言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼 の商品レビュー
分かりやすくて、勉強!って感じがなくて読み進められたのがよかった。へーって言う学びがたくさんあった。
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読みやすく、面白かった。 普段、意識せず使っている言語。なんとなく使い分けてるフレーズにも、使い分ける根拠がある。 また、「を」のニュアンスは考えさせられるものがある。
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母語話者なのに?母語話者たがら?日本語が当たり前過ぎて、知らないことが多過ぎて、ほーっ、へーっってなった。ゆる言語学ラジオを文字で聴いているみたいだった、無駄な脱線が多いのも臨場感があって面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■読んだ動機 ゆる言語学ラジオのYouTubeが面白くて手に取った ■感想 自分が無意識に使っている言葉に、そんな使い分けがあったのか、そしてそれを無意識にできているのかという驚きで面白いトピックがたくさんあった。 ■以下よかった文章 ## 尾びれ と 尾ひれ 話につくのは「尾ひれ」-> 話に付くのは「尾」と「ひれ」 魚についてるのは「尾びれ」→魚につくのは尾のひれである。つまり連濁になって尾ビレ 日傘(ひがさ)と読むが、山と川のことは山川と言う。 つまり並列関係の場合は連濁しない。 就職関係の場合は連濁する。 カエルは毒ガエル→濁音がつく トカゲは毒トカゲ→濁音がつかない ## ライマンの法則 すでに濁音がある場合は、言葉は連濁しない法則 ## 日本は動詞を生物/無生物で変更する There is an apple on the table. りんごが机の上にある There is a cat on the table. 猫が机の上にいる ## スイカのこと好きなんだよね 無生物の場合は「スイカ好きなんだよね」のように「のこと」を書かない 生物の場合は「堀本さんのことよく知ってるんだ」と「のこと」を使う ## アニマシー ある名刺に対して「生きてる感じがする」「意志を持ってる感じがする」と思える性質のことをアニマシーと言う ヘリコプターが飛び立ちそうな時は「ヘリコプターまだいる?」と「いる」を使ったりする。 それは動き出しそうというアニマシーを感じているから。 ## 音に意味はあるのか?はソクラテスが考えていた タケテ・テルマ実験 ブーバ・キキ実験 で音象徴ありそうってわかってきた。 ソシュールは、音象徴を否定していて、恣意性を考えていた ## 濁音減価 元の単語が濁音になるとマイナスイメージになる ## えーっととあのーの違い 「えーっと」は心の中での作業が詰まっている様子を」表している 「あのー」は何て伝えようか悩んでいる様子。なので少し丁寧さが出る。 ## あかさたなの順番 調音点が喉の奥(軟口蓋)から手前に来ている(やらわは例外) ## 調音点 子音はkstnmなど、口の中で空気の流れを阻害して出てくる音。この空気を阻害する点を調音点という ## オノマトペ 子どもにとって動詞の学習は難しい。 動詞は抽象化されたもの。 だが、オノマトペだと、バタバタするとかでも理解できる。 英語は動詞を拡張していく→ シクシク泣くを表す動詞があるwhimper 日本は、動詞を副詞を使って拡張する→シクシク泣く。 ## 「を」と「に」の違い 格助詞。 断崖絶壁「」登った →の場合は、「を」が入りそう → つまり苦労して登る場合は「を」が入る。それは道中が含まれるから。 高尾山「に」登ったの場合、高尾山という目的地の場所がメイン 壁にペンキを塗った → ペンキは少なそう 壁をペンキで塗った → 大量のペンキが塗られていそう 「を」の方がその名刺にある程度影響を与えていたり、強く働きかけている ライマンの法則 すでに濁音がある言葉は連濁しない スティグラーの法則 科学的に発見には第一発見者の名前がつくことはない アニマシー ある名刺に対して「生きてる感じがする」「意志を持ってる感じがする」と思える性質のことをアニマシーと言う 濁音減価 元の単語が濁音になるとマイナスイメージになる あかさたなの順番 調音点が喉の奥(軟口蓋)から手前に来ている(やらわは例外) 調音点 子音はkstnmなど、口の中で空気の流れを阻害して出てくる音。この空気を阻害する点を調音点という
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『きょう、ゴリラをうえたよ』が面白くて、同じ著者のこの本も気になったので。 期待通りに面白かったし、相方の視点にも笑わされた。YouTubeもちょっと見てみたい。
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この本はこの本で面白い。 それはそうなんだが!ゆる言語ラジオを最初から全部聞けばほぼカバーしてるので星1つ下げました。 重複が多くて「薄い」印象です。 純粋な描き下ろしは、あのーとえーっとの章くらいかな。あと、あいうえおの所は部会が分かりやすかった。
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雑学的な話だけれど、言語学を全く知らない人でも楽しめるし、言語学を勉強している私も楽しめた。 焦点を当てた内容も意義のあるもので、よかった。
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ゆる言語学ラジオのファンなので、読んでみた。面白かったが、YouTubeじゃなくて紙でする意味は?と言われると微妙かも
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2人のポッドキャストを聴いている。2人の掛け合いがそのまま本になった感じ。文字にすると、こそばゆく感じるところもあるけれど、だんだん慣れてきて面白かったです。 「えーっと」と「を」の章が面白かったです。
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2人の声が聞こえてくるような構成ですね。 テンポよく-聴きながら-読みました。 例えて脱線したり、毒舌だったりと笑ってしまう内容でした。言語素人でも読み易くてありがたい限りです。
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