死は存在しない の商品レビュー
「ゼロ.ポイント.フィールド仮説」は「科学的仮説」 宇宙に存在する「量子真空」の中にの出来事のすべての情報が「記録」されているという仮説。 「過去」「現在」だけでなく「未来」の情報も存在するという。 さて、この仮説を信じるかどうか。
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これでもか!というくらい壮大な思想が350ページにわたって繰り広げられるため、お腹いっぱいです… でも、なんか、すごかった…
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量子力学の本 前半は面白かったような気がする。 ビックバンは空から生まれると思っていたけれど 無というのがエネルギーが飽和している状態である ということであるということが前提であることを知った。 波であり、認識されることで形になる。 ホログラム的なのが今なのだと思うと少し不思...
量子力学の本 前半は面白かったような気がする。 ビックバンは空から生まれると思っていたけれど 無というのがエネルギーが飽和している状態である ということであるということが前提であることを知った。 波であり、認識されることで形になる。 ホログラム的なのが今なのだと思うと少し不思議。
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死後の世界は存在するのか、否か。科学的な視点で説明されており、一方で、宗教的な点や精神的な視点も丁寧に説明され、内容はやや難しさもありましたが、死とは何か?の問いに、自分とは何か?と答える。その問答が全てであると、共感出来ました。
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もうすこし量子研究がゴリゴリな展開を期待してましたが、わかりやすいけどわからない?ある意味で難解です。
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宗教でも科学でもない、第三極の死生観(死観?)を提示する理論「ゼロ・ポイント・フィールド」を主軸に語られる。 予知、予感または臨死体験等な現代の科学では解説できない事象を作者の体験を交えて語られるが、いくら具体的な体験を綴られてもオカルト的視点からは脱却できていない印象。 世の中...
宗教でも科学でもない、第三極の死生観(死観?)を提示する理論「ゼロ・ポイント・フィールド」を主軸に語られる。 予知、予感または臨死体験等な現代の科学では解説できない事象を作者の体験を交えて語られるが、いくら具体的な体験を綴られてもオカルト的視点からは脱却できていない印象。 世の中のすべての物質は突き詰めれば波動であり、その波動は情報として宇宙に残るという、SFよろしくの理論が語られるが、そのぶっ飛び加減から途中でほぼついて行けなくなってしまった。 筆者は当説はあくまで仮説であり、読者にその思想・理論を無理強いするようなことはしない、と述べているが、個人的には死についての霧が深まってしまったように思えた。
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「最先端量子科学が示す新たな仮説」ということでちょっとワクワクして手に取ったのですが、ちょっと期待外れでした。前半はまあまあ理解できた(というか頭に入った)のですが、後半の「意識の5階層」あたりからちょっと怪しくなってしまって「宇宙意識」に至ってはもはや宗教か哲学のようなお話に。...
「最先端量子科学が示す新たな仮説」ということでちょっとワクワクして手に取ったのですが、ちょっと期待外れでした。前半はまあまあ理解できた(というか頭に入った)のですが、後半の「意識の5階層」あたりからちょっと怪しくなってしまって「宇宙意識」に至ってはもはや宗教か哲学のようなお話に。。 死後、人間の「意識」は無に帰するのか、それとも、田坂氏の唱えるとおり、この宇宙の普遍的に存在する「量子真空」の中の「ゼロ・ポイント・フィールド」内で、自我とともに消えて「宇宙意識」と一体化していくのか。。。 結構、売れてる新書なのですが、皆さん、どう理解するのだろう。
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宗教的な死後の世界や意識に関する内容を、科学的な言葉を使って仮説として説明した本。内容的に目新しさはないが、最新の科学理論や映画などを根拠に分かりやすく説明されているのが面白いし勉強になる。 現状の科学の方向性に対する提言として、科学者である著者の危機感を感じた。地球が住めなく...
宗教的な死後の世界や意識に関する内容を、科学的な言葉を使って仮説として説明した本。内容的に目新しさはないが、最新の科学理論や映画などを根拠に分かりやすく説明されているのが面白いし勉強になる。 現状の科学の方向性に対する提言として、科学者である著者の危機感を感じた。地球が住めなくなるという悲観的な未来に対する「火星への移住」のため、ではなく、我々の内側「人」そのものの解明のために科学の力を活用すべしとする意見には大いに賛同する。
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本書の主旨は、ゼロ・ポイント・フィールド仮説にて、「科学」と「宗教」の間にある深い谷間に「新しい橋」を架けることです。 「意識」を科学が「説明ができない」ことを理論的に発展させることによって、新たな宗教である「科学」と、これまでの古い「宗教」とを「ゼロ・ポイント・フィールド」に...
本書の主旨は、ゼロ・ポイント・フィールド仮説にて、「科学」と「宗教」の間にある深い谷間に「新しい橋」を架けることです。 「意識」を科学が「説明ができない」ことを理論的に発展させることによって、新たな宗教である「科学」と、これまでの古い「宗教」とを「ゼロ・ポイント・フィールド」にて説明しようとする 田坂広志氏の「大統一場」理論なのです。発想はおもしろいし、そうであったら、閉ざされた死を、明るい場に出そうとする。たのしいと感じました。 ・「死」をめぐる3つの視点 ①宗教的な視点 死後の世界、チベット死者の書、エジプト死者の書、キリスト教天国、仏教極楽浄土、イスラム教ジャンア ⇒ 科学的には立証できていない ②科学的な視点 死後の世界はない、脳も意識も停止し、すべてが無に帰する ⇒ 体験について科学的に究明、説明がなされていない ③医学的な視点 生き返ったものの死後の世界の体験、臨死体験、幽体離脱 ⇒ なぜ、そうした不思議な体験が起こるのかが、科学的に説明されていない。 ようは、死後の世界については、半信半疑ではないだろうか ・「科学」というものが、現代における「最大の宗教」となっている ⇒ でも 現代科学ですら、「意識」の本質を明確に説明できていない ⇒ それは、現代科学は、「唯物論的科学」だから ・「唯物論的科学」には、3つの限界がある。 ①要素還元主義の限界 要素を小さく分解し、それぞれの要素を分析し、総合すればその対象の性質をすべて解明できる ⇒ 複雑系は、対象の性質の理解を阻んでいる ②物質証明の限界 量子論のレベルでは、物質はそもそも、粒子と波動の二重性をもつ 物質という存在が消えていく ③説明不能の限界 現代科学にはなぜ、そうしたことが起こるのかを説明できない5つの問題がある 自然定数の奇跡的整合性、量子の絡み合いと非局在性、ダーウィニズムの限界、生物の競う能力の謎、神経の伝達速度と反射運動の謎 ⇒現代科学は、物質から意識というものがどのようにして生まれてくるのかを説明できていない ・不思議な現象とは 視線感応、以心伝心、予感、予知、占い的中、既視感(デジャヴ)、シンクロニシティ ⇒ 現代科学では、「説明ができないものは、存在していないもの」 ■ゼロ・ポイント・フィールド仮説とは この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中に、「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場があり、その場に、この宇宙のすべての出来事のすべての情報が「記録」されているというもの ・量子真空とは、ビッグバンを起こせるほどの無限のエネルギーがひそんでいる空間である ・ゼロ・ポイント・フィールドには、波動の形で、宇宙全体の情報が記録されている ⇒部分の中に全体が宿る、一即多、多即一、「一粒の砂の中に世界を見る」 ・意識には5つの階層がある ①表面意識 自我 ②静寂意識 祈り、瞑想、もう一人の自分 ③無意識 引き寄せの法則、直感、心の浄化 ④超個的無意識 以心伝心、超我 ⑤超時空的無意識 直観、シンクロニシティ、予感、予知、占い的中、真我 ・ゼロ・ポイント・フィールドに繫がれば、アイデアが「降りてくる」「天啓のごとく与えられた」状態となる ・「神」「仏」「天」とは、ゼロ・ポイントフィールドに他ならない ⇒ ゼロ・ポイント・フィールド仮説こそが、「科学」と「宗教」の間に架けるべき新たな橋である。 ⇒ 地球の前史がおわる アーサー・C・クラーク 「地球幼年期の終わり」 目次 序話 この本を手に取られた、あなたへ 第1話 あなたは、「死後の世界」を信じるか 第2話 現代の科学は「三つの限界」に直面している 第3話 誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」 第4話 筆者の人生で与えられた「不思議な体験」 第5話 なぜ、人生で「不思議は出来事」が起きるのか 第6話 なぜ、我々の意識は「フィールド」と繫がるのか 第7話 フィールド仮説が説明する「意識の不思議な現象」 第8話 フィールド仮説によれば「死後」に何が起こるのか 第9話 フィールド内で我々の「自我(エゴ)」は消えていく 第10話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか 第11話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく 第12話 あなたが「夢」から覚めるとき 終話 21世紀、「科学」と「宗教」は一つになる 謝辞 さらに学びを深めたい読者のために ISBN:9784334046309 出版社:光文社 判型:新書 ページ数:360ページ 定価:920円(本体) 発売日:2022年11月30日4刷
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私も不思議な出来事が周りに良く起こるが、非科学的だと信じてもらえないことがあった。 この本を読んで、現代人は説明ができないことがあるにもかかわらず、科学を絶対視していて、科学という宗教に入っているというふうに書いてあり、妙に納得した。 現代の科学は物質還元主義であり、その前提...
私も不思議な出来事が周りに良く起こるが、非科学的だと信じてもらえないことがあった。 この本を読んで、現代人は説明ができないことがあるにもかかわらず、科学を絶対視していて、科学という宗教に入っているというふうに書いてあり、妙に納得した。 現代の科学は物質還元主義であり、その前提が実は間違いであり、もっとも小さい物質である光子は粒子と波動の二重性を持つことからもこの前提はおかしいのではないか?ということが分かる。そこで、筆者は波が1番小さな要素ではないか?という仮説を立てた。この仮説に沿っていくと、なぜか危機を回避できたり、相手の考えていることが分かったり、人間の意識についての説明ができる。 宇宙には、ゼロポイントフィールド(真空空間のような物で無限のエネルギーが取り出せる)という場があり、そこではあらゆる波を記憶することができ、波の減衰も起きない。そのため、過去と現在を知ることで未来を予測できる。 よって、人は肉体的には死ぬが意識は残り続け、死後自我がなくなり人間の意識は新しく生まれ変わることができる。
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