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短編宝箱 の商品レビュー

3.7

41件のお客様レビュー

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2024/09/07

2024.9.1読了 朝井リョウ「エンドロールが始まる」、 浅田次郎、伊坂幸太郎、萩原浩、奥田英明、 西條奈加、桜木紫乃「空を見ていた(ホテルローヤル)」、島田里生、東野圭吾、道尾俊介、米澤穂信「ロックオンロッカー(本と鍵の季節)」、小説すばるからの編、既読のものが入ってると、な...

2024.9.1読了 朝井リョウ「エンドロールが始まる」、 浅田次郎、伊坂幸太郎、萩原浩、奥田英明、 西條奈加、桜木紫乃「空を見ていた(ホテルローヤル)」、島田里生、東野圭吾、道尾俊介、米澤穂信「ロックオンロッカー(本と鍵の季節)」、小説すばるからの編、既読のものが入ってると、なんか嬉しいね

Posted byブクログ

2024/08/06

短編好きなので、 図書館で借りてきました。 有名作家の短編が無理なく 読めてオススメです。 『小さな兵隊』伊坂幸太郎 評価★★☆☆☆ 文章は読みやすいです。 しかし、 伊坂幸太郎さんの作品に出てくる 「悪役」ってどうして「性犯罪者」っぽいヤツばかりなんだろう。 『正雄の秋』奥...

短編好きなので、 図書館で借りてきました。 有名作家の短編が無理なく 読めてオススメです。 『小さな兵隊』伊坂幸太郎 評価★★☆☆☆ 文章は読みやすいです。 しかし、 伊坂幸太郎さんの作品に出てくる 「悪役」ってどうして「性犯罪者」っぽいヤツばかりなんだろう。 『正雄の秋』奥田英朗 評価★★★☆☆ 日本の典型的なマジメ社会人の主人公。 53歳。 人生の節目に哀愁を感じます。 人物の紹介が分かりやすく、 人生表現が素晴らしい作家さんです。 『ロックオンロッカー』 米澤穂信 評価★★★★☆ 高校生二人のやりとりが面白い。 私が彼らの立場なら絶対気づけない違和感に気づくところが違和感。 アニメにもなった「氷菓」の作者さんです。 『それぞれの仮面』 東野圭吾 評価★★☆☆☆ 作者らしい「推理モノ」でしたが、 複雑な内容ではなかったので、 読みやすかったです。 私だったらそこまで気づかないわ。 『星を見ていた』 桜木紫乃 評価★★★☆☆ 恐らく人生で「読み書き」の機会に恵まれなかったであろう貧しい生まれの主人公。60歳女性。 ほそぼそと地味ながら、真面目に前向きに生きている姿にどこかチカラを与えられます。

Posted byブクログ

2024/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小さな兵隊:伊坂さんはスパイとか殺し屋とか非日常と絡めるのが上手ですね。鏡で犯人を目くらまし。なぜ早朝に校門の壁にペンキが塗られてのか。いつもながら伏線回収が見事。 正雄の秋:私と同年代主人公。私も出世コースからは外れた。揺れ動く気持ちがよくわかる。何気ない日常を描いた作であるが読み終えて心地よさが残った。 ロックオンロッカー:どういう風に推理ものに発展していくか楽しみだった。「必ず」という言葉一つでストーリー展開していく様は面白かった。主人公堀川より松倉の方ができる男と思っていたが実は逆。 それぞれの仮面。東野作品の大ファンだからか読みやすく面白かった。マスカレードシリーズ前の山岸さんが主役。マスカレードでは山岸さんの「怒り」はほとんどなかったので、その後の数年でそれもコントロールするようになったということか。「新田」という文字が出てこないかなと最後期待したが、それはなく少し残念。 星を見ていた。桜木紫乃さんは初めて読んだ。エロティシズム。何だか悲しい物語というのが率直な感想。直木賞のホテルローヤルもこんな感じなのかな。 きえない花の声。ミステリ要素濃く面白かった。でも真実は闇の中といった感じか。自分の読解力がないからなのかな。道尾さんの他の本も読んでみたいと思った。 足跡。エロティシズム。こんな治療院に似たものが日本のどこかにもあるのかも。著者の本は初めて読んだ。恋愛小説が主な方なのね。恋愛小説は遠ざかっているが、読むと恋愛をしたくなるかもね。 閨仏。時代小説。純粋にストーリーが面白かった。これもエロティシズム。「道具」が江戸時代にもあったかはわからないが、性の話題は昔も今も変わらないのかもね。りきが郷介と没入できるものをみつけハッピーエンドで良かった。 遠くから来た手紙。面白かった。出だしがメール文でわかりやすかった。

Posted byブクログ

2024/01/09

いくつかの話は読んだことがありましたが、いろいろな作家さんの話が読めて面白かったです。 「星を見ていた」が強烈に印象に残りました。

Posted byブクログ

2023/12/11

色々なジャンルの短編が11本集められた一冊。中には既に読み知った作品もありましたが、十分に楽しめた一冊です。新しい著者に出会えたのも良かった。 「小さな兵隊」伊坂幸太郎 主人公が中学生の話、普通であれば決して目にすることのない作品ですが、ちょとした推理小説っぽくって面白かった。...

色々なジャンルの短編が11本集められた一冊。中には既に読み知った作品もありましたが、十分に楽しめた一冊です。新しい著者に出会えたのも良かった。 「小さな兵隊」伊坂幸太郎 主人公が中学生の話、普通であれば決して目にすることのない作品ですが、ちょとした推理小説っぽくって面白かった。 「正雄の秋」奥田英朗 正雄の気持ちがよく分かる。いい話。 「ロックオンロッカー」米澤穂信 主人公が高校生、これもまた普通であれば目にする事がない作品ですが、やはりちょっとした推理箇所があって中々良かった。 「それぞれの仮面」東野圭吾 過去に別の短編集で読んだ事あったので、すらすらっと読み終えました。ホテルウーマン山岸尚美が若かりし頃の話。若いながらもいい仕事しています。 「星を見ていた」桜木紫乃 今までに読んだ事がない、私自身にとっては新鮮な一編。健気なミコがちょっぴり切なくもあるが、それは上から目線というもの。 「きえない花の声」道尾秀介 この短編集でのイチオシはコレ。平凡な始まりからのまさかの結末。この著者の作品は初めてでしたが、他の作品も気になります。 「足跡」島本理生 ミステリーっぽいけれどフワッとしていて、不思議な感じで新鮮。世の亭主達には響くかも(笑) 「閨仏」西條奈加 これも過去に読んだ事がありスラスラっと読み終えました。健気に生きる人の良い主人公りきには幸せになってもらいたいと思うが、、、。 「遠くから来た手紙」荻原浩 ちょっとだけミステリーっぽいが、総じては夫婦間のハラハラとほのぼのを感じた作品。 「無言歌」浅田次郎 浅田さんの作品はたくさん読んでいますが、言い回しが独特なのでネットで調べる事もしばしば。して内容は、泣かせ屋浅田は短編でも泣かせます。 「エンドロールが始まる」朝井リョウ この短編集での最年長浅田さんの後、トリは最年少の朝井さん。こそばゆい話しではあるが、最後は良かったな、と個人的には思いました。

Posted byブクログ

2023/11/23

「星を見ていた/桜木紫乃」 ホテルローヤルで働くミコさん。 わたしホテルローヤル読んでないのかな? つらかった。

Posted byブクログ

2023/11/19

11人の作家さんによる短編集。 最初の伊坂幸太郎さんの「小さな兵隊」から引き込まれます。小学生の男の子の思考に感心しました。笑 毎晩一作ずつ、ゆっくりと味わって愉しみたいです。

Posted byブクログ

2023/11/14

11名の著名な作家さんの短編を1つずつ読める本。 厳選された作品はどれも面白く、本書を契機に、 ・米澤穂信著「本と鍵の季節」 ・伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」 ・西條奈加著「心淋し川」 などを購入しながら、ゆっくり読了。いつか、 東野圭吾著のマスカレードシリーズや奥田英朗著...

11名の著名な作家さんの短編を1つずつ読める本。 厳選された作品はどれも面白く、本書を契機に、 ・米澤穂信著「本と鍵の季節」 ・伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」 ・西條奈加著「心淋し川」 などを購入しながら、ゆっくり読了。いつか、 東野圭吾著のマスカレードシリーズや奥田英朗著の作品も読もうと思いました。 まさに、「宝箱」といった本でした。

Posted byブクログ

2023/10/24

短編集はいろんな人の作品を読めるから楽しい。 初めましての人も多く、次に読む本の参考になった。 一つの作品の舞台が偶然にも地元で、すごい田舎に表現されててびっくりした笑

Posted byブクログ

2023/10/08

どの話もよかった。短すぎもせず、ちょうど良い長さでした。テーマが決まっているのか読み終わると同じ気持ちになる。

Posted byブクログ