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私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE の商品レビュー

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58件のお客様レビュー

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2023/01/21

よく手に馴染んで、その形や気泡の感じまで大好きだった安土草多さんの吹きガラスのグラスを昨夏にテーブルから落として割ってしまった。いとおしさを感じていた、お気に入りの何かをを無くす悲しさについて、この本の後半で著者のあるものが壊れるところを読んで鮮やかに思い出した。 「生活改善運...

よく手に馴染んで、その形や気泡の感じまで大好きだった安土草多さんの吹きガラスのグラスを昨夏にテーブルから落として割ってしまった。いとおしさを感じていた、お気に入りの何かをを無くす悲しさについて、この本の後半で著者のあるものが壊れるところを読んで鮮やかに思い出した。 「生活改善運動」と文字だけ読むと、青筋を立てて迫り来る印象を持つかもしれないが、そういうものではなく、いまより良い状態、幸せな段階をめざす比較級の営みであることが読んでわかった。それはまた距離感の捉えなおしでもあった。街や地域、旅行先や実家などの大きな縮尺から家の近くの坂道や部屋の窓、ベッドシーツから服の繊維まで。自分とモノ、人との幸せな距離について考える。最近ちょうど生活について変えどきかな……と思っていたのでとても素敵な指針になりました。ありがとう。

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2023/01/05

「これでいいや」で選ばない。「実は好きじゃない」を放置しない。そんな生活改善運動を通して、自分自身が癒やされていく。 好きでないもの、適当に選んだものに囲まれた生活は知らず知らずのうちに自分を否定していく。逆にいえば、好きなもの、よく選ばれたもので生活を満たすことは、自分を肯定...

「これでいいや」で選ばない。「実は好きじゃない」を放置しない。そんな生活改善運動を通して、自分自身が癒やされていく。 好きでないもの、適当に選んだものに囲まれた生活は知らず知らずのうちに自分を否定していく。逆にいえば、好きなもの、よく選ばれたもので生活を満たすことは、自分を肯定することになるのだと気付かされた。 「セルフケアは、自分だけでは完結しない。自分(セルフ)を通して世界を満たしていく行為なのだ。部屋を心地よい場所にしていくと、自分が満たされていく。私が生活改善運動を行ってきた結果、一番変わったのは実は生活そのものではなくて、自分自身だった。幸せを受け取っていいと、思えるようになった」

Posted byブクログ

2022/11/21

リブラリエのアルトス分室の棚がメンテナンスされたというので、ひょっとして、と期待しながらのぞいてみると……やっぱり! 入荷されてました、気になっていた安達茉莉子『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』。 愛らしい装丁と、がっぷり組み合った骨太な中身。 「それは、贅沢...

リブラリエのアルトス分室の棚がメンテナンスされたというので、ひょっとして、と期待しながらのぞいてみると……やっぱり! 入荷されてました、気になっていた安達茉莉子『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』。 愛らしい装丁と、がっぷり組み合った骨太な中身。 「それは、贅沢ではない。意地なのだ。「人流」を抑える緊急事態宣言、オリンピックの前に、ひとの日常、ひとの営みが軽視される毎日。コロナ以前に、そもそも貧しくなってきている経済、社会。個人としても日常的に恐怖がある毎日のなかで、自分の「生活」をできるだけ心地よく幸せにしていくという試みは、自分たちを貧しく、雑に扱わせてはならない、という意地につながる。」 という言葉が印象的で、何回もくり返し読む。 たとえばAmazonの検索ボックスに、探している物の名前を打ち込むだけで、無数の選択肢が値段とともに提示されるような毎日のなかで、より自分の好きな方を選択するって、ときにすごく勇気がいるけど、それは贅沢なんかじゃないんだよー!って、誰かに向かって叫びたい。誰に? 著者のzineや作品づくりに取り組むエネルギー、妙蓮寺の本屋・生活綴方を中心とするコミュニティの営みが、風になってページの間からびゅんっと吹いてくる。 きっとこの風も、この本の魅力のひとつなんだろうなあ。

Posted byブクログ

2022/10/24

実は好きじゃない、を放置しないこと。という帯が刺さりました。結構ありますよね、好きじゃないのに、そのままにしてること。焦らず片付けていこう。

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2022/10/08

本棚とか服を手作りしたり、いいなあ。本当に好きだと思えるものしか持たずに暮らしたい。Yさんについてもっと知りたくなった。

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2022/10/04

他の誰でもない、自分が「快」と思うものを選んでいく。 それが大事なんだろうと思いながらうまくいったりうまくいかなかったり・・・。 あまりにも共感できてしまう。 断捨離もていねいな暮らしも分かるけれど「がわ」だけを真似てもどうにもしっくりこない。 「私」にマッチしていないのだ。 だ...

他の誰でもない、自分が「快」と思うものを選んでいく。 それが大事なんだろうと思いながらうまくいったりうまくいかなかったり・・・。 あまりにも共感できてしまう。 断捨離もていねいな暮らしも分かるけれど「がわ」だけを真似てもどうにもしっくりこない。 「私」にマッチしていないのだ。 だってそれは「私が考えて選んだ」のではなく誰かの心地よい生活の真似だから。 自分に何が心地よいかを考えて選んでいく。 たとえたどり着いた「快適」が雑誌で見たものと同じだっとしてもださかがスピーディーにくれた答えとそれは幸福度が違う。 そういうことの記録が書かれている。 ZINを書籍化したものらしいけれど、書籍化ありがとう!!と思う。 素敵なZINは多いけれど中々手に取る機会が少ないからね。 こちらは妙蓮寺の本屋さんが登場する。 石堂書店は知っているし買ったこともあるけれど姉妹店が新しくできていたのを知らなかった。 近いうちにお邪魔してみたい。

Posted byブクログ

2022/10/03

たまにこういう本を読んで、健やかな生活のことを思い出さなきゃいけない気がする。もっと丁寧に、自分のこと大切にして生きられるはずなのに、優先するのは他人だったり楽さだったり。ありきたりな言葉だけどちゃんと自分の人生を生きれる人になりたいなって思う。

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2023/02/15

2022/09/22リクエスト? 1 タイトルと内容が思っていたものと違った。 本の中に出てくるYさんの部屋を、実践しているのか、と。 自分自身は、こだわりやが過ぎて、なかなかものが買えない。見つからないなら、無くてもいい、くらいの。 食べることも好きで、ご飯を作るのも好き。...

2022/09/22リクエスト? 1 タイトルと内容が思っていたものと違った。 本の中に出てくるYさんの部屋を、実践しているのか、と。 自分自身は、こだわりやが過ぎて、なかなかものが買えない。見つからないなら、無くてもいい、くらいの。 食べることも好きで、ご飯を作るのも好き。 最近は洋服は縫わないけど、高校生の頃はワンピースを縫ったことを思い出した。 今は、スティーブ・ジョブズスタイル。 著者はどんな方なんだろう…と思いながら読み終えた。

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