1,800円以上の注文で送料無料

経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術 の商品レビュー

3.9

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/07/08

【人物の構造】 ↑浅い、変わりやすい ・1F:経験・知識・スキル(表面的) ・B1:コンピテンシー(行動特性、行動パターン。将来の行動を予測できる。)     変革志向、成果志向、戦略志向、顧客志向、市場洞察、多様性対応、協働、人材育成、チーム運営     エピソードベースのイン...

【人物の構造】 ↑浅い、変わりやすい ・1F:経験・知識・スキル(表面的) ・B1:コンピテンシー(行動特性、行動パターン。将来の行動を予測できる。)     変革志向、成果志向、戦略志向、顧客志向、市場洞察、多様性対応、協働、人材育成、チーム運営     エピソードベースのインタビューで見抜く(その時あなたはどのようにして問題を解決しましたか?) ・B2:ポテンシャル(人間の器、伸び代)     過去を評価するのではなく、未来を評価する時代     ①好奇心(赤)②洞察力(青)③共鳴力(黄)④胆力(黒) ・B3:ソース・オブ・エナジー(使命感、劣等感) ↓深い、変わりにくい 【その他】 ・面接においてモチベーション確認は不毛 ・うまくエピソードを引き出して、それを深掘りして、その人のコンピテンシーやポテンシャルを見る ・

Posted byブクログ

2024/07/07

「採用」としても「人間関係」としても実用的かつ救いの多い良書でした。 ●「採用」として 特に第2章のフレームワークは、採用にかかわらず全社員で共有しておきたいくらいです。階層の概念や、コンピテンシーとは?などを共通言語として持っておけると、よりズレのないリファラルや面接ができそ...

「採用」としても「人間関係」としても実用的かつ救いの多い良書でした。 ●「採用」として 特に第2章のフレームワークは、採用にかかわらず全社員で共有しておきたいくらいです。階層の概念や、コンピテンシーとは?などを共通言語として持っておけると、よりズレのないリファラルや面接ができそう、そして採用に直接関わらない人も自己成長の役に立ちそう。その上で第3章の落とし穴を採用にかかわる全員で頭に入れておけばかなり面接の精度が上がりそう。見る目にズレが起きるときは、「見るべきポイント」は間違えていなくて、「問いの仕方」が間違っていることが多いように思います。 ●「人間関係」として フレームワークや概念の整理は私は知識としては既知だったので(それでも改めて参考になります)、どちらかというと採用業務の尊さを見つめ直す内容に惹かれ、叙情的に読んでしまいました。 というのも、長らく「人を"選ぶ"とはなんとエラそうなことか」「人を勝手に"評価する"とは何事か」という葛藤が心の底にこびりついていたので。採用や育成の会議での"上位互換"や"切る"といった表現だったり「あの人のセンスはもう古いよ」「優秀じゃないよ」といった会話に、議論をスムーズにするには仕方ないのか…と飲み込みつつ違和感が取れずにいたんですよね。 終章で触れられていた、マザーテレサの言葉の解釈を引用します。 If you judge people, yon have no time to love them. 直訳すると、「人を判断すると、人を愛することができなくなる」 小野さんの意訳は「人を決めつけることは、人を愛することからもっとも遠い行為だ」 それですよね。決めつけない、見切った気にならない、見続けていく。「人は変わらない」と言う人もいますが、やっぱり私は良くも悪くも「人は変わる」と信じていたい(第2章のように、変わりにくいもの〜変わりやすいものありますが)。その理由をこれまで「人間は細胞でできているから…?」などと曖昧にしていたのですが、ストンと腑に落ちました。見続けることで愛せる。人を愛し採用を尊べる本でした。

Posted byブクログ

2024/06/15

【評価】 内容   :★★★★★ 読みやすさ:★★★★☆ 難易度  :★★★☆☆ ボリューム:★★★☆☆ 【所感】 人を選ぶというのは何分偉そうに聞こえるが、生きる上(ビジネスの場だけではない)で非常に重要な要素。決して人を排除することがその目的ではない。そして人を見る目はセン...

【評価】 内容   :★★★★★ 読みやすさ:★★★★☆ 難易度  :★★★☆☆ ボリューム:★★★☆☆ 【所感】 人を選ぶというのは何分偉そうに聞こえるが、生きる上(ビジネスの場だけではない)で非常に重要な要素。決して人を排除することがその目的ではない。そして人を見る目はセンスなどではなく訓練によって養えるものである。そんな前提のもと人の見極め方について『知識・スキル』より深い『コンピテンシー』『ポテンシャル』といった領域まで踏み込んで洞察している。示唆に富む理論も然る事ながら相手からそれらを引き出す具体的なコミュニケーション手法まで語られているので多くの学びがあった。特にポテンシャル因子は「好奇心」「洞察力」「共鳴力」「胆力」に因数分解できるという理論は自分の中で何となく感じていたことが言語化されたような感覚で腑に落ちた。面談や面接官、人の採用を行う役割を担う際にはもう一度読み直したい良書。

Posted byブクログ

2024/06/09

人を見てこう、と決めつけるのはやはり良くない。どれだけのバイアスが入っているかわかった。そう考えると、そう思うような情報しか取りに行かない、裏取しかしないようになってしまうなと。 好奇心、洞察力、共鳴力、胆力、ここのポテンシャルをまずは見れるように。

Posted byブクログ

2024/06/24

優劣、善悪、人を見る目を科学的に捉え、トレーニングする。 ・老子「人を知るものは智なり、自らを知るものは明なり」 ◯人を4つの階層で捉える 地上1階:経験・知識・スキル 地下1階:コンピテンシー ・変革志向、成長志向、戦略志向、顧客志向、市場洞察、多様性対応、協働、人材育成...

優劣、善悪、人を見る目を科学的に捉え、トレーニングする。 ・老子「人を知るものは智なり、自らを知るものは明なり」 ◯人を4つの階層で捉える 地上1階:経験・知識・スキル 地下1階:コンピテンシー ・変革志向、成長志向、戦略志向、顧客志向、市場洞察、多様性対応、協働、人材育成、チーム運営 ・エピソードベースのインタビューから →相手の「将来の行動を予測」するのに使える 地下2階:ポテンシャル(人の変わりにくい部分) ①好奇心  ・吸収:何でも貪欲に知りたがる  ・更新:古い考えをサッと捨てられる ②洞察力  ・集める:様々な情報を集め、整理し、意味を理解することにワクワクする  ・いわゆる地頭の良さ。共通項を見出し、つなげる筋道を見出す ③共鳴力  ・結ぶ:自らのビジョンやアイデアを伝えて、そこから新たに展開されていくことに喜びを感じる  ・響く:自ら反響して高まっていく ④胆力  ・腹決め:迷いがありながらも、それらをすっぱり断ち切って、覚悟を決める  ・律する:パラドックス状態を楽しんでいる強さ 地下3階:ソース・オブ・エナジー  ・使命感と劣等感  ・これらを推進力にできるか ◯実践メソッド ・履歴書、SNS最終確認 ・良い時間にすること ・自分自身がリラックスする。アイスブレイクは自分自身の氷を溶かす ・エピソードと掘り下げ。意見ではなくファクト。不意打ちを仕掛ける。 ・違和感を無視しない。

Posted byブクログ

2024/05/04

非常に難しい題材で、「人を選ぶ」こと自体そう多く機会があるわけではない中で、それを技術・スキルに落とし込んで伸ばすことができる、ということがわかるだけでもありがたい1冊。

Posted byブクログ

2024/05/02

内容は難しく、全て理解は難しいが、 あとがきのメッセージが個人的には好き。 人は力を抜いたときが、一番力が出る 著者の激動の反省があったからこそ、 言葉に力がこもっているように感じた。

Posted byブクログ

2024/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

24.5.1再読。 読みやすい。 自分も面接を行っているので本書の内容は活かしていこうとおもう。 ゆうて実践は難しいのでまずは下記2点。 ・エピソードを引き出す(意見を聞くな、ファクトを聞け) ・志望動機はどんなひとも綺麗事をならべるだけなのでそこまで聞かない(どんな人生を送りたいか?会社で求めるものはなにか?を聞きマッチングを確認する)

Posted byブクログ

2024/03/23

面接官を何度務めても面接スキルが向上せず、人を見る目に自信がない。それでも面接しなければならない。コンピテンシー面接は取り入れていますが、言語化がうまくできず毎回苦悩しています。 そのようなときに本書に出会い、非常に助けになりました。人を見ることを諦めない。目の前の人に真摯に向き...

面接官を何度務めても面接スキルが向上せず、人を見る目に自信がない。それでも面接しなければならない。コンピテンシー面接は取り入れていますが、言語化がうまくできず毎回苦悩しています。 そのようなときに本書に出会い、非常に助けになりました。人を見ることを諦めない。目の前の人に真摯に向き合う。そして何より、自分自身と向き合い、自分がどういう人間かを知ること。 「書けないうちは思考ではない」 これを胸に刻んで尽力していこう。

Posted byブクログ

2024/03/08

非常に読みやすくまとめられており、すらすら読めた。読み進めて行く中、人を選ぶというよりは、自分を見直す感じだった。

Posted byブクログ