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52ヘルツのクジラたち の商品レビュー

4.3

1162件のお客様レビュー

  1. 5つ

    500

  2. 4つ

    436

  3. 3つ

    132

  4. 2つ

    27

  5. 1つ

    7

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2024/09/01

この2人に幸せになってほしい。支えになる人がいるってめちゃくちゃ大事なんだねー。私的にはアンさんが…幸せになって欲しかった。#読了

Posted byブクログ

2024/09/01

よかった。 世の中の52ヘルツのクジラが、52ヘルツのクジラ「たち」になり、世界とつながれますように。

Posted byブクログ

2024/08/31

どんどん引き込まてあっとゆーまに読んでしまいました。 自分にも52ヘルツの声を聞いてくれる人が欲しいと思い、また、52ヘルツの声を聞きたいと思いました。

Posted byブクログ

2024/08/30

町田さんの作品は初めてでしたが、非常に読みやすかったです。展開にメリハリがあって、普段あまり読書をしない人にもおすすめしたい一冊です。 時折描かれる風景描写が美しくてまずそこで心を掴まれました。物語の季節と現実の季節がリンクしていたので想像しやすかったのかもしれません。 主人...

町田さんの作品は初めてでしたが、非常に読みやすかったです。展開にメリハリがあって、普段あまり読書をしない人にもおすすめしたい一冊です。 時折描かれる風景描写が美しくてまずそこで心を掴まれました。物語の季節と現実の季節がリンクしていたので想像しやすかったのかもしれません。 主人公達の不安や絶望感に襲われながらも前を向く姿に勇気づけられました。彼らの境遇が凄まじいものだったから余計にそう感じさせられたのだと思いました。

Posted byブクログ

2024/08/29

途中目を瞑りたくなるくらいのシーンもあったが全体を通して感動的なお話であった。 キナコの周りの人々が本当にステキで自分も人から大切に扱われ扱えるような存在になりたいと思えた。

Posted byブクログ

2024/08/29

2021年本屋大賞ということで期待して読んだが全然はまらなかった。。死ぬ必要ある?って人が死ぬとか、悲惨だろ?感動するだろ?って流れに持っていくのが見え見えな話は受け付けないなと改めて思った。主人公の田舎で出会う人らの見え方が最初と最後でがらっと変わり、それが主人公の心の状態とリ...

2021年本屋大賞ということで期待して読んだが全然はまらなかった。。死ぬ必要ある?って人が死ぬとか、悲惨だろ?感動するだろ?って流れに持っていくのが見え見えな話は受け付けないなと改めて思った。主人公の田舎で出会う人らの見え方が最初と最後でがらっと変わり、それが主人公の心の状態とリンクしているものであって、この先は温かく生きていけると予感させられた点は良かった。 私は届かない声はあげたくない。不幸から引き上げて貰うことなんて期待しない。ただ、大事にすべき人のそれを聞き逃すことはしないようにしたいと思う。

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2024/08/28

本屋大賞だったので読破 いい話ではあった、が子持ちの親としては虐待が重すぎてしんどかった 虐待か教育かの線引きが難しいことは分かるが、度を越している親は即刻逮捕かつ無期懲役以上にすべき 虐待を受けて育った人間が、虐待する親になってしまうのか、またはトラウマで上手く生きられないの...

本屋大賞だったので読破 いい話ではあった、が子持ちの親としては虐待が重すぎてしんどかった 虐待か教育かの線引きが難しいことは分かるが、度を越している親は即刻逮捕かつ無期懲役以上にすべき 虐待を受けて育った人間が、虐待する親になってしまうのか、またはトラウマで上手く生きられないのか、はたまた所謂一般的な幸せを手に取れるのか、小説の後日談もきになる 主人公に対して品城会長も昌子も「仕事を見つけてまっとうに暮らしなさい」と言うのが気になった 仕事をしていないのは悪いことなのか?莫大な慰謝料を貰っておりお金に困らないのであれば愛と暮らしてもよいのでは?と思った。

Posted byブクログ

2024/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〈読むきっかけ〉 本屋大賞候補になった時に気になっていて積読になっていたもの。 〈読了後感想〉 自分が恵まれた家族関係の中にあるからか、感動ができなかった。 読んでいる中で心動かされるフレーズも少なかった。 アンさんがキナコに想いを伝えられなかった理由がトランスジェンダーというわかり方が、唐突で単純なように感じてしまった。 解説が絶賛していて、より共感できなかった。

Posted byブクログ

2024/08/30

“魂の番”という特別な人間関係を軸に、人と人との出会いを通して織り成される一つ一つの物語は、残酷ながらも美しく、涙なしには読むことができなかった。 現代に蔓延る問題を多彩な角度から鮮明に抉り出し、作者が聴いて欲しい心の声を読者に届けようとしているのが、ありありと伝わる。 主人...

“魂の番”という特別な人間関係を軸に、人と人との出会いを通して織り成される一つ一つの物語は、残酷ながらも美しく、涙なしには読むことができなかった。 現代に蔓延る問題を多彩な角度から鮮明に抉り出し、作者が聴いて欲しい心の声を読者に届けようとしているのが、ありありと伝わる。 主人公の過去と現在を引き結ぶ変えようのない事実と、それを原動力として前に進もうとする姿には、深い感動を覚える。 胸糞悪さややりきれない思いを“贖罪“として晴らそうとしていた主人公が、実は助けられている側だったと知った時は、「人は助け合って生きている」ということを実感できた。 「52ヘルツのクジラ」というテーマはこの本全体を貫くのにまさに相応しい。舞台設定や心理描写、ストーリー展開などが鮮やかに浮かび上がるのと同時に物語に一貫性が生まれており、ある種の論理性があるような感覚を覚える。 血や言葉を超えた”魂の番“と呼べる存在と出会えた時、その人達に孤独は無く、もう敵はいないのではないのだろうか。そこまで思わせてくれた本書と町田さんには、僕の心の底からの「ありがとう」という言葉を聴いて欲しい。 これこそが真の文学作品。本当に魂が震える本だった。この本に出会えてよかった。

Posted byブクログ

2024/08/26

胸が痛い、幸せになってほしいと思いながら読み進める。限界状態になると正常な思考はできないし、SOSも出せない。わたしも52ヘルツのくざらたちの声が聞けるようになりたい、でも聞けたところで助けられるのだろうか…

Posted byブクログ