮大な物語の序盤。本を開く度にレーエンデの世界に浸り楽しかった。銀呪病は恐ろしいけど銀の世界はきっと美しく憧憬すら抱く。会話や仕草などにラノベの様な軽さを感じるもののそれがあるから重苦しくなり過ぎず楽しめたのかも。でも、あまりに切なく残酷...
とても濃い物語でこれだけでも満足だけどまだ壮大な物語の序盤。本を開く度にレーエンデの世界に浸り楽しかった。銀呪病は恐ろしいけど銀の世界はきっと美しく憧憬すら抱く。会話や仕草などにラノベの様な軽さを感じるもののそれがあるから重苦しくなり過ぎず楽しめたのかも。でも、あまりに切なく残酷なことが多く色々呑み込みたくないものを呑み込んでの読了。涙が出る。終章だけではわからない事がありエールデがどうなったのかが1番気になる。きっとこの先の物語で色々繋がっていくのだろうと楽しみ。可能だと信じる限り立ち止まる理由はない。
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多崎さん初読み。シリーズ第1弾。 こういう話を王道ファンタジーと言うのですね。小学生のころ読んだ物語的な児童書な感じでした。自分の推理とは違う内容に行くところが「なるほど~」と感心させられた。続き物かと思ったけどここで終幕だったので次は違う話に行くのかな?
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やっと気になっていたレーエンデ国旅行。 序盤、こういうのが読みたかったんだよ…とわくわくしながらページを捲っていった。 ヘクトル好きだなぁとも、段々思いつつ。 英雄らしく強そうなのに、方向音痴で抜けてるところがあり。 ヘクトルに限らずユリアとトリスタンとか、リリスもそうなんだけど...
やっと気になっていたレーエンデ国旅行。 序盤、こういうのが読みたかったんだよ…とわくわくしながらページを捲っていった。 ヘクトル好きだなぁとも、段々思いつつ。 英雄らしく強そうなのに、方向音痴で抜けてるところがあり。 ヘクトルに限らずユリアとトリスタンとか、リリスもそうなんだけど、キャラ設定にふんわりラノベ感を感じた。 勝手にゴリゴリのLOTRみを期待してた私としては、少しだけうーん…とこれまた勝手に残念だと思った。 あと、中盤からちょっと急展開すぎて驚き。 ただ次巻からはもっと面白くなると聞いたので、続きは読んでいきたい。 個人的には︎ 星2.5くらいかな。
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