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レーエンデ国物語 の商品レビュー

4

439件のお客様レビュー

  1. 5つ

    140

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

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2024/11/05

装丁の美しさに一目惚れ。 本を開いた瞬間から始まる、王国への旅路。 冒険に必要なものは自分自身の想像力。それだけで十分。 政治、戦争、謀略、略奪。それらから切り離された遠い森の奥にあるレーエンデ地方。銀の呪いに侵されたこの地に逃げ込んだ一人の少女の半生を描く物語。 出会いと、葛...

装丁の美しさに一目惚れ。 本を開いた瞬間から始まる、王国への旅路。 冒険に必要なものは自分自身の想像力。それだけで十分。 政治、戦争、謀略、略奪。それらから切り離された遠い森の奥にあるレーエンデ地方。銀の呪いに侵されたこの地に逃げ込んだ一人の少女の半生を描く物語。 出会いと、葛藤と、愛にあふれた激動の生き様を追ううちに文字が絵になり、絵が映像になり、終いには音が聞こえてくる。 子供のころに大好きだったファンタジーの世界。 取捨選択の難しさや大切なものを守るための強さは大人になった今だからこそ共感でき、胸を打たれた。 ただただ夢中になって読みました。読み終えた時に無心で天を仰いでしまう、そんな一冊。

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2024/11/01

王道ファンタジーって感じで面白かった。 情景が目の前に浮かんでくるようで、自分もその世界に入り込めた。 後半からは一気に読んだ。続編?も見てみたい。

Posted byブクログ

2024/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話題のハイファンタジー物語の第一巻。 いやあこれは本格的だなあ。なかなか面白かった。 この巻はまさに始まりの巻だね。 レーエンデと言う舞台の特殊性と神秘性はまさしく隠された世界っぽくて、周りの国の事も話としては出るけれど物語は終始レーエンデの中で進んでいく。 そして基本的にはユリアとトリスタン二人のお話なのだ。 この小規模さというか密やかさが物語のはじまりという感じに相応しい。 そして初めから幾つも伏線で匂わされていたけれどユリアが処女受胎し予言に記された存在として語られる時、これぞファンタジーの王道と言う感動があった。 二人が別れ際にする約束こそが、レーエンデと言う物語の始まりであり、これからのレーエンデの進む道であり、いつの日かその約束が果たされるのだろうと期待させてくれる。 その時、ユリアとトリスタンもきっとどこかの世界で再び出逢うのだ。 うん、確かに良いファンタジーだ。

Posted byブクログ

2024/10/28

とても濃い物語でこれだけでも満足だけどまだ壮大な物語の序盤。本を開く度にレーエンデの世界に浸り楽しかった。銀呪病は恐ろしいけど銀の世界はきっと美しく憧憬すら抱く。会話や仕草などにラノベの様な軽さを感じるもののそれがあるから重苦しくなり過ぎず楽しめたのかも。でも、あまりに切なく残酷...

とても濃い物語でこれだけでも満足だけどまだ壮大な物語の序盤。本を開く度にレーエンデの世界に浸り楽しかった。銀呪病は恐ろしいけど銀の世界はきっと美しく憧憬すら抱く。会話や仕草などにラノベの様な軽さを感じるもののそれがあるから重苦しくなり過ぎず楽しめたのかも。でも、あまりに切なく残酷なことが多く色々呑み込みたくないものを呑み込んでの読了。涙が出る。終章だけではわからない事がありエールデがどうなったのかが1番気になる。きっとこの先の物語で色々繋がっていくのだろうと楽しみ。可能だと信じる限り立ち止まる理由はない。

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2024/10/26

多崎さん初読み。シリーズ第1弾。 こういう話を王道ファンタジーと言うのですね。小学生のころ読んだ物語的な児童書な感じでした。自分の推理とは違う内容に行くところが「なるほど~」と感心させられた。続き物かと思ったけどここで終幕だったので次は違う話に行くのかな?

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2024/10/24

やっと気になっていたレーエンデ国旅行。 序盤、こういうのが読みたかったんだよ…とわくわくしながらページを捲っていった。 ヘクトル好きだなぁとも、段々思いつつ。 英雄らしく強そうなのに、方向音痴で抜けてるところがあり。 ヘクトルに限らずユリアとトリスタンとか、リリスもそうなんだけど...

やっと気になっていたレーエンデ国旅行。 序盤、こういうのが読みたかったんだよ…とわくわくしながらページを捲っていった。 ヘクトル好きだなぁとも、段々思いつつ。 英雄らしく強そうなのに、方向音痴で抜けてるところがあり。 ヘクトルに限らずユリアとトリスタンとか、リリスもそうなんだけど、キャラ設定にふんわりラノベ感を感じた。 勝手にゴリゴリのLOTRみを期待してた私としては、少しだけうーん…とこれまた勝手に残念だと思った。 あと、中盤からちょっと急展開すぎて驚き。 ただ次巻からはもっと面白くなると聞いたので、続きは読んでいきたい。 個人的には︎ 星2.5くらいかな。

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2024/10/23

492ページ 1950円 2024年10月17日〜10月23日 これぞ探し求めていたファンタジーといった一冊。壮大な物語が始まり、読み終えたそばから続きが読みたくなる。ユリアとトリスタンの恋模様も気になったけど、団長とトリスタンの息の合った掛け合いも楽しみだった。町の人の豹変ぶ...

492ページ 1950円 2024年10月17日〜10月23日 これぞ探し求めていたファンタジーといった一冊。壮大な物語が始まり、読み終えたそばから続きが読みたくなる。ユリアとトリスタンの恋模様も気になったけど、団長とトリスタンの息の合った掛け合いも楽しみだった。町の人の豹変ぶりや、追っ手に追われるところなど、危機迫る場面もスリル満点に描かれていた。守り人シリーズ、十二国記、本好きの下剋上に次ぐ、お気に入りになりそう。

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2024/12/26

話題のファンタジー小説「レーエンデ国物語」の初作を読了。 ファンタジー系の作品は(ハリー・ポッターやナルニア物語含め)これまでほぼ読んでおらず、遡れば「ロードス島戦記」になるかも。シリーズものはひと通り読むくらいには当時ハマったものの、なんとなく機会がなく、今に至る。 さておき、...

話題のファンタジー小説「レーエンデ国物語」の初作を読了。 ファンタジー系の作品は(ハリー・ポッターやナルニア物語含め)これまでほぼ読んでおらず、遡れば「ロードス島戦記」になるかも。シリーズものはひと通り読むくらいには当時ハマったものの、なんとなく機会がなく、今に至る。 さておき、本作は、不治の病が流行るレーエンデと呼ばれる国を舞台にした物語。魔法などは一切出てくることはなく、レーエンデに住む人、近隣国から訪れる人とのヒューマンドラマが中心なので、ファンタジー系が苦手でも、ハマる方が多いのでは。 どうやら、2作目は初作の100年後ということで、また毛色の違う内容らしい。早速、図書館で予約をしてみることにする。 今作の推しキャラは「トリスタン」。 ★4.0

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2024/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書の習慣をつけたくて、その1冊目として読みました。 文字数もページ数も多かったです。 ファンタジー系を読みたくて選んだ1冊。 映画のロードオブザリング的な感じかと思ったのですが、個人的には違いました。 戦闘に関しては小規模な感じ。 続き物なので終わりが 戦いはこれからだ 的な感じ。 世界観は良きでした。

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2024/10/17

Audibleにて。 切なく美しい。 ファンタジーは苦手と思い込んでいたけど、全くそんなことはなかった。 家事をしながら聴く事が多いのだけど、終盤に差し掛かる頃には「お料理しながら聴いてる場合じゃない!集中しなければ!」みたいな気持ちになった。 時間を有効に使いたくてはじめ...

Audibleにて。 切なく美しい。 ファンタジーは苦手と思い込んでいたけど、全くそんなことはなかった。 家事をしながら聴く事が多いのだけど、終盤に差し掛かる頃には「お料理しながら聴いてる場合じゃない!集中しなければ!」みたいな気持ちになった。 時間を有効に使いたくてはじめたAudibleだったのに、完全に手を止めて聴くことになったので本末転倒ではある。 でも、そう思わせてくれる本に出会えて幸せ。

Posted byブクログ