付加価値のつくりかた の商品レビュー
付加価値のつくりかたということが本書のテーマのはずだが、途中からはキーエンスすごいだろ!キーエンスに君の会社がなれないのはなぜだと思う?!などともはや主語が全てキーエンスになり、キーエンスすごいだろ講座が始まってしまい肩透かし感が凄い。買ってまで読む価値はない。それこそ、この本に...
付加価値のつくりかたということが本書のテーマのはずだが、途中からはキーエンスすごいだろ!キーエンスに君の会社がなれないのはなぜだと思う?!などともはや主語が全てキーエンスになり、キーエンスすごいだろ講座が始まってしまい肩透かし感が凄い。買ってまで読む価値はない。それこそ、この本には付加価値がない。
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仕事柄ビジネス設計をする機会があり、運用改善や課金モデル設定の参考にするため読んだ この文章を通じて、付加価値の本質について深く考えさせられた。付加価値は単に価格や利益の観点から捉えるのではなく、顧客視点で何が真に価値あるものかを見極めることが重要であるという点が強調されている...
仕事柄ビジネス設計をする機会があり、運用改善や課金モデル設定の参考にするため読んだ この文章を通じて、付加価値の本質について深く考えさせられた。付加価値は単に価格や利益の観点から捉えるのではなく、顧客視点で何が真に価値あるものかを見極めることが重要であるという点が強調されている。この視点の切り替えは、ビジネスの成功において不可欠な要素だと感じた。 特に、価値が顕在的なニーズだけでなく、潜在的なニーズにも応えなければならないという考えには、顧客心理を理解する重要性が示されている。22段階の感情の中で、人が下の感情から上に昇る際に感動を覚えるという点は、感動価値だけではなく、不安を解消する「リスク軽減価値」も付加価値の一部として捉えられることを教えてくれる。この観点から、単なる製品やサービスの提供に留まらず、顧客の不安や課題に対応することが付加価値を生む鍵であると再認識した。 マーケットインとプロダクトアウトの対比も興味深い。マーケットインのアプローチでは、顧客のニーズを出発点に製品を開発するが、プロダクトアウトでは自社の技術を基に製品を考える。この違いは、どちらも一長一短があり、いかにバランスを取るかが重要だと感じた。また、顧客に「我々でなければ提供できない」という独自の価値を伝えることが、競争市場において生き残るために不可欠であるという考えには非常に共感した。 特に、文章の中で強調されている「値切られることが困る」という点は、付加価値が価格交渉によって損なわれるリスクを示している。顧客に対して、その価値が他では得られないものであること、そしてそれを提供できるのが自社だけであるという強い根拠を示すことが、ビジネスにおける信頼を築くために必要だと考えさせられた。 全体を通じて、付加価値を顧客視点で考える重要性、ニーズの多様性に対応すること、そして独自性を強調することが成功の鍵であることを改めて認識した。ビジネスの場において、これらの考え方を実践することが大きな成果につながるのだろう。
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価値を理解していないから、そもそも価値をつくれない 偶然に価値をつくれたとしても、繰り返し再現できない 再現できないから仕組みにできない 仕組みにできないから、システムにできない システムにできないから自動化できない 自動化できないから生産性が低い 生産性が低いから、報酬も低い ...
価値を理解していないから、そもそも価値をつくれない 偶然に価値をつくれたとしても、繰り返し再現できない 再現できないから仕組みにできない 仕組みにできないから、システムにできない システムにできないから自動化できない 自動化できないから生産性が低い 生産性が低いから、報酬も低い →給料が低いと感じているなら価値とは何かを理解していない可能性がある 洗濯機の洗浄力にはニーズがない 「どうすれば売れるか?」ではなく、「なぜお客様が買うのか?」から考えることが重要 価値とは →お客様が感じるもの 付加価値とは →お客様のニーズを叶えるもの お客様に「高い」という言葉を使わない 付加価値は3つに分けられる ・置換価値 ‥今より便利に同じ感情を味わえる価値 ex)メールからチャット ・リスク軽減価値 ‥つらい感情を感じるリスク軽減 ex)セキュリティソフト ・感動価値 ‥今より高い位置の感情を味わう 1番重要な価値! キーエンスでは、 マーケットインの徹底 仮説を立てた後に「御社のこの問題を、解決するために役立つと、思うんですがいかがでしょう」と仮説が本当に合っているか再検討する 市場原理から特別扱いせず、できるだけ標準化を狙い商品のコストダウンする。顧客にとっても価格、納期、修理品の入手性などのメリットを享受できる 法人と個人で感じる価値は異なるが法人は 1.生産性のアップ 2.財務体質の改善 3.コストダウン 4.リスクの回避 5.CSRの向上 6.付加価値のアップ(「顧客の顧客」に提供できる付加価値を向上させること) 利点を進める際には、だから何を伝える
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「少しお高くなりますがよろしいですか?」は価値を勝手に決めてしまっているから禁句、また、ニーズは人によって違うため相手のニーズを掴みとるにはその本質を汲み取る必要があり、相手のことを深く、完全に理解しないといけない、など今までにはなかった考え方をこの本を読むことによって学ぶことが...
「少しお高くなりますがよろしいですか?」は価値を勝手に決めてしまっているから禁句、また、ニーズは人によって違うため相手のニーズを掴みとるにはその本質を汲み取る必要があり、相手のことを深く、完全に理解しないといけない、など今までにはなかった考え方をこの本を読むことによって学ぶことが出来た。キーエンスはお給料が高い会社ということしか知らなかったけれど、組織が一体となって付加価値をつくる構造が完璧に出来上がっており、すべてのことをすべての人が出来るという一般企業では考えられないような会社になっているということを知ることが出来、構造をつくることが大切だと理解した。
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価値を見直すことと、いかに付加価値を作り、高めていくか?を考えさせてくれる内容。 ◯種類 ①置換価値 今より便利に、今と同じ感情を味わえる価値 ②リスク軽減価値 つらい感情を感じるリスクを減らせる価値 ③感動価値 今よりも高い位置の感情を味わえる価値 「個人が感じる付加価値」が起点となって、 「法人顧客が感じる付加価値」が最大化する ◯法人が感じる価値 ①生産性のアップ ②財務の改善 ③コストダウン ④リスクの回避・軽減 ⑤CSR の向上 ⑥付加価値のアップ ◯売れる人と売れない人 売れない人→「特長」を語る 売れる人 →「利点」を語る 特長の主語→「私たち」 利点の主語→「お客様」 利点を語ることは、「顧客の生活や、顧客企業に起こる変化」を語ること
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この本を選んだきっかけは付加価値の作り方を学ぶことでビジネスで成果を上げて、自分の価値を高めたかったから。 本の内容としては 付加価値が利益を何倍にもすることから始まり、 付加価値の本質が顧客のニーズであること ニーズが潜在的であればより価値がある ニーズを探るために現場に足を運び、常に新しいニーズを見つけ出すことを社員全員が意識する ニーズを見つけ出す行為は仕事と呼べるが、誰でもできることは作業 作業はアウトソーシングしてコストを削減していく ニーズは常に変動していくため企業は努力を怠らないこと 以上が本の要旨だった。 付加価値の重要性と価値は理解できた。 ニーズは常に変動するため常に追いかける努力は必要であるし、自分だけでなくて他の社員全員の意識改革が必要だと感じた。
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元キーエンスのエンジニアで、現在は独立して経営戦略コンサルティングを行っている著者による「付加価値」の創り方に焦点を当てたビジネス本。 「付加価値」の解像度を上げて、それを創出するためにはどのようにすれば良いのか?が主な内容となっている。 「付加価値」=「お客様のニーズ」−「...
元キーエンスのエンジニアで、現在は独立して経営戦略コンサルティングを行っている著者による「付加価値」の創り方に焦点を当てたビジネス本。 「付加価値」の解像度を上げて、それを創出するためにはどのようにすれば良いのか?が主な内容となっている。 「付加価値」=「お客様のニーズ」−「原価」 で表すことができる。 この「お客様のニーズ」には、顕在化しているニーズと、まだお客様自身も気づいていない潜在ニーズが存在する。 キーエンスは、徹底的なお客様へのヒアリングによってこの潜在ニーズを他社よりも深く・広く拾うことができている。そしてそのニーズをカスタムではなく、一定汎用的な製品として共通化している。故に原価を抑えることができ、結果的に高い収益性を維持している。 ここで重要なのは、「お客様のニーズ」を超えた機能は付加価値にならないということである。価値としてお客様に認められない以上、対価を受け取ることはできず、それは「ムダ」である。 ここに日本メーカが陥りがちなオーバースペック、過剰品質による収益性悪化という要因がある。キーエンスは開発前段階の深いマーケティングにより、こうした技術の独りよがりを排除できている。 以上が、本書のざっくりとした要約である。 ほとんどの文章が、「キーエンスでは、、、」から始まるので、「じゃああなた自身の価値は何なの?」と著者につっこみたくところではあるが、それほどまでにキーエンスという企業の仕組みが優れているということかもしれない。 また、その仕組みを言語化して、本書のように広く伝えているところに著者の価値はあると思う。 本題以外にも、キーエンスのカンパニー・カルチャーにも触れられており、その内容も勉強になった。
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著者のキーエンス在職期間に学んだ仕事術的な内容。付加価値とはなにか?どのように創造されるべきものなのかについて説明されている。徹底した顧客目線の考え方で、顧客が何を求めているかを考え抜く事が重要。
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付加価値について考えながら今一度仕事をしてみたい。 自分は内勤だからと思っていたら最後に管理部門のことも書いてくれてた。営業時間の創出など。作業でなく仕事を。 作業は流れができたらアウトソーシングか。なるほど。顧客に喜んでもらえる付加価値勝負しよう もう少し具体的な内容があれ...
付加価値について考えながら今一度仕事をしてみたい。 自分は内勤だからと思っていたら最後に管理部門のことも書いてくれてた。営業時間の創出など。作業でなく仕事を。 作業は流れができたらアウトソーシングか。なるほど。顧客に喜んでもらえる付加価値勝負しよう もう少し具体的な内容があればよりわかりやすかったかも
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書かれていることはもっともなことで、実は仕事は単純にすればするほど効果が出てくるが、その仕組み作りが一番大変であることを理解しました。 一つでもやりとげてみよう
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