死は存在しない の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
231207*読了 5歳のとき、祖父の死を体験した時から死への恐怖はずっと心にある。 生まれ変わり、天国の存在は年々信じなくなってきて、科学的な考えを支持するようになった。死ねば無に帰すると。 この本のタイトルを目にして、死が存在しないのならその考えにすがりたいと思った。 ただ、このタイトルから受ける、死ぬことそのものがないかのような印象とは違い、結論、人は死ぬし、自分が今持っている意識はなくなる。それは受け止めなければならない。 ただ、ゼロポイントフィールドに意識が融合していくことで宇宙に帰るという壮大な考えは、科学でもあり宗教(想念)でもあり、救いにはなると感じた。 死に対する考えよりも納得したのは、ゼロポイントフィールド仮説による引き寄せ、シンクロニシティ。 自分にも何度も不思議に思う体験はあったし、それが偶然ではないように思えていた。 ゼロポイントフィールド仮説で無意識と繋がって発生していたとしたら納得できる。 元来ポジティブな性格なので、良いことを引き寄せることが多いのは多いが、より願う未来を引き寄せていくにはもっと広い心というか、無意識レベルで前向きになっていかねばならないなぁ。 雑念を払って、無になる。マインドフルネスはやっぱり大事なのね。 宇宙が誕生してから今に至るまでのすべてがこの空間に蓄積されているとしたらそれは莫大すぎて想像もつかないけれど、それぐらい宇宙はすごいものなので、そうであってほしい。願い。 自分がどう思うかは自由だし、わたしはこの考えを支持したい。
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会社で進められて読みました。 著者がずっと仮説と言い続けてたので誠実だと思いました。 死後の世界や輪廻転生を信じてないので、やはり同意はできませんでした。 以下理由 ・ゼロポイントフィールドが存在しても自分に都合の良い情報を選べると思えない点 ・ゼロポイントフィールドにアク...
会社で進められて読みました。 著者がずっと仮説と言い続けてたので誠実だと思いました。 死後の世界や輪廻転生を信じてないので、やはり同意はできませんでした。 以下理由 ・ゼロポイントフィールドが存在しても自分に都合の良い情報を選べると思えない点 ・ゼロポイントフィールドにアクセスするのに死んだ親族を介するようでしたが、死んだらその人の属性が無くなるのに血縁関係だけ残るのなんで? 等です。
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2023年 読了 宗教やスピリチュアルには関心が薄いけれど、 まさか量子力学を通じて、死生観の納得材料が、いくらかでも得られると思わなかった。考察が好み。
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興味がある分野なので手にとってみたものの、発想が突飛推しもない感じで、理解しづらかった。 ただし、それは自分の知見不足があるせいかもしれないし、いずれ理解されるもので今は予備知識がないので理解できないだけかもしれない。だから、発想そのものを否定するものではない。 しかしながら、...
興味がある分野なので手にとってみたものの、発想が突飛推しもない感じで、理解しづらかった。 ただし、それは自分の知見不足があるせいかもしれないし、いずれ理解されるもので今は予備知識がないので理解できないだけかもしれない。だから、発想そのものを否定するものではない。 しかしながら、やたらと「文字稼ぎ」のように同じ言い回しを繰り返したり、話がロジカルでなく飛躍していたり、会話のように展開していくので、話のつながりを失ってしまったり(読書中断後の再開時に元に戻っても???となる)、章や節の構成の工夫の余地がある、など文章としてはイマイチだと感じた。 とりあえずら5年後くらいに再読して、理解できるかが?となるが、あまりその自信はないなぁ。
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後半の死後の仮説はなかなか理解が難しかったが、そういう考え方もあるんだな…と言った感想です。宗教について疑問を持ち読んだので、少し腑に落ちる部分はありました。信じて救われるというか、要するに深い部分での自分との対話なんですね。
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冗長 繰り返しが多い 自著への言及多すぎ 字間空きすぎ 科学と言えるのは最初の三分の一で後は筆者の映画や書籍からの想像
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ゼロポイントフィールド仮説面白い。 この世にある全ての事象は、量子真空の問い。 人も1つの情報収集。
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タイトルに惹かれて読んでみました。 科学的な仮説に基づき、工学博士が「死」について語る本。 個人的には、もう少し文面を割いて「ゼロポイントフィールド仮説」について科学的な論拠を語っていただきたかった。 議論のすべての根拠となる「ゼロポイントフィールド仮説」が納得できず、結局本書...
タイトルに惹かれて読んでみました。 科学的な仮説に基づき、工学博士が「死」について語る本。 個人的には、もう少し文面を割いて「ゼロポイントフィールド仮説」について科学的な論拠を語っていただきたかった。 議論のすべての根拠となる「ゼロポイントフィールド仮説」が納得できず、結局本書を理解できないまま終わってしまった。 死後人がどうなるか、未来予知、既視感などの説明についても、心理学の集合無意識?アカシックレコード?コードギアスのCの世界?など、思考が宗教学、心理学や創作の方に意識が行ってしまって結局科学的に納得することができなかったので残念。
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最先端の量子力学で「ゼロポイントフィールド」の存在が実証されつつある(つまりまだ実証されていないし、されるとも思えない)というのが本書の大前提となる。 筆者は自分は科学者だから、科学的に実証されないものは信用できないとしながら、この「ゼロポイント~」理論を完全に肯定し、様々な心霊...
最先端の量子力学で「ゼロポイントフィールド」の存在が実証されつつある(つまりまだ実証されていないし、されるとも思えない)というのが本書の大前提となる。 筆者は自分は科学者だから、科学的に実証されないものは信用できないとしながら、この「ゼロポイント~」理論を完全に肯定し、様々な心霊現象や超能力、宗教、全てをここに結びつけ科学的に、合理的に証明できたと書く。 しかし、大元の理論が実証されていないのに、科学的にも合理的にも実証されようが無いのでは?むしろこじつけのように感じる。 もちろん、この理論が無い事(間違っていない事)が証明されていない以上、否定はできないがこれほど大きな仮説になるとそもそも実証する方法もないのでは? 例えばこの世界が「マトリックス」では無い、と証明するようなものだろう。 そのため、広範にわたる筆者の知識や博学からの説明も私には上ずって読めてしまった。 理論自体は面白くはあるので、他の著作を読んでみよう。
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読み物としては興味深かったですが、もっと量子科学での仮説を期待してたのでちょっと残念。しかしこの本をきっかけに宇宙や物理学、死後の世界などこれまで読まなかった分野に興味を持つようになったので個人的には価値があったと思います。
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