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秋雨物語 の商品レビュー

3.4

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2023/02/05

貴志祐介さんの秋雨物語を読了。 久しぶりの貴志祐介さん。 短編集でした。 不思議なはなし。 切ないはなし。 不思議なはなし。 色々ありました。 個人的には フーグが一番面白かったかな。 よくああいう話思いつくなと。 ちょっとした馬鹿馬鹿しさも感じた。 スワンソングも。 必...

貴志祐介さんの秋雨物語を読了。 久しぶりの貴志祐介さん。 短編集でした。 不思議なはなし。 切ないはなし。 不思議なはなし。 色々ありました。 個人的には フーグが一番面白かったかな。 よくああいう話思いつくなと。 ちょっとした馬鹿馬鹿しさも感じた。 スワンソングも。 必ずしも美しいものが 素晴らしいとは限らない。 ということだろうか? #貴志祐介 #秋雨物語 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい

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2023/01/28

ダークファンタジー短編集というか、ミステリーより最近の先生はこちらが書きたい気分なのだろうか。私としては先生の書く緊迫感のある長編がそろそろ恋しいのだけれど。

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2023/01/26

それなりに楽しめた。ただ、凸凹感はある。 雨月物語に足らん、秋雨なところが憂鬱なガタウェザーを思わせる題名。 ほんでどうやねん『餓鬼の田』 何が起きるかわかってても怖い話『フーグ』 怖いけど、怖いところをついてこなかった『白鳥の歌』 そんで、どっちやねん『こっくりさん』 の4本。...

それなりに楽しめた。ただ、凸凹感はある。 雨月物語に足らん、秋雨なところが憂鬱なガタウェザーを思わせる題名。 ほんでどうやねん『餓鬼の田』 何が起きるかわかってても怖い話『フーグ』 怖いけど、怖いところをついてこなかった『白鳥の歌』 そんで、どっちやねん『こっくりさん』 の4本。『餓鬼』と『こっくり』さんは怖くもなければ、オチも好みでなくて、どうしようもなかったが、テンポがいいのでそれなりにスルッと読み終わる感じ。ツッコミすぎて、怖くなくなるパターン(主観)。一番ゾワっとしたのが、『フーグ』。こういう系統のホラーが個人的に一番怖壺ではあるうえに、最初にウォーターベットという言葉を見た瞬間、これはヤバイとおもってたら、案の定そこへ、わかってても、すんごい嫌。『白鳥の歌』は蓄音器のラッパ部分から直接歌ってレコーディング、という時点で、溝に真菌が付着→聞いた人全員感染→呪いの歌、って構図かと思ったら、ところがどっこい。なんだかなぁ、そんなに怖くもないラストでちょい拍子抜けではあった。ともかく、怖くもないホラーなのでホラー苦手な人でも読めるのでは?と思わなくもない。結構ハッピー系? P128 「大西令文(おおにしれいぶん)は、地下鉄烏丸線の北大路駅から地上に出た。」 ここで、妙にウケてしまった。 これを呼んでた時に、ちょうど黄砂アラートが出てたので、黄砂にのってやってくる病原菌を想像して、かなりゾワゾワした。

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2023/01/08

1 餓鬼の田 2 フーグ 3 白鳥の歌 4 こっくりさん の短編4編が収録されていた。 2の結末は,はっきり描かれていないが読者が想像できるようになっておりそこがぞっとさせられました。 1~4とも小粒ながらどれも良品の短編でした。

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2023/01/02

バランスが悪い 壮大な前振りの割にオチが弱い 小難しい細かい説明はカットして 5分程度の小話として聞きたい 貴志先生に求めてるのはこれじゃないんだよなぁ~ 感が強かった

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2022/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

背筋を得体のしれない何かにそっと舐められるような、気味が悪くて少し快感な気分になれるホラーが読みたい。本書は題名からしてそういう感じかと思ったが少し違った。 日常に有り得そうな奇妙な話だったり、真相を知って驚愕したりと飽きない話であった。 ただ、ソプラノ歌手の謎を探る話は音響に関する説明が冗長で少し退屈だった。二声を同時に出せる歌手の謎が明かされたときは驚いたが。 訓練を積む必要があるので、滅多にその声を出せる人はいまい。しかし、奇跡の歌声が出せた頃にはもうその人の最期が近いとは切ない。 コックリさんの話は、明らかに事情も境遇も異なる4人が命賭けのゲームとは不公平と感じるも、最後の遼人の言葉を聞くと大いに納得。 むしろコックリさんよく分かってらっしゃるし、訳の分からん奴らに手厳しいのも面白い。 主人公の過去の罪も詳らかになり、厳しい裁きが降りそうなラストに満足。 神頼みはしても良いけど、する前に自分の行いを振り返った方が良いかもしれない。

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2022/12/28

ホラーの短編集といった感じです。何か訳が分からない話だけど、怖いといった感じです。あまりはまりませんでした。

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2022/12/26

フーグと歌手の二篇が中々良かった。全体的にホラーを軸とした短編集なんだけど、やたら細かい知識が登場するのとかは、やっぱり貴志祐介。こっくりさんは若干完成度が引かったかな。

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2022/12/21

何気に秋雨繋がりのホラー4編による絶望の連作集。 ん〜、悪くはない、悪くはなかったんだけど、それでも私が貴志さんに求めるのは、こういうんじゃなくて『黒い家』『天使の囀り』『青い炎』みたいなやつなんだよなぁ〜。。。

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2022/12/15

「悪の教典」や、所収の「白鳥の歌」などに感じるけど、筆者はその作品のテーマであるホラーやサスペンス以外の部分からして(なんならホラーやサスペンスがなかったとしても)つい話に引き込まれてしまうようなストーリー作りにとても長けているなあと思う。その先がどうしても知りたくなってしまうよ...

「悪の教典」や、所収の「白鳥の歌」などに感じるけど、筆者はその作品のテーマであるホラーやサスペンス以外の部分からして(なんならホラーやサスペンスがなかったとしても)つい話に引き込まれてしまうようなストーリー作りにとても長けているなあと思う。その先がどうしても知りたくなってしまうような展開が多いのだ。この短編連作集のいずれもその要素があり、読み始めるとなかなか途中でやめられない。これはどうしようもないことなのだが4編だけではどうしても物足りない。なんならこの感じを10篇くらい読めると満足なんだろうなぁ。。

Posted byブクログ