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秋雨物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/11/29 |
| JAN | 9784041128947 |

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商品レビュー
3.3
65件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
貴志祐介が、雨月物語をリスペクトして書いたという本作『秋雨物語』。 内容的には、姉妹作である梅雨物語の方が、吉備津の釜をオマージュした作品があり、より“雨月感”が強かった印象。 本作は、作中に「秋雨」の気配がちらつく短編を4編収録している。 ・餓鬼の田 貴志氏が富山旅行中に見つけた実在の地名から着想したという一編。 「怖い地名」には、それだけで想像力を刺激されるものがある。草津の殺生河原や、秋田の地獄森のように。 男女の業や因果をテーマにした物語で、4編の中では最も雨月色が濃く、本作のコンセプトを象徴する一作だと感じた。 ・フーグ これはかなりSF寄りのホラー。 あるホラー作家が瞬間転移してしまうという導入から、日本古来の修験道がスーパーナチュラルにどう立ち向かうのか、という構図が面白い。 ただ、ある“アイテム”が出てきた時点でオチが読めてしまったのは少し残念。 ・白鳥の歌 あるレコードにまつわる音楽ホラー。 てっきり「暗い日曜日」系の話かと思いきや、物語は一人の無名の日系オペラ歌手の人生を追う方向へ展開していく。 恐怖の主体がややズレており、「これは探偵役の人にとってのホラーなのでは?」という印象が残った。 ・こっくりさん 個人的に、本作で一番面白かった一編。 感覚としては、キングの「IT」を読んでいる時のようなジュブナイルホラーの手触りに近い。 小学生の頃、「一人を生贄にすることで、残り三人の人生を変えるお告げを得る」という“こっくりさん闇バージョン”(名前はいまひとつ)を行った三人が、20年後、再び忌まわしい儀式のために集まる――という筋立て。 独自ルールが人間の業の深さをうまく表現しており、テンポも良く、するすると読める。 「どうなる? 誰が助かる?」と、純粋に先が気になりながら読めた。 本書の帯には「生きながら地獄におちる」と書かれていたらしいが、 各話の主人公たちを見ていると、すでに現世こそが地獄なのだと思えてくる。 そう考えると、この一文にも妙に納得がいった。
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地味に怖い。 おもしろのか?おもしろくないのか?よくわからないが、読み始めるとつい続きが気になってしまった。 読み終わってもこころにもぞもぞした感じがのこる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「フーグ」 読んでいる分には面白いが、自分がこんな状況になったら一番嫌なやつ。最後まで諦めなかった先生は凄かったけれど、最後がおいたわしや…になってしまった。 「こっくりさん」 好きな展開だった。友達の頭が良すぎて現実味が薄れる(自分的に)けれど、こういう終わり方は好み。
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