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短編宝箱 の商品レビュー

3.7

41件のお客様レビュー

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2023/03/17

「小さな兵隊/伊坂幸太郎」 「正雄の秋/奥田英朗」 「ロックオンロッカー/米澤穂信」 「それぞれの仮面/東野圭吾」 「星を見ていた/桜木紫乃」 「きえない花の声/道尾秀介」 「足跡/ 島本理生」 「閨仏/西條奈加」 「遠くから来た手紙/荻原浩」 「無言歌/浅田次郎」 「エンドロー...

「小さな兵隊/伊坂幸太郎」 「正雄の秋/奥田英朗」 「ロックオンロッカー/米澤穂信」 「それぞれの仮面/東野圭吾」 「星を見ていた/桜木紫乃」 「きえない花の声/道尾秀介」 「足跡/ 島本理生」 「閨仏/西條奈加」 「遠くから来た手紙/荻原浩」 「無言歌/浅田次郎」 「エンドロールが始まる/朝井リョウ」 2010年代、小説すばるに掲載された様々な作品から厳選した11話収録の短編集。 殆ど単行本で既読だったが忘却の彼方に消え去っていた作品もあり懐かしく読んだ。 お気に入りは子供達が生き生きと描かれている伊坂作品とキュンな朝井作品。

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2023/02/27

良いアンソロジー。どれも味わいのが違う。ジャンルアンソロジーでは味わえない、次の短編がどんなものか?をワクワクして読み進められる。とはあえ、作家名から類推できてしまうのだけど。 「遠くから来た手紙」荻原浩 は、こんなに女性の内面がうまく描けるのかと驚いたし、浅田次郎「無言歌」はオ...

良いアンソロジー。どれも味わいのが違う。ジャンルアンソロジーでは味わえない、次の短編がどんなものか?をワクワクして読み進められる。とはあえ、作家名から類推できてしまうのだけど。 「遠くから来た手紙」荻原浩 は、こんなに女性の内面がうまく描けるのかと驚いたし、浅田次郎「無言歌」はオチが読めつつも心が揺さぶられる。そして、締めの浅井リョウ「エンドロールが始まる」は、重たかったり生々しい作品もある本冊子を綺麗に終わらせてくれた。

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2023/02/18

そうそうたる顔ぶれの短編集。 読んだことのないかたも沢山いらしたけど皆さん読みやすくてさすがだな……と思う。朝井さん浅田さんを目当てにしてたんだけど、この作家さんも読んでみたかったんだよね〜という人が多くて良かった。 個人的には道尾さんがめちゃくちゃめちゃくちゃ良かった…………...

そうそうたる顔ぶれの短編集。 読んだことのないかたも沢山いらしたけど皆さん読みやすくてさすがだな……と思う。朝井さん浅田さんを目当てにしてたんだけど、この作家さんも読んでみたかったんだよね〜という人が多くて良かった。 個人的には道尾さんがめちゃくちゃめちゃくちゃ良かった……………………良かったというか……文章の世界観に殴られた感じがすさまじかった。

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2023/02/11

好きな作家さんばかりの贅沢な1冊、読み応えがあった! 面白かったのは奥田英朗さんと米澤穂信さん。心に残ったのは島本理生さん。 東野圭吾さんのマスカレードシリーズの短編を読めたのも嬉しかった。

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2023/02/05

人気作家11人の短編を集めたアンソロジー。 店頭で見つけて、好きな作家の名がたくさん連ねてあったのでさっと購入。そしたら11編中7編は、元の単行本で既読だった。 それにしても粒選りの作品ばかりで、何とも読みごたえのある一冊。

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2023/01/27

ほんとに宝箱にような(好きな作家さんばかり)短編集だった。 違う味のがいっぱい詰まったキャンディボックスのような。 中でも好きだったのが、伊坂幸太郎、奥田英朗、米澤穂信、 荻原浩、朝井リョウの短編。 東野圭吾はあのホテルものの山岸尚美もの。(いまいちだった) 島本理生は相変わらず...

ほんとに宝箱にような(好きな作家さんばかり)短編集だった。 違う味のがいっぱい詰まったキャンディボックスのような。 中でも好きだったのが、伊坂幸太郎、奥田英朗、米澤穂信、 荻原浩、朝井リョウの短編。 東野圭吾はあのホテルものの山岸尚美もの。(いまいちだった) 島本理生は相変わらず性にまつわる小話でしかも、底が浅くこの作家、頭の中はこのことばかりなのって思ってしまう。 道尾秀介のは最後がいつも?となることが多い。 私の読解力の問題なのかもしれないけど、 結局、不倫はしておらすず息子がロープを張ったゆえに川に落ちて死んだってことなのかな。 うーん、ちょっと連城三紀彦的な短編だったわ。

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2024/05/30

とても豪華なメンバーの短編集で、読み応え充分でした。 お気に入りは米澤さん、萩原さん。 米澤さんの図書委員コンビのちょっとした謎。 とある美容院での盗難事件。二人の洞察力はお見事でした。 萩原さんの、ちょっと不思議なメール。 きっと孫が元気になってくれてホッとしたのかな? ...

とても豪華なメンバーの短編集で、読み応え充分でした。 お気に入りは米澤さん、萩原さん。 米澤さんの図書委員コンビのちょっとした謎。 とある美容院での盗難事件。二人の洞察力はお見事でした。 萩原さんの、ちょっと不思議なメール。 きっと孫が元気になってくれてホッとしたのかな? 夫婦喧嘩で実家へ戻った時に見つけた古い手紙のラストがほっこりしました。

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2023/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1番心に残ったのは、「無言歌」。 悲しい話だけど、誰も殺さずに死ねるのが幸せというのは、とても素敵な人たちなんだと思い、思わず涙が出ました。

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2023/01/17

読みたかった伊坂さん! 期待通りのミスターチルドレンな感じが好き。 初めましての作家さんも半分くらい。 東野圭吾はマスカレードシリーズから 短編を。 読みなれた作家さんは読みやすいし、 初めましての作家さんは ちょっと疲れる。

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2023/01/14

SL 2023.1.11-2023.1.14 「小説すばる」に掲載された短編のアンソロジー。どれもすでに単行本で刊行されているので3編は既読だった。 アンソロジーは自分が未読の作家に出会えるのがいい。 道尾秀介「きえない花の声」が面白かった。単行本はパラレルワールドになっているら...

SL 2023.1.11-2023.1.14 「小説すばる」に掲載された短編のアンソロジー。どれもすでに単行本で刊行されているので3編は既読だった。 アンソロジーは自分が未読の作家に出会えるのがいい。 道尾秀介「きえない花の声」が面白かった。単行本はパラレルワールドになっているらしい。

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