ものがわかるということ の商品レビュー
# わかる・わからないの狭間で、人間に戻る ## 面白かったところ * 「人間」はという漢字は人と人の間に世間がある。というような明文化されていない哲学チックな話が散りばめられていて面白かった * 「わかる」と「わからない」の世界を紐解き、自然と人口、人と物のような対比で考え...
# わかる・わからないの狭間で、人間に戻る ## 面白かったところ * 「人間」はという漢字は人と人の間に世間がある。というような明文化されていない哲学チックな話が散りばめられていて面白かった * 「わかる」と「わからない」の世界を紐解き、自然と人口、人と物のような対比で考え方を組み替える展開はよかった ## 微妙だったところ * 環境破壊の話など、無理やり付け加えた感がある話があり残念だった ## 感想 人間が記号になり、眼の前に人間がいるのに記号が求められるワークフローが多くなった。 機会の判断のほうが正確になっていっていることは、自分たち人間の感性・感覚が衰えていることを補う手段としては良い技術である。 だからといって、我々の感性・感覚を鈍らせていいわけではないと強く警鐘を鳴らしている養老先生である。 自然本来の不確実さは、わからないことがおおい。都会に住んで言えると予定調和過ぎて自分自身が動物であり、自然の一部であることを忘れてしまう。 だからこそ田舎に行け。と先生は言っている。わからないことが前提の中でわかることをやる。探す。 考えれば考えるほど哲学や宗教っぽさがにじみ出てしまうが、敢えて先生は宗教の話には突っ込まないようにしていた。 本にすら書きたくないことがあるのだろうか。人生という大きなテーマを考えるには良い一冊だった。
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【個性とは身体である】 部分的に、なるほどと感じたり、目からウロコが落ちる箇所はあったが、本全体を通して「ものがわかるということ」についてわかったかと言われると、さてよく分からなかったなぁ…。そしたらあとがきの冒頭に「わかる」ということがわかっていただけたでしょうか。そんなわけな...
【個性とは身体である】 部分的に、なるほどと感じたり、目からウロコが落ちる箇所はあったが、本全体を通して「ものがわかるということ」についてわかったかと言われると、さてよく分からなかったなぁ…。そしたらあとがきの冒頭に「わかる」ということがわかっていただけたでしょうか。そんなわけないですよね。と書いてあって、その通り!と笑ってしまいました。 目からウロコ 一例を挙げると、個性とは身体である、という一節。個性とは心ではなく身体なのだと。言われてみればそうかも?
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結局、ものをわかろうとするには、「努力・忍耐・根性」が必要で、しかもそれは一度わかればお終いではなく、常にメンテナンスが必要である。つまり、「「完全にわかった」はありえないということ」ということはわかった。 それにしても、知識の幅が広くて頭のよい人なんだなぁということをひしひし...
結局、ものをわかろうとするには、「努力・忍耐・根性」が必要で、しかもそれは一度わかればお終いではなく、常にメンテナンスが必要である。つまり、「「完全にわかった」はありえないということ」ということはわかった。 それにしても、知識の幅が広くて頭のよい人なんだなぁということをひしひしと感じました。
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人間自体が自然のものなのに都会のように人工物に囲まれて生活しているとおかしくなってくるのは当然だという。なるほど。そういえば自分も東京で生活していた時、肉体も精神も疲れてくると井の頭公園内の動物園によく行ったものだ。どこかで窮屈なものを感じていたのかもしれない。 読後に少し肩の力...
人間自体が自然のものなのに都会のように人工物に囲まれて生活しているとおかしくなってくるのは当然だという。なるほど。そういえば自分も東京で生活していた時、肉体も精神も疲れてくると井の頭公園内の動物園によく行ったものだ。どこかで窮屈なものを感じていたのかもしれない。 読後に少し肩の力が抜けた気がする。
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いつもモヤモヤしていた事が、少しスッキリしてきたような感じ。 普段自分が考えていたことが、実はどうでもよかった事なんだと気がついた。 今の子どもが置かれている状況もよくないんだろう。 特に良かったのは、 学ぶとは自分の見方が変わること 西洋と日本で違う自己の考え方 認められたい時...
いつもモヤモヤしていた事が、少しスッキリしてきたような感じ。 普段自分が考えていたことが、実はどうでもよかった事なんだと気がついた。 今の子どもが置かれている状況もよくないんだろう。 特に良かったのは、 学ぶとは自分の見方が変わること 西洋と日本で違う自己の考え方 認められたい時に個性にこだわる 通じないという前提から始める とても良い内容だった。 何回か読めばもっとわかる事が多いだろう。
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改めてこの年になっても何にもわかってない という事を考えさせられる良書、さすが養老先生 ・脳化社会 ・身体の大切さ
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難しい 養老孟司さんの表現する概念とか価値観とかが自分の中にないもので、新鮮とも言える 好きな本、受け入れやすい本を読むのもいいけど、 合わない本、理解が難しい本を手に取るのもアリ 考え方が新鮮で、その中に発見や気付きがある とは言え、内容の理解がうまくいかないので、 その...
難しい 養老孟司さんの表現する概念とか価値観とかが自分の中にないもので、新鮮とも言える 好きな本、受け入れやすい本を読むのもいいけど、 合わない本、理解が難しい本を手に取るのもアリ 考え方が新鮮で、その中に発見や気付きがある とは言え、内容の理解がうまくいかないので、 そのうち気が向いたらまた読んでみる かもしれないし、もう、読まないかもしれない
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養老孟司という人が、どのような人なのかが "わかる"一冊。読んでも読んでも分からないのですが、何となく、言わんとしていることが分かる気がする、というと程度ですが。笑 理性を外したところに、"分かる"がある。 ああすればこうなる、という、...
養老孟司という人が、どのような人なのかが "わかる"一冊。読んでも読んでも分からないのですが、何となく、言わんとしていることが分かる気がする、というと程度ですが。笑 理性を外したところに、"分かる"がある。 ああすればこうなる、という、理性的な方程式の外にあるものと過ごし、観察していくうちに、共鳴していく。 現代に生きる私たちは、つい、数字で片付けて、生身の現実を見るのを忘れてしまうけれど、それを思い出させてくれるのは、子どもと自然。 ふぅー。と、ひと息つきたい時に、読むと良い本です。数字で凝り固まり、疲れた私の心が、そこから解き放たれて、改めてモノの見方を考え直すことを、助けてくれます。 数字の情報は変わらないけど、人は絶えず変わり続ける、という言葉は、人生の燈にもなります。 違って、変わって、当たり前だということを肝に銘じていれば、目の前にある物にしっかり目が向くのでしょう。
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すごく面白かった。野山を駆け回った田舎育ちだからか共鳴できることが多く、うるうるとした。途中、腑に落ちず?マークが浮かぶところもいくつかあり、また少し経ってから読み直すことが楽しみ。
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・人間は「同じ」ということがわかる。 ・人間は変わり続けている。しかし、情報は同じまま ・知るというのは変わるということ。部分的な自分が死んで、新しく生まれ変わるということ。 ・記号化してその他のものをみなくなっている社会。 ・私たちは全員世の中に遅刻している。 ・日本...
・人間は「同じ」ということがわかる。 ・人間は変わり続けている。しかし、情報は同じまま ・知るというのは変わるということ。部分的な自分が死んで、新しく生まれ変わるということ。 ・記号化してその他のものをみなくなっている社会。 ・私たちは全員世の中に遅刻している。 ・日本語で人は人間。人と人との間。つまり、世間がセットになっている。 これは日本だけ。 だからこそ暗黙のルールが多い。 ・自分も人も変化している。 ・対人の世界と対物の世界 ・統計や情報で本人不在の社会。 ・情報は変わらないが、人は変わる。 ・脳とAIの違いは、体があるかないか。 ・大人は、子供が好きなことをしている時に、それが何のためかという無意味な質問を繰り返す生き物。 ・動物はほとんど絶対音感。 感覚よりも意識が優位になった。 ・答えが見えないことをいうと無責任になる。でも、あらかじめ答えがわかっていることなんて、ちっとも面白くない。
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