星くずの殺人 の商品レビュー
民間宇宙旅行のモニターツアーで宇宙ホテルに着いたとたんに見つかった死体。添乗員の土師は会社の指示でツアーの続行を決めるが、通信は途絶え、ホテルスタッフが逃げ出して、さらなる殺人も… 宇宙ホテルという究極のクローズドサークルを舞台にした殺人事件で、宇宙ならではの殺害方法や犯人の野望...
民間宇宙旅行のモニターツアーで宇宙ホテルに着いたとたんに見つかった死体。添乗員の土師は会社の指示でツアーの続行を決めるが、通信は途絶え、ホテルスタッフが逃げ出して、さらなる殺人も… 宇宙ホテルという究極のクローズドサークルを舞台にした殺人事件で、宇宙ならではの殺害方法や犯人の野望がなかなか斬新だった。 事件に関係ないけどラストの一言がいい味を出している。
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設定が面白そうで手に取った。 作品全体の雰囲気は面白かったものの、少し残念だった点が3つ。 まず、登場人物の性格や背景が特殊でなかなか感情移入はできなかった。ただ、宇宙旅行に行けるようなBIGな人たちはそういうものなんだと考えれば、納得はできる。周ちゃんは可愛いかった。 次に、ホテルの作りが少し分かりづらかった。外観のイメージはできるものの、大まかな間取りが分からず、今どこで何が起こっているのか把握しづらかった。間取り図が欲しかった・・・。 最後に、殺人のトリック少々難しかった。これは自分に物理や化学の知識が欠如しているからかもしれない。
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表紙の女の子が可愛かったのでジャケ買いした。 宇宙空間で起こる殺人事件。 テーマはすごくキャッチーで面白く、文体もライトでものすごく読みやすいが、展開全体というかオチがちょっと弱いように感じた。 主人公の土師が淡々とした人だし、周も他の登場人物もバックボーンが特殊な人間が多い...
表紙の女の子が可愛かったのでジャケ買いした。 宇宙空間で起こる殺人事件。 テーマはすごくキャッチーで面白く、文体もライトでものすごく読みやすいが、展開全体というかオチがちょっと弱いように感じた。 主人公の土師が淡々とした人だし、周も他の登場人物もバックボーンが特殊な人間が多いこともあって、あまり感情移入できずに読み終えてしまった。 宇宙ホテルがどういう構造になってるのかが少々分かりづらかったので、ミステリー小説っぽくはじめに挿絵を入れるなどしてほしかったと思う。
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D r stooneかハイスクール・オブ・ザ・デッドか、或いはポルポトか。 宇宙に行ってみたい。 怖くて、そんなこと思ったこともないけど、読んでいるうちに憧れる。 感動する部分もあり、全体的に面白かった!! 1番好きな場面は、どんでん返しでも何でもない最後の1行(*≧∀≦*...
D r stooneかハイスクール・オブ・ザ・デッドか、或いはポルポトか。 宇宙に行ってみたい。 怖くて、そんなこと思ったこともないけど、読んでいるうちに憧れる。 感動する部分もあり、全体的に面白かった!! 1番好きな場面は、どんでん返しでも何でもない最後の1行(*≧∀≦*)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宇宙を舞台にしたクローズドサークルという超壮大なテーマに惹かれて読んでみた。 ミステリー的には結構理系チックで面白かった。 また、電磁パルス攻撃を地球全土に行うというこれまた超壮大な計画を犯人はしようとしていて、そこも含めてとても大きなスケールの話だった。
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桃野雑派と言う作家名が気になっており、デビュー作の「老虎残夢」を読みたいと本屋に行くとなくて、「星くずの殺人」があり、面白そうな設定に購入。 設定はやはり面白く文章も読みやすかった。他にも読みたいと思いました。「老虎残夢」は、やはり読みたいが、「蝋燭は燃えているか」も続編っぽい...
桃野雑派と言う作家名が気になっており、デビュー作の「老虎残夢」を読みたいと本屋に行くとなくて、「星くずの殺人」があり、面白そうな設定に購入。 設定はやはり面白く文章も読みやすかった。他にも読みたいと思いました。「老虎残夢」は、やはり読みたいが、「蝋燭は燃えているか」も続編っぽいので、気になります。
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宇宙に漂うクローズドサークル化した宇宙ホテルを舞台に様々な事件が巻き起こりまして、引き込まれました。 読みやすい文章かつ非常に面白かったので、ぜひ続編も読みたいですね。
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前作【老虎残夢】から設定を大きく変わり、宇宙が舞台のミステリー小説です!まずそのチャレンジ精神に拍手です! 作品も宇宙が舞台のSF小説は多くあるが、ミステリー小説ではあまり無いので楽しみでした! 内容もSF苦手な方でも楽しめますし、キャラクターも魅力的でオススメです! 作者...
前作【老虎残夢】から設定を大きく変わり、宇宙が舞台のミステリー小説です!まずそのチャレンジ精神に拍手です! 作品も宇宙が舞台のSF小説は多くあるが、ミステリー小説ではあまり無いので楽しみでした! 内容もSF苦手な方でも楽しめますし、キャラクターも魅力的でオススメです! 作者桃野雑派の次回作にも期待です!!
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日本初の格安宇宙旅行でパイロットが死亡した。無重力で首を吊って。 宇宙という本当クローズドサークルで、犯人はどうして凶行に及んだのか? 凶器の持ち込みや厳しい監視体制の下、どのようにして犯行を行ったのか? 特殊な環境の中で無事に地球に帰還するために奮闘する主人公と、それぞれの目的...
日本初の格安宇宙旅行でパイロットが死亡した。無重力で首を吊って。 宇宙という本当クローズドサークルで、犯人はどうして凶行に及んだのか? 凶器の持ち込みや厳しい監視体制の下、どのようにして犯行を行ったのか? 特殊な環境の中で無事に地球に帰還するために奮闘する主人公と、それぞれの目的を抱えたツアー参加者。 初めは登場人物の名前が分からなくなっていましたが、トラブルを乗り越えるために協力し合ううちそれぞれの個性が出てきて、加速的に面白くなりました。 主人公をサポートする周ちゃんについては賛否両論ありそうだけど、毒のある京都弁に段々ハマっていきました。 犯人の主張も分からなくはないのだけれど、でもやっと前を向いた人たちを犠牲にして得られた大義は、犯人が憎んでいた歪んだ正義と大差ないのではないのかな、と苦しく感じます。 犯人のほろ苦い動機を、宇宙の美しさと『地球は丸かった』ことが中和して、満足度の高い一冊になった気がします。
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宇宙もの大好きです。しかもミステリー、好きすぎる。無重力空間での出来事、そのルールを頭において考えながら読むのがとても心地良い。私は楽しく読めました。
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