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短編宝箱 の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2022/11/24

眠れない夜。久しぶりの旅行。のんびりしたい休日。どんな時も寄り添ってくれるもの。それは、一編の物語。スリリングな大人の駆け引きにハラハラしたり、初恋に胸をときめかせたり、家族や友達との絆に涙したり、2010年代、「小説すばる」に掲載された様々なジャンル。人気作家たちが紡ぐ宝物のよ...

眠れない夜。久しぶりの旅行。のんびりしたい休日。どんな時も寄り添ってくれるもの。それは、一編の物語。スリリングな大人の駆け引きにハラハラしたり、初恋に胸をときめかせたり、家族や友達との絆に涙したり、2010年代、「小説すばる」に掲載された様々なジャンル。人気作家たちが紡ぐ宝物のような11編の短編が詰まった宝箱。 ほんとに贅沢すぎる、まるで宝箱のような短編集。個人的にお気に入りになった作家さんとその作品を紹介すると 桜木紫乃 さんの ”星を見ていた” 母親の言葉を信じて、真っ直ぐに生きていきた女性のお話 道尾秀介 さんの “きえない花の声” 十八年前に夫を亡くした女性。心の蓋を開ける小さなきっかけ。 伊坂幸太郎 さん “小さな兵隊” (再読作品) 問題児岡田くんと小さな兵隊とスパイの父親のお話。 どの作家さんのお話も素敵なものが多すぎて全部お気に入り。 アンソロジーっていいですよね。今まで読んだことのない作家さんに触れることもできるし、好きな作家さんであれば昔読んだことあるなあって懐かしい気持ちを味わうこともできれば、新たな発見もある。 次読む本に悩んだとき、新たな物語に出会いたい方。そんな方にとてもおすすめです。気になった方はぜひ、手に取ってみてくださいね。

Posted byブクログ