死は存在しない の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
これはむせるほど壮大な叙事詩です。 これより前に読んだ「運気を磨く」と内容が被るところが多くあるが、本書の方がよりスケールが大きく読み応えがあると感じた。死の恐怖からくる、人間のエゴ(自我)から解き放たれるとき、それはすなわち死であり、同時にゼロポイントフィールドに身を置くことになる新たな人生のスタートである、と考えると現世における人生の疑問や悩みは薄らぐのではなかろうか。宗教と科学の融合がもたらす人類の新たな境地は自分が生きているうちに見ることは叶わないかもしれないが、それを実現できればと考え、実践している筆者のこの本との出会いには感謝しかない。 人類皆兄弟論、ガイア地球論などもこの本に収れんする。また、大好きなSF作品である「2001年宇宙の旅」「幼年期の終わり」「惑星ソラリス」「Her」等は、もしかしたら天啓によりもたらされた思想を作品にしたのではないかと思える。 終盤で作者が語る、人生の大切さ、尊さに涙し、感謝しました。 邪悪な気持ちが強くなった時に思い出したい本です。作者による関連図書もいずれ読みたいと感じました。
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太古の昔より、人々は神や仏を信じてきた。中世以降、Newtonなどの名だたる科学者が現代科学の基礎となるものを提唱してきたが、それでも網羅しきれない、神秘的な何かが存在しているのであろう。著者は「ゼロポイントフィールド」という理論で、この超常現象を解き明かすことに挑んだ。この手の...
太古の昔より、人々は神や仏を信じてきた。中世以降、Newtonなどの名だたる科学者が現代科学の基礎となるものを提唱してきたが、それでも網羅しきれない、神秘的な何かが存在しているのであろう。著者は「ゼロポイントフィールド」という理論で、この超常現象を解き明かすことに挑んだ。この手のものは、怪しげな「量子力学のスピリチュアル本」と十把一絡げにされがちである。正誤の対極としておくことなく、「そうかもしれなない」とあえて曖昧に捉えるが大事なのかも知れない。NewtonやEinsteinも、最初はその怪しげなスピリチュアルであったからだ。
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ゼロポイントフィールドがいまいち腹落ちせず、まだまだ自分の読解のレベルが。。 定年後に読み直してもいいかも。 とにもかくにも ゼロポイントフィールドのパワーワードたるや。
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本当に素晴らしい本。 著者の言う、死=ゼロポイントフィールドという仮説が正しければ、死は人生の終わりというよりも始まりだと感じた。 この仮説が正しいと信じたい。 自身の死が怖いと感じる人や、身近な人や一緒に長年暮らしてきた動物を亡くされた方などにも是非読んでいただきたい作品で...
本当に素晴らしい本。 著者の言う、死=ゼロポイントフィールドという仮説が正しければ、死は人生の終わりというよりも始まりだと感じた。 この仮説が正しいと信じたい。 自身の死が怖いと感じる人や、身近な人や一緒に長年暮らしてきた動物を亡くされた方などにも是非読んでいただきたい作品です。
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久しぶりに出会えた人生が変わる一冊。 原子力工学を専門とする技術者、研究者である著者が、「死とは何か」を徹底的に考察し、「死は存在しない」と結論付けている一冊。 著者は、もともと唯物論に立つ科学者であったが、人生において何度も不思議な体験、科学では説明できない経験を重ねてきた。...
久しぶりに出会えた人生が変わる一冊。 原子力工学を専門とする技術者、研究者である著者が、「死とは何か」を徹底的に考察し、「死は存在しない」と結論付けている一冊。 著者は、もともと唯物論に立つ科学者であったが、人生において何度も不思議な体験、科学では説明できない経験を重ねてきた。 その中で、量子力学に出会い、量子力学では現代科学の常識が全く通用しないことを発見した。 私たち生物もスマホなどの物質も、従前たる「モノ」であると私たちは認識しているが、それは脳の錯覚であり、実際は波動で出来ている。 そして、私たちの意識も波動で出来ている。 この宇宙に普遍的に存在する量子真空の中にゼロポイントフィールドという場があり、この場にこの宇宙の全ての出来事の全ての情報が記録されている、という仮説が、「ゼロポイントフィールド仮説」である。 この仮説に立つと、科学で説明不能な心霊現象、占い、デジャヴなどの現象について全て説明がつく。 しかし、残念なのはこのゼロポイントフィールドは科学的に証明された理論ではないため、あくまでも仮説の域を出ない。 それでも私がこの仮説がとても腑に落ちたのは、京セラの稲盛社長、ちびまる子ちゃんのさくらももこさんが、それぞれのエッセイで全く同じことを書いていたから。 彼らは、科学的な見地からではなく、あくまでも自分が体験したことにのっとり、ゼロポイントフィールドのような場があり、そこには宇宙全体の叡智がつまっており、私たちはそこからきて、死ぬとそこに還っていくという内容だった。 にわかには信じがたい説だが、現代科学で証明されていることはまだまだ少ないのであって、私たちの認識を遥かに超えた存在がこの宇宙を支配していると感じる。 「死とは何か」この問いは「私とは何か」に置き換えることができる。つまり、「私とはこの肉体であり、この自我意識である」と考えると、死は明確に存在し、必ずやってくる。 しかし、「私とは、この宇宙意識そのものであり、この現実世界を生き、肉体と自我意識に拘束されている私は、宇宙意識が138億年の旅路の中で見ている一瞬の夢に他ならない」と考えると、「死は存在しない」という結論に至る。 私が死ぬ時、もう1人の私が目覚めるともいえる。 最後の著者からの「死」について、そして「生きること」についてのメッセージがとても胸に響いた。 なぜなら、もしこの現実世界が宇宙意識の見る一瞬の夢で、私達は死後、幸福に満ちた愛一元の宇宙意識に帰還するなら早くそうなりたいと願う人が出てくるからだ。それほどまでに現実世界、自我意識というのは時に過酷で残酷だ。 しかし、著者は言う。 誰の人生にも大切な意味がある。どれほど不幸で不運で逆境の人生のように見えても大切な、大切な意味がある。 道端に落ちている小石にだって意味がある。もし、この小石に意味がないのなら、この宇宙にも何の意味もない。 宇宙意識は、あなたという夢を通じて自らも成長していこうとしている。 もっと若い時に出会っていたら全く違う人生になっていたかもしれない。それほどに影響を受けた本は久しぶり。 人生に迷っている人、生きる希望が見いだせない人は必読。子どもが成長したら読んで欲しい一冊。
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物質と精神は同じく波動でありそれはすべて量子真空であるゼロポイントフィールドに記録されている。表面的に意識している世界と深層意識はパラレルに進行していて、宗教家などは行ったり来たりしている。死とは深層意識に戻ることを言う。自我はないがその分苦しみもない。 なかなか面白かったが、や...
物質と精神は同じく波動でありそれはすべて量子真空であるゼロポイントフィールドに記録されている。表面的に意識している世界と深層意識はパラレルに進行していて、宗教家などは行ったり来たりしている。死とは深層意識に戻ることを言う。自我はないがその分苦しみもない。 なかなか面白かったが、やはり自我が無いというのがなかなか受け入れにくい。苦しみがあっても自我があって欲しい。もう一度読むか。。
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量子真空 宇宙意識 ゼロポイントフィールド理論 現代の最大宗教は科学 やはりお釈迦様の言う通りでしたね
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おもしろいのだけど、なぜ今が特別なのかということがわからなくてもやっとしてしまった。 ビッグバンからこれまでのことが蓄積されたゾーンというか、なんというかがあってその波動に触れることで現代科学では説明できないような体感をするのだというのは、眉唾物と切って捨てるほどのものではなく、...
おもしろいのだけど、なぜ今が特別なのかということがわからなくてもやっとしてしまった。 ビッグバンからこれまでのことが蓄積されたゾーンというか、なんというかがあってその波動に触れることで現代科学では説明できないような体感をするのだというのは、眉唾物と切って捨てるほどのものではなく、一定の納得感はある。 でも仮にそうだとして、どうして未来は不確定と言えるのだろうか。それは今というポイントが特別なものととらえないといけないのだけど、今はずっと動いており固定のしようがない。この辺りに矛盾を感じてしまった。
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著者の田坂広志さんは、もともとは原子力工学の専門家でしたが、 その後、起業や経営の専門家になり、内閣参与も務めたこともあります。 著書は100冊を越え、私塾「田坂塾」も開き、経営者やリーダーの育成にも尽力しています。 メディアで知る限り誠実な人柄で、 著書『人生の成功とは何か ...
著者の田坂広志さんは、もともとは原子力工学の専門家でしたが、 その後、起業や経営の専門家になり、内閣参与も務めたこともあります。 著書は100冊を越え、私塾「田坂塾」も開き、経営者やリーダーの育成にも尽力しています。 メディアで知る限り誠実な人柄で、 著書『人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの』を、ここでご紹介したこともあります。 そんな方が『死は存在しない』という本を書かれているのですから驚きです。 もともと著者は、科学者として唯物論的世界観を身につけ歩んできたため、 当然、死後の世界は存在しないと考えてきました。 しかし、自らがこれまであまりにも多くの不思議な体験をしてきたことから(本書にも8例紹介されています)、 その理由を探るうちに、量子力学における「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」にたどり着きます。 この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中に「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場があり、 この場に、宇宙のすべての情報が「波動情報」として記録されているという仮説です。 そもそも量子力学では、この世に物質は存在せず、すべては波動であると考えます。 そうした量子力学研究のなかに、この仮説もあるのです。 科学者・研究者であるだけに、本書を読む限り、 かなり説得力のある説明がなされていて、信じるに足る気がしました。 ただ、いろいろ調べてみると、物理学的に確立している標準的な量子場論では、 真空は「何もない空間」ではなく、場の最基底状態であり、エネルギーとゆらぎが存在しますが、 「全過去の情報が刻まれているデータベース」とは扱われません。 20世紀以降、神秘思想やニューエイジ思想において 「ゼロ・ポイント・フィールド=宇宙の記録媒体」と比喩されることが多くなったとの指摘も。 真偽のほどは、本書を読んで各自ご判断いただきたいと思いますが、 本書で「科学」と「宗教」の間に架けるべき「新たな橋」を、著者が真摯に志向している点では、 一般的なスピリッチュアルな本とは一線を画す、一読に値する著作だと感じました。
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2025.8.23 31 立ち読みにて。ゼロポイントフィールド。なるほどーと思うところは何回もあった。
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