星くずの殺人 の商品レビュー
宇宙空間のホテルが連続殺人現場というのがユニーク。宇宙での様子がよく調べられていて描かれている。殺人方法というのがねえ、ちょっと難しかったな。なんか、すっきりとはしない。犯人はよく考えてみれば、この人でなければならなかったなあ。
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スケール、でかっ! 初の民間宇宙宿泊旅行でホテルに到着後、パイロットが首をくくって死亡した状態で発見。 無重力での首吊りは困難なため他殺か。 地球上とは異なる環境の中、その後も通信遮断、殺人未遂が起こるなどの完全クローズドミステリー。 懐かしい化学の結集ともいえる話の展開と、その...
スケール、でかっ! 初の民間宇宙宿泊旅行でホテルに到着後、パイロットが首をくくって死亡した状態で発見。 無重力での首吊りは困難なため他殺か。 地球上とは異なる環境の中、その後も通信遮断、殺人未遂が起こるなどの完全クローズドミステリー。 懐かしい化学の結集ともいえる話の展開と、その壮大さ。 犯人やそのトリック以上に、宇宙旅行に来てやりたいことに驚いた。 268冊目読了。
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良かったです。 全体としてはミステリーよりも娯楽小説、といった感じかと思いましたが、設定を活かした殺人事件、からの犯人の真の意図は伏線の張り方も含めちょっと唸ってしまいました。 ツアー参加者がそれぞれ背負っている過去のエピソードも味があり(もちろん犯人のも)、文章が簡潔で読みや...
良かったです。 全体としてはミステリーよりも娯楽小説、といった感じかと思いましたが、設定を活かした殺人事件、からの犯人の真の意図は伏線の張り方も含めちょっと唸ってしまいました。 ツアー参加者がそれぞれ背負っている過去のエピソードも味があり(もちろん犯人のも)、文章が簡潔で読みやすいのが逆に物足りなく感じるくらいでした。 そしてあの最後の1行でズッコケました。それで締めるか(笑)。 まだこちらが二作目という事で、若干気になった所もありましたが新作も楽しみです。
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宇宙ホテル「星くず」での殺人事件。無重力での首吊り殺人はなぜどうやって起こったのか。そして次々に起こる不穏な事件。 完璧な密室殺人かも笑 読みやすかったし、意外に政木の性格嫌いじゃない。周の京都弁の雰囲気も好き。 いつかこんな宇宙ツアー行けるようになるのかな。
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ほんタメで知って面白そう!と思った本。 舞台は宇宙!宇宙旅行で殺人が起こるというお話。 自殺なのか他殺なのか。 せっかく宇宙に到着したのに、機内に人が死んで地球に帰るべきか…! 前から読みたいと思っていた本です。 でも残念ながらお話になかなか入り込めませんでした(泣) 登場人...
ほんタメで知って面白そう!と思った本。 舞台は宇宙!宇宙旅行で殺人が起こるというお話。 自殺なのか他殺なのか。 せっかく宇宙に到着したのに、機内に人が死んで地球に帰るべきか…! 前から読みたいと思っていた本です。 でも残念ながらお話になかなか入り込めませんでした(泣) 登場人物たちのキャラクターに対してあまり共感できなかったのとあまり引き込まれていくような奥行きのあるキャラがいないからかな。みんな標準語で喋ると思ってたら方言で喋る人が2人いたからしんどかったのかも。この人たちが方言で喋るという必要はあるのかな??とか余計なこと考えたりしてしまった。どうでもいいことに引っ張られる(笑) ようやく後半で澤田さんというキャラは奥行きがあるな〜って思えたけど、主人公にずっとあまり興味持てなかった。 理科の勉強になりました。 文章の一文が基本的に短くて、スッキリしているので読みやすかったです。 著者の名前かっこいいな〜 この本はハマらなかったけど、 別の本が出たらまた読んでみたいなと思いました。
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宇宙旅行での連続殺人事件。主人公は副機長兼添乗員,土師ハセ。機長は無重力下の首吊死,地球との連絡は途絶え,ホテルスタッフは脱出ポッドで逃亡。異色の動機。地球平面説の政木が際立つ。
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これも特殊ミステリだな〜。 初の民間宇宙旅行に参加した6人は 宇宙ホテル《星くず》に無事到着する。 しかし、彼らを引率する添乗員の土師は たったいま任務を終えたばかりの 操縦士・伊東が死んでいるのを発見してしまう。 それも重力のない場所で首を吊って…。 なんてったって、宇宙です...
これも特殊ミステリだな〜。 初の民間宇宙旅行に参加した6人は 宇宙ホテル《星くず》に無事到着する。 しかし、彼らを引率する添乗員の土師は たったいま任務を終えたばかりの 操縦士・伊東が死んでいるのを発見してしまう。 それも重力のない場所で首を吊って…。 なんてったって、宇宙ですから。 犯人はツアー客かホテルの人間か? そもそも抽選で当たったはずの参加者に パイロットを殺すどんな動機が? そこで土師は少しずつ 彼らの人となりを探っていくわけですが 大金注ぎ込んで来るような人々なんで なかなかクセがある。 みんな何か隠してるっぽいところが クローズドサークルもののツボ。 ただ一人、無料招待者の女子高生が バリバリの京都弁で鋭いツッコミ入れるのが 最初はイラッとするけど だんだん土師と協力関係ができてくると 心強くも思えてきてしまうのよね〜。
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事件が起こってから犯人が分かるまではすごく面白くてスラスラ読めた。 犯人の動機が身近なものではないし、殺人トリックは化学的で、犯人とトリックが分かった時の爽快感はそんなに無かった。
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21世紀後半、「格安(三千万円だけど)」宇宙旅行ツアー! SFじゃなくなるのも時間の問題ですね。そんなツアーで起こった連続殺人。科学技術がどこまで発展しようとも、いろいろな社会の矛盾や紛争、人間関係など、あらゆる問題が大して良くなってはいかないのかなぁ、という気持ちが拭えない読後...
21世紀後半、「格安(三千万円だけど)」宇宙旅行ツアー! SFじゃなくなるのも時間の問題ですね。そんなツアーで起こった連続殺人。科学技術がどこまで発展しようとも、いろいろな社会の矛盾や紛争、人間関係など、あらゆる問題が大して良くなってはいかないのかなぁ、という気持ちが拭えない読後感でした。
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成立しない無重力空間での首吊りに、真相に近づくまでのブラフ、序盤からある電子機器の不具合。上手く組み合わさっているなと思う。 無重力、低重力空間のの物理について少しかじれたかなと思う。水の滴りがなく、張り付いてしまうことや、宇宙空間は苺のような匂いがすること、二酸化炭素と酸素、...
成立しない無重力空間での首吊りに、真相に近づくまでのブラフ、序盤からある電子機器の不具合。上手く組み合わさっているなと思う。 無重力、低重力空間のの物理について少しかじれたかなと思う。水の滴りがなく、張り付いてしまうことや、宇宙空間は苺のような匂いがすること、二酸化炭素と酸素、減圧などなど、、、 山口の思想、だいぶ突飛でだいぶ腑に落ちない。言ってしまえばムカついた笑笑
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