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安倍晋三 回顧録 の商品レビュー

4.3

93件のお客様レビュー

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ただただ、涙・・・。

2023年7月読了。 出版されて直ぐに買ったのに、どうしても手が伸びなかった一冊。 先日、「元番記者」を自称する元NHK解説委員の方の『秘録…』とやらを読み、「それでは本人自身のお話を伺いましょう」と決意し、本を開いた。 読み始めて直ぐに、あの懐かしい舌っ足らず...

2023年7月読了。 出版されて直ぐに買ったのに、どうしても手が伸びなかった一冊。 先日、「元番記者」を自称する元NHK解説委員の方の『秘録…』とやらを読み、「それでは本人自身のお話を伺いましょう」と決意し、本を開いた。 読み始めて直ぐに、あの懐かしい舌っ足らずで、幾分セカセカと話す口調の、故人の声が聞こえてきて、一気に読了した。 まるで安倍さんが目の前で喋っているのを聞いているようだった。 「回顧録」として読むには幾分生々しい話題が多く、「もう済んだ事」として受け止められない部分は有るが、もう二度と話を聞く事の出来ない人の語りだと考えれば、より多くの善男善女に読んでほしい一冊だと、強く感じた。 先に上げた「元番記者」の著書によれば、当時、故人があれだけ強く否定していた「三回目の登板」も視野に有ったとのこと。 かえすがえすも、この国にとって「多大な損失」だと痛感すると同時に、今なお「神格化を許すな」「明かされていない闇は多い」等と、故人に石を投げる事を止めない「人として許しがたい」偏った人々に対して、心から憤怒の念を禁じ得ない。「死んだ孔明にいつまでも振り回されて、遠吠えを続けていれば良い」と、心から思う。 この本を「今年の一冊」に選ぶことは出来ないが、故人を偲ぶために、死ぬまで手元に置いておく本が出来たと感じた。 安倍さん、あなたの事は忘れないよ!!!

左衛門佐

2026/04/09

安倍晋三 回顧録 著:安倍晋三 著:橋本五郎 著:尾山宏 出版社:中央公論新社 憲政史上最長の在任記録を打ち立てた、内閣総理大臣、それが安倍晋三氏だ 戦後生まれの初の首相、戦後最年少首相でもある いったん首相の座からおり、総裁からも辞任したにもかかわらず、再び、首相に返り咲いた...

安倍晋三 回顧録 著:安倍晋三 著:橋本五郎 著:尾山宏 出版社:中央公論新社 憲政史上最長の在任記録を打ち立てた、内閣総理大臣、それが安倍晋三氏だ 戦後生まれの初の首相、戦後最年少首相でもある いったん首相の座からおり、総裁からも辞任したにもかかわらず、再び、首相に返り咲いた初の政治家 彼を支えたのは、菅義偉、麻生太郎、甘利明らである だけど、本書からは、そんな傑出な偉業は伝わってこないのはどうしてだろうか 岸伸介、佐藤栄作、安倍晋太郎らの政治ファミリーの出身、神戸製鋼のサラリーマン時代、そして、父の秘書になり、父晋太郎死後は、その後を継いて代議士へ、森、小泉らの保守本流を背景として、一度は首相に上り詰めた貴公子。幹事長、官房長官を歴任したことで、党内の人脈の押え所をつかんだとある。 しかし、参院選挙の敗退や、病気を事由に辞任、紆余曲折があり、再び総裁、そして、首相へ 若さと、人懐っこさ、穏やかな雰囲気で、女性スキャンダルも無くまじめな雰囲気のせいなのか、安倍ちゃんは、国民受けし、党内からも、派手さはないも、適材の配置にて、まじめな苦労人といった感じがする。 淡々と事実というか、事案が並んでいるようで、感動があまりないと感じてしまう 内政、外交のトピックスを並べてみると、実行力のある政権であったことは、いうまでもないだろう。 ■政権・国政選挙 21回参院選をのぞけば、5回の国政選は、参院選では、6割バッター、衆院選では、実に7割を叩き出している。 首相足るもの、選挙の名人であるべし 第1次安倍内閣 20060926 - 20070926 366日 21参議院 20070729 105/242 43.4% 自公 福田康夫 麻生太郎 鳩山由紀夫 菅直人 野田佳彦 総裁選1選 20120926 46衆議院 20121216 325/480 67.7% 自公 第2次安倍内閣 20121226 - 20141224 729日 23参議院 20130721 135/242 60.3% 自公 47衆議院 20141214 325/475 68.4% 自公 第3次安倍内閣 20141224 - 20171101 1044日 総裁選2選 20150908 無投票 24参議院 20160710 146/242 60.3% 自公 48衆議院 20171022 313/465 67.3% 自公 第4次安倍内閣 20171101 - 20200916 1051日 総裁選3選 20180920 平成終焉 20190430 25参議院 20190721 141/245 57.6% 自公 ■内政 コロナ対応 東京五輪招致・延期 緊急事態宣言 アベノミクス 特定秘密保護法制定 靖国参拝 国家安全保障会議 内閣人事局設置 天皇退位問題 森友学園問題 加計問題 ■外交 TPP 集団的自衛権の憲法解釈の変更 イスラム国対応 韓国慰安婦問題、徴用工問題 GSOMIA廃棄 トランプ外交 プーチン外交 北方領土交渉 等 目次 なぜ「安倍晋三 回顧録」なのか ー 「歴史の法廷」への陳述書 第1章 コロナ蔓延―ダイヤモンド・プリンセスから辞任まで 第2章 総理大臣へ!―第1次内閣発足から退陣、再登板まで 第3章 第2次内閣発足―TPP、アベノミクス、靖国参拝 第4章 官邸一強―集団的自衛権行使容認へ、国家安全保障局、内閣人事局発足 第5章 歴史認識―戦後70年談話と安全保障関連法 第6章 海外首脳たちのこと―オバマ、トランプ、メルケル、習近平、プーチン 第7章 戦後外交の総決算―北方領土交渉、天皇退位 第8章 ゆらぐ一強―トランプ大統領誕生、森友・加計問題、小池新党の脅威 第9章 揺れる外交―米朝首脳会談、中国「一帯一路」構想、北方領土交渉 第10章 新元号「令和」へ―トランプ来日、ハメネイ師との会談、韓国、GSOMIA破棄へ 終章 憲政史上最長の長期政権が実現できた理由 謝辞 資料 人名索引 ISBN:9784120056345 判型:4-6 ページ数:480ページ 定価:1800円(本体) 2023年02月10日 初版発行

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2026/04/02

2026/4/2 読了 憲政史上最長の政権を担った安倍晋三元首相の回顧録。 これまで、あまり好きではなかった安倍元首相であるが、第一次、第二次政権で、それぞれどのような思考で、政策に取り組んでいたのかを理解することができ、印象が変わった。特に、経済の活性化に力を入れるために、財...

2026/4/2 読了 憲政史上最長の政権を担った安倍晋三元首相の回顧録。 これまで、あまり好きではなかった安倍元首相であるが、第一次、第二次政権で、それぞれどのような思考で、政策に取り組んでいたのかを理解することができ、印象が変わった。特に、経済の活性化に力を入れるために、財務省が積極的である消費増税を二度にわたり延期した背景を知ることができ、素晴らしいと感じた。また、オバマやトランプ米大統領との関係構築の重要性を理解しつつも、言うべきところはしっかりと要望する姿勢は見習いたい。 イランのハメイニ師との対談の項もあったが、イラン情勢が緊迫化している今、ハメイニ師の強硬な姿勢が、現在の事態につながっているのだなと思った。 聞き手が、遠慮なく切り込んでいくので、答えにくいだろうな、という質問も数多くあったが、真摯に答えている印象。自分語りなので、多少割り引いてみるところはあるが、全体的に良い本であった。

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2026/04/01

厚労省の変化は何なのだろう 厚労省は、統計上の差が 顕著ではない、と結論づけました。 臨床研究では相当の効果があったにも かかわらず、です。(中略) 結局は、動物実験の結果から、妊娠中の女性が飲むと、障害がある赤ち ゃんが生まれる恐れがあるので、広く使用することにたじろいでしま...

厚労省の変化は何なのだろう 厚労省は、統計上の差が 顕著ではない、と結論づけました。 臨床研究では相当の効果があったにも かかわらず、です。(中略) 結局は、動物実験の結果から、妊娠中の女性が飲むと、障害がある赤ち ゃんが生まれる恐れがあるので、広く使用することにたじろいでしまった のです。だったら、そうした人に処方しなければいいだけの話なのですが。(中略) 1980年代の薬害エイズ事件では、非加熱血液製剤を輸入していた製薬会社トップと、使用した医師、さらに、エイズウイルス(HIV)に汚染 されている危険性を知りながら、回収を指示しなかった厚生省の官僚が罪に問われました。(本書より引用) この引用を読むと、厚生労働省が薬の安全性評価に慎重であろうとしていたことが分かる。薬の承認に前向きだったのはむしろ安倍氏だった。  しかし、2年後の現在から眺めてみると違和感がある。厚労省はその後、ワクチンの導入を積極的に進めた。安全性が疑問視される事例が海外で先行して明るみになっていたにもかかわらず。  厚労省のこの姿勢の変化は、何なのだろう。

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2026/02/18

憲政史上最長となり、非業の死を遂げた安倍晋三氏の回顧録であり、内容がかなり充実していた。 またインタビュー者の質問も鋭く、当時の問題について忖度なく切り込んだ良い本だと思う。

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2025/11/26

高市さんが総理になったタイミングで、安倍さんが在任時にどのような政策や国交をされてたのか気になって読んでみたいと思い、手に取った本。こういうインタビュー本って聞き手は同調するのが普通かと思ってたけど、この本では聞き手が安倍さんにちょっと喧嘩腰みたいに質問を投げかけてるところもあっ...

高市さんが総理になったタイミングで、安倍さんが在任時にどのような政策や国交をされてたのか気になって読んでみたいと思い、手に取った本。こういうインタビュー本って聞き手は同調するのが普通かと思ってたけど、この本では聞き手が安倍さんにちょっと喧嘩腰みたいに質問を投げかけてるところもあって、読んでてヒヤヒヤするほどだった。でも、安倍さんの人柄からすると冷静に答えてたんだろうなあ、と想像。各国首相の印象と外交時のエピソード(特にトランプさん)を語ってるところが面白かった。最後の野田さんの追悼演説には涙があふれた。

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2025/11/13

安倍さんからみた諸外国の政治家についての印象や評価、政策や政治活動の思いが述べられていてとても興味深かった。安倍さんの政治家としての姿勢や政策に対しての賛否という単純な区別ではなく批評するうえでとても役に立った。こうした回顧録は総理大臣経験者は特に発刊してほしいと思う。

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2025/10/31

安倍晋三元首相の言葉や話し方の巧みさに改めて感銘を受けた。オバマ氏やトランプ氏といった各国首脳に対して、必要な主張ははっきりと伝えつつも、相手を逆撫でしない絶妙なバランスでコミュニケーションを取る姿勢には、まさに「外交の安倍」と呼ばれる所以を感じた。 また、各国の首脳の個性や特徴...

安倍晋三元首相の言葉や話し方の巧みさに改めて感銘を受けた。オバマ氏やトランプ氏といった各国首脳に対して、必要な主張ははっきりと伝えつつも、相手を逆撫でしない絶妙なバランスでコミュニケーションを取る姿勢には、まさに「外交の安倍」と呼ばれる所以を感じた。 また、各国の首脳の個性や特徴が具体的に描かれており、外交の舞台裏を垣間見るような興味深さがあった。さらに、あの安倍元首相ですら大切なスピーチの前には何度も練習を重ねていたというエピソードを知り、強い親近感を覚えた。 もともと政治に深い関心があったわけではないが、この本を通して政治や外交への興味が大いに高まった。特に日本の外交体制については、今後もニュースを注意深く追っていこうと思う。 ちょうど先日、トランプ大統領が天皇陛下と会談を行った際、スーツのボタンをしっかり留めていた姿が印象的だった。これは、かつて安倍元首相が「陛下の前ではボタンを閉めるように」と説明していたからだと知り、トランプ氏が安倍元首相を深く敬意をもっていたことを改めて感じた。

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2025/10/06

『安倍晋三回顧録』は“是々非々で評価するための素材”を与えてくれる一冊です。支持・不支持の感情をいったん脇に置き、政策ごとの狙いと帰結、そしてその際に生じたコストをていねいに見ていく――その視点で整理すると、次のように読めました。 まず、第一次政権期に動いた教育基本法改正、防衛...

『安倍晋三回顧録』は“是々非々で評価するための素材”を与えてくれる一冊です。支持・不支持の感情をいったん脇に置き、政策ごとの狙いと帰結、そしてその際に生じたコストをていねいに見ていく――その視点で整理すると、次のように読めました。 まず、第一次政権期に動いた教育基本法改正、防衛庁の省昇格、国民投票法、集団的自衛権の法整備は、保守色の強いアジェンダであり、批判を招きやすい領域です。一方で、日米同盟の再定義や安全保障の現実対応として一定の妥当性を主張できる領域でもあり、賛否は“価値観”に大きく依存します。回顧録はこの価値判断の根拠(歴史観・危機認識)を提示しており、賛成であれ反対であれ、論点を可視化した点は評価できます。 第二次政権期の中心は経済政策、いわゆるアベノミクスです。金融緩和と円安が輸出企業へ有利に働いたのは事実として、同時に観光・インバウンドや地方のサービス業に波及効果があったという自己評価も示されます。ここは中道として、功罪を切り分けたい。資産価格や企業収益は押し上げられた半面、実質賃金の伸び悩みや物価・為替の副作用が家計に与えた影響、財政の持続性という宿題も残った。回顧録の自己弁護的なトーンは織り込みつつ、政策が“誰をどれだけ助け、誰にどれだけ負担を強いたか”という配分の視点を読者側で補う必要があります。 財務省との緊張関係や消費増税の先送りについても、短期の景気下支えという合理性と、中長期の信認・財政規律のバランスという課題が対になっていました。森友学園問題に関する叙述は、政権側の見取り図を知る材料にはなりますが、出来事の全体像を理解するには他資料との照合が不可欠です。ここを“官僚組織の陰謀”と単純化すると、かえって説得力を損ないます。中道としては、行政手続きの透明性、説明責任、メディア報道の検証可能性という制度面の教訓に引き寄せて評価したいところです。 総じて、左派が安倍政治を嫌った理由は安全保障観の違い、統治スタイル(トップダウンと官邸主導)、メディアとの距離、説明責任の姿勢――複数の要因が積み重なって不信が形成された、と見るのが妥当でしょう。同時に、支持側が評価したのは、意思決定の速さ、外交・安保の一貫性、景気対策の“方向性”でした。つまり、評価は“方向性と手続き”の二軸で正反対になりうる、ということです。 回顧録は当然ながら自己史観に寄ります。しかし、筆者の動機や判断の内部論理を直接たどれる一次資料でもある。中道の読み方は、①政策の目的・手段・結果を分けて検討する、②便益と負担の配分に目を向ける、③説明責任と統治手続きの適否を独立変数として評価する、の三点に尽きます。賛否の“感情”ではなく、“基準”で読む――そのとき本書は、現代日本の統治を考えるための実務的な素材として、十分に価値を持つと感じました。

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2025/09/09

土管から飛び出てきたスーパマリオ。よく見ると安倍晋三首相ではないか。この愛すべき我が国のリーダーが暗殺されてはや3年が過ぎた。中曽根康弘氏は「政治家の人生は歴史によって裁かれる」と言った。ユーモア溢れ信念を曲げず常に国家を憂いた安倍首相の国会答弁が蘇ってくる。本書によってますます...

土管から飛び出てきたスーパマリオ。よく見ると安倍晋三首相ではないか。この愛すべき我が国のリーダーが暗殺されてはや3年が過ぎた。中曽根康弘氏は「政治家の人生は歴史によって裁かれる」と言った。ユーモア溢れ信念を曲げず常に国家を憂いた安倍首相の国会答弁が蘇ってくる。本書によってますます愛すべき稀有で偉大な首相であったことが思い出される。

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