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死は存在しない の商品レビュー

3.6

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    12

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2024/05/02

久しぶりに酷いと思った。 ゼロポイントフィールド、100回くらい言ってます。 単語出てくるたびにジワジワくる。 文字稼ぎの原稿料稼ぎ感があり、半分くらいのページ数に集約できそう。 でも発想としては面白いな。死後の世界。 herめっちゃ好きなんだろう。僕もあの映画は好き。

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2024/04/07

田坂さんのゼロポイントフィールド仮説を説明した本。田坂さんの本番幾度と拝見しており、良書を幾つも出されているのでこの本も読んでみた。じっくり読み込んでみたが、まだ私の知識レベルでは理解がついて行けておらず、断念してしまった。今度も同様の本を読む事になると思うが、死ぬまでに理解でき...

田坂さんのゼロポイントフィールド仮説を説明した本。田坂さんの本番幾度と拝見しており、良書を幾つも出されているのでこの本も読んでみた。じっくり読み込んでみたが、まだ私の知識レベルでは理解がついて行けておらず、断念してしまった。今度も同様の本を読む事になると思うが、死ぬまでに理解できるのか正直自信が無い。

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2024/04/06

量子科学の専門家である筆者が、自身の知見から「死」に対して持っている仮説を説明した本です。 何故この本を手に取ったか忘れましたが、さっと読んで置いていた本書を、大切な人の死を機に、もう一度読み直しました。 量子科学には門外漢なため、自身で信憑性を判断出来ませんが、決して疑似科...

量子科学の専門家である筆者が、自身の知見から「死」に対して持っている仮説を説明した本です。 何故この本を手に取ったか忘れましたが、さっと読んで置いていた本書を、大切な人の死を機に、もう一度読み直しました。 量子科学には門外漢なため、自身で信憑性を判断出来ませんが、決して疑似科学やオカルト的なものではなく、科学者としての仮説を説明する筆者の姿勢は見てとれました。筆者曰く、世界はその裏側にある「量子真空」と併存しており、我々の経験や自我はそこに記録され、既に記録されている他者の情報と相互反応を起こし続けるため、自身の全ての情報が死後も残され、かつ活動し続けるという意味で「死は存在しない」と述べています。 冒頭に述べた、大切な人の死に直面した時、 「死とは、何処にもいなくなると同時に、何処にでもいるようになること」 そんな考えが浮かびました。毒にも薬にもならない言葉遊びと思う一方で、何故かこの考えがストンと胸に落ちたのを覚えています。筆者が唱える仮説は実証が難しいと思いますし、死に対する考えは千差万別あって良いと思います。ただ、自身にとっては、こういう考えもあることを知れて良かったと思います。

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2024/06/05

自身の死生観に強く影響を与えた本。自身や肉親に必ず訪れる死への恐怖に対して「こう思えたら救われるじゃんね」っていう解釈を得られたのは本当によかった。科学者が辻褄を合わせてくれる、そのことが随分ありがたい。本書に書いてあることが嘘か誠かなんて多分関係なくて、「信じてみたい」と思えた...

自身の死生観に強く影響を与えた本。自身や肉親に必ず訪れる死への恐怖に対して「こう思えたら救われるじゃんね」っていう解釈を得られたのは本当によかった。科学者が辻褄を合わせてくれる、そのことが随分ありがたい。本書に書いてあることが嘘か誠かなんて多分関係なくて、「信じてみたい」と思えたことが花丸なのだ。少なくとも、死に対して人一倍小心者であった私が少し穏やかになれた。のと同時に、本当にやってくる真実へ覚悟をもつこともできた。田坂さん、ありがとうございました。

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2024/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゼロ・ポイント・フィールドがキーワード。全てはそこから始まり、全てはそこへ帰結する。それは意思を持ち成長していると。 前世の記憶とか、走馬灯とか、何かの引き寄せとか、なるほどなと思う。 要所要所で断定して論が進められるから、立ち止まって引きずられないように考えなければならないときもあった。 (記録が記憶へとは?) 死んだらどうなるか、特にどうだったらいいなんてこともないのだけれど、やっぱり良く楽しく生き続けようということは改めて思う。 そして、もっともっとたくさんの本を、“実際にこの目で”読みたいと強く思わされた。

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2024/03/22

全ての事象はゼロ・ポイント・フィールドに記憶されている。そして人は死ぬと自我を失い、肉体を残してそのフィールドへと向かう。そこで全てを知ることになるようだ。宇宙は成長していて、自分は成長する宇宙が生み出したものの一つであり、自分も宇宙の一部である。すなわち宇宙意識に気づく。よって...

全ての事象はゼロ・ポイント・フィールドに記憶されている。そして人は死ぬと自我を失い、肉体を残してそのフィールドへと向かう。そこで全てを知ることになるようだ。宇宙は成長していて、自分は成長する宇宙が生み出したものの一つであり、自分も宇宙の一部である。すなわち宇宙意識に気づく。よって宇宙が成長する限り、宇宙の一部である自分は死なない。たとえ肉体が死んだとしても。 かなりオカルトチックに思えた序盤だったが、終盤では宗教と科学との架け橋となる筆者の考えに少し賛同した。前にYouTubeでも似たことを聞いたことがあって、「全ての人は宇宙であり一つである」と言っていたがそれと繋がった。

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2024/02/26

幽霊とか占いとか縁起が良い悪いといったスピリチュアルなことは自分とは無縁だと思ってましたが、この本を読んでからは少し信じてみてもいいのかな?と思わせてくれました。 この本の内容を完全に納得したわけでもないですが、一見相反する科学と宗教が実はある考え方では一つに結びつくというのが斬...

幽霊とか占いとか縁起が良い悪いといったスピリチュアルなことは自分とは無縁だと思ってましたが、この本を読んでからは少し信じてみてもいいのかな?と思わせてくれました。 この本の内容を完全に納得したわけでもないですが、一見相反する科学と宗教が実はある考え方では一つに結びつくというのが斬新で興味を惹かれました。

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2024/02/23

死後の世界について、宗教は、人を恐怖や不安で動かすものではなく希望や安心を与えるべきものであるという考えのもと、宗教と宗教と化している科学との融合を目指し、どちらにも偏らない立場で語っている。 死んだら意識はどうなるのか、シンクロニシティや臨死体験の共通性、引き寄せ、前世の記憶...

死後の世界について、宗教は、人を恐怖や不安で動かすものではなく希望や安心を与えるべきものであるという考えのもと、宗教と宗教と化している科学との融合を目指し、どちらにも偏らない立場で語っている。 死んだら意識はどうなるのか、シンクロニシティや臨死体験の共通性、引き寄せ、前世の記憶、地獄、地縛霊などなどが、ゼロ・ポイントフィールド仮説で説明されている。 リン・マクタガートの「フィールド響き合う生命・意識・宇宙」を読んだことがあるため、ゼロ・ポイントフィールド仮説による世の中の不思議と思える現象への説明も、抵抗なく読めた。 死んだ後、ゼロ・ポイントフィールドで、自我が消え、全てを知り、超自我意識、宇宙意識と一つになる。 人生は宇宙意識の一瞬の夢であり、その宇宙意識は夢を通じて、学び成長しているという。 もしそうなら、AIがあらゆることを学習していく過程を思わせ、意識とはデータのようなものなのかと感じた。 宇宙意識が成長していく先に何があるのか、そして 死ぬと自我は無くなり、宇宙意識に戻るというが、宇宙意識から、個々の肉体を持った意識として生まれてくる過程は、どのようなものかについて、疑問が湧いてきた。

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2024/02/08

この世界にいる人達、誰にも見えなくて でも、みんなが似たようなことを感じていて 息を吸ったり吐いたり 生きると死ぬの間で 力強くなったり、頼りなくなったりしながら 私も光も さまよっている 思ったより(私も光も)孤独じゃなくて でも孤独だと(私は)思っていたくて いろいろな言葉...

この世界にいる人達、誰にも見えなくて でも、みんなが似たようなことを感じていて 息を吸ったり吐いたり 生きると死ぬの間で 力強くなったり、頼りなくなったりしながら 私も光も さまよっている 思ったより(私も光も)孤独じゃなくて でも孤独だと(私は)思っていたくて いろいろな言葉で表現してみたり さまざまな角度から眺めてみたり 生きている側から 死んでいる側を 覗きこもうとするとドキドキする 向こう側から こちら側を 覗きこんだら そしたら… (とりあえず、もっともっとこの世界のことを学んでみたいと思ったので、 宇宙に関する本や量子論の初心者向けの本も、少しずつ読み始めることにしました。)

Posted byブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書に書かれている通り、ひとつの仮説として死後に希望を持てるような内容ではあると思う。死とは少なくともこの世界から存在しなくなることである、そうだとして、その死が存在しないというのだから、どうしても世間一般でいう宗教的気分に読後感が収斂してしまいそうなところをうまく科学との融点を見出そうとしている良い雰囲気。

Posted byブクログ