それでも旅に出るカフェ の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2023/05/31

コロナ禍において「それでも」旅をするカフェで有り続けるということ。美味しい料理と謎解きでホッと一息、と思って読むと、思わぬ毒が。前作読み返したくなりました。

2023/05/31

こちらも続編が出るとは思わず、発売されたことを知り慌てて購入。

コロナ禍に置かれ、営業に苦しむ日々ではあるけれど、円のポジティブな姿勢が読んでいて気持ちが良い。また、様々な世界のお菓子が出てきてどれもとても美味しそうでした。

結末はザラリとしたものがあったけど、続編があるのかな？

2023/05/31

前作に続き異国のおいしいが体験できる
「カフェ・ルーズ」。しかしこんな所にも
コロナ禍が・・・仕方ないけど最近は色んな
作品にコロナがすごく蔓延している・・・

作品自体は前作同様、えっ！どんな食べ物？
うわっおいしそう。へぇ～そうなんだ～と
興味がそそられる食べ物や飲み物が
物語の進行と共に紹介されていて、
ちょっと心がざわつく展開もあるけど
美味しく楽しく読ませていただきました。

結構ヘビーな社会問題なんかもさらっと
織り交ぜられていてなかなか考えさせられる
内容も多々ありました。

後半からはちょっと不穏な空気からラストの
モヤっとした終わり方が気になりしたが、
続刊でコロナ過の問題やそういった問題も
解消していくのかな？

2023/05/28

コロナ禍のカフェ・ルーズ
ここ何年かの日常を文章で感じました

瑛子と円は1冊目よりも強くなっている気がしました

旅に行けなくても、心無い人が近くに来ても、世界は広げられる！！
負けないで！応援してます！

これからの暑くなる時期に、酸梅湯飲んでみたい！

2023/05/21

「旅に出るカフェ」シリーズの第二弾。短編集です。カフェ・ルーズのような素敵なカフェが近くにあればいいのになぁと思いながら本の世界に浸らせてもらいました。ただ、その後が気になる話がいくつかあり、スッキリしない感じがしました。

2023/05/21

カフェルーズがコロナ禍で休業してからずいぶん長い時間が経つ。見つけた時にはキッチンカーで料理やドリンクを提供していた。そしていよいよカフェルーズが開店していろんな国の珍しい食べ物などを提供してた。色々な人が色々な思いをやってカフェに来る。最後の偉そうに教えてやるとかいう男には頭に来た。
こんなカフェが近くにあったら是非行ってみたいです。

2023/05/20

「ときどき旅に出るカフェ」の続編。コロナ禍、苦境に立つ、世界の珍しい菓子を食べさせてくれるカフェ・ルーズ。料理の話を織り込みながら、姉妹関係や謙遜、マンスプレイニングなど人間の機微を描いた連作短編集。

前作同様に良かった。偉そうに語るおじさんの客がやって来る「抵抗のクレイナ」から始まるラストの三篇は続き物で、これが抜群にいい。

2023/05/14

2作目から読んでしまった。
でも短編連作なので、特に問題はなし。
コロナ禍のカフェが舞台で、お客さんも在宅ワークをしていたりして時代を反映している。
お客さんの抱える問題と世界各国の美味しそうなお菓子がうまくリンクしていて、なんか解決しそうだなという予感を感じるところで物語が締めくくられる。余韻があっていいなと思った。
後半はちょっと不穏な雰囲気。
また続編があったら読みたい。

2023/05/14

コロナ禍のカフェルーズ。リアルでも飲食業の苦境は報道されていたけれど、実際こんな感じだったのかなぁ、と思う。色んな人が訪れるし、小さなカフェでもしっかり事件は起きるので円さんの苦労を思うと「無理しないで」と声をかけたくなってしまう。出てくるお料理は相変わらず美味しそうだし、食べてみたいし、こんなお店が近くにあったらな、と思う。最後はかなりヘビーな感じで終わったので、何とか次作が明るいものであるように、と願いつつ気長に待とうと思います。

2023/05/12

目次（Menu）を見るだけで心が満たされる感じです。読み終えて、こんな話になるとは思ってもみませんでした・・・