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キュレーターの殺人 の商品レビュー

4.3

130件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2022/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新作を楽しみにしている作家の一人。 切断された人間の指2本が発見される事件が立て続けに3件おこる。血生臭い展開になるのかと思いきや、その後は謎を追うポーとブラッドショーのコンビの捜査が続く。 事件の首謀者と被害者の関係がそこまで悪かったのかと唖然。結末の付け方に驚愕。

Posted byブクログ

2022/10/03

〈ワシントン・ポー〉シリーズ第三弾。人間の指が複数の場所で発見されるところから始まる。連続殺人事件となりポーらシリーズのメンバーが捜査する。魅力的な登場人物たちと二転三転する展開が今作も面白い。ポーとブラッドショーのコンビの良さと犯行の不気味さとその奥にある狂気。動機が明かされる...

〈ワシントン・ポー〉シリーズ第三弾。人間の指が複数の場所で発見されるところから始まる。連続殺人事件となりポーらシリーズのメンバーが捜査する。魅力的な登場人物たちと二転三転する展開が今作も面白い。ポーとブラッドショーのコンビの良さと犯行の不気味さとその奥にある狂気。動機が明かされるラストまで一気読み。長く読みるシリーズになってくれると嬉しい。

Posted byブクログ

2022/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ワシントン・ポーシリーズ最新作、発売後すぐに購入したにも関わらず、上期決算を迎える9月末という時期が私のページを捲る手を鈍らせました。 読み終えるのに1週間ぐらいかかったのかなぁ^^; 本作が面白くなかった訳ではないですからね、面白いからこそシリーズ第3作まで追いかけている訳で、本国ではすでに発売されているらしい最新作の発売を楽しみにしています。 なかなか本作も衝撃的なスタートでしたね。 生きたまま指を切り落とされる...想像するだけで痛い(><) 死体なきシーンから始まった本作、地道な操作の結果、容疑者を特定し、#BSC6から始まった謎は溶けたかに思われた。 しかし、シリーズを追いかけてきた読者には本シリーズがそんな単純な結末を迎えるわけはないことはわかっています。 突如、ポーの閃きから事件の姿が明らかにされ、本事件は想像だにしなかった結末を... シリーズ3作品、全て私の読後評価は☆4つ、決して満足してない訳ではありません。 緻密故にちと長い、でも読者を飽きさせない。 いやぁ〜、本作も大満足の一冊でした♪ 『ストーンサークルの殺人』『ブラックサマーの殺人』の刑事〈ワシントン・ポー〉シリーズ、驚愕必至の第三作登場。 人体連続切断事件の背後に潜む「キュレーター」とは? 「先が読めたと思うなら、あなたは注意が足りていない……」 著者M・W・クレイヴン自薦! クリスマスの英国カンブリア州で、切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップのなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内で――。現場には「#BSC6」という謎めいた文字列が。三人の犠牲者の身元を明らかにしようと国家犯罪対策庁のワシントン・ポー刑事とステファニー・フリン警部、、ティリー・ブラッドショー分析官らが捜査に乗り出す。だが彼らはまだ知らない。この連続殺人の背後に想像を超える巨悪「キュレーター」が潜んでいることを……。ポーやティリー、フリンたちが相対する敵の正体とは!? 驚愕必至のシリーズ第三作。解説/若林踏 著者について イギリス・カンブリア州出身の作家。軍隊、保護観察官の職を経て2015年に作家デビュー。2018年に発表した『ストーンサークルの殺人』で、英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガーを受賞した。

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2022/09/30

やー。今回もびっくりした。 びっくり度で言ったら過去一かもしれない。 事件については何も言えないので(ネタバレ回避)、私の好きなキャラクターについて。 ティリーもとっても魅力的なんだけど、私が好きなのはステファニー・フリン警部。 めちゃくちゃ仕事できるバリキャリでレズビアンで、...

やー。今回もびっくりした。 びっくり度で言ったら過去一かもしれない。 事件については何も言えないので(ネタバレ回避)、私の好きなキャラクターについて。 ティリーもとっても魅力的なんだけど、私が好きなのはステファニー・フリン警部。 めちゃくちゃ仕事できるバリキャリでレズビアンで、私のイメージでは真っ赤な口紅が似合うタイプ。あけすけに下品な言葉を使うけどそれがとっても似合っててかっこいいんだぁ。 今作ではとってもつらくて怖い思いをしたから本当に心配……。 ポーとティリーの力でなんとか復活してほしいんだけど……こういうのもネタバレになるんだろうか。 少し内容について書くと、キュレーターの残忍さが怖かったし、真犯人の動機?も異常としか言えなくて背筋ぶるり。 解説の若林踏さんも書かれていたけれど、警察小説と本格ミステリが絶妙な塩梅でかけ合わさった、実は稀有なシリーズなのではないかと私も思う。 ポーとティリーの関係性も、どんどん信頼感が強まっていて良き。2人で乗り越えてほしい。

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2022/09/30

シリーズ三作目の本作。今までと同様カンブリアを舞台に、ワシントン・ポー部長刑事が優秀な分析官ティリー、2人の上司に当たるフリン警部と共に凄惨な連続殺人事件に挑む。 クリスマスプレゼントに紛れ込んだ2本の人の指から始まる連続殺人事件。これまではティリーの現実離れした情報収集能力に目...

シリーズ三作目の本作。今までと同様カンブリアを舞台に、ワシントン・ポー部長刑事が優秀な分析官ティリー、2人の上司に当たるフリン警部と共に凄惨な連続殺人事件に挑む。 クリスマスプレゼントに紛れ込んだ2本の人の指から始まる連続殺人事件。これまではティリーの現実離れした情報収集能力に目が行きがちだったが、今回は些細な情報から真実をあぶり出すポーの推理力と直感に魅了される事が多かった。 ラストは賛否が分かれそうだが、個人的にはあり。今後、登場人物たちが更に苦しむ様が容易に想像できて正直楽しみでもある。 シリーズを追うごとにポーとティリーがコンビとして成長し、友人としても相棒としても、阿吽の呼吸と言ってもいいような関係が築かれているのが微笑ましい。 とりわけティリーのキャラクターは、目を背けたくなるような描写の中に癒しをもたらしてくれる。 おかげで600ページ超えの長編もスラスラ読めた。 続編も長編2つに中編1つ、短編集1つが既に刊行されているようだ。 今回半ば放置気味となったポー自身の問題もおそらく徐々に解明されていくだろうし、今作で傷を負った人たちが今後どのような形を築くのか、事件以外でも気になる部分がたくさんあるので翻訳が待ち遠しい。

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2022/09/28

クリスマスの英国カンブリア州で、切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップのなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内で――。現場には「#BSC6」という謎めいた文字列が。三人の犠牲者の身元を明らかにしようと国家犯罪対策庁のワシントン・ポー刑事とステファニー・フ...

クリスマスの英国カンブリア州で、切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップのなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内で――。現場には「#BSC6」という謎めいた文字列が。三人の犠牲者の身元を明らかにしようと国家犯罪対策庁のワシントン・ポー刑事とステファニー・フリン警部、、ティリー・ブラッドショー分析官らが捜査に乗り出す。だが彼らはまだ知らない。この連続殺人の背後に想像を超える巨悪「キュレーター」が潜んでいることを……。ポーやティリー、フリンたちが相対する敵の正体とは!? 驚愕必至のシリーズ第三作。 読後、のけぞったのは、今年二度目。

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2022/11/24

刑事<ワシントン・ポー>シリーズ第三弾。病的と言っても決して過言ではない著者の凝りようが遺憾なく発揮されており、作品の濃密度は第一作をも凌駕するほど。ポーの直感的な推理シークエンスが定型化していたり、散々期待を煽った割に犯人(黒幕ではない)が小物だったりと若干の肩透かしも食らうが...

刑事<ワシントン・ポー>シリーズ第三弾。病的と言っても決して過言ではない著者の凝りようが遺憾なく発揮されており、作品の濃密度は第一作をも凌駕するほど。ポーの直感的な推理シークエンスが定型化していたり、散々期待を煽った割に犯人(黒幕ではない)が小物だったりと若干の肩透かしも食らうが、これだけ様々な要素を取り込んでいるにも関わらず、最後は上手い具合に着地するのは著者の類い稀な構成力のなせる業であろうか。今回こそはカンブリアの周辺地図を掲載して欲しかったが、著者あとがきを読む限り、そりゃ確かに載せられないか…。

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2022/09/26

シリーズ三作目 ポーとティリーのコンビの面白さはそのまま、今回もグイグイと読ませる。 だけど、長い割に少し物足りないと感じたのは本筋(ポーの問題)の真相などの進捗が無かったためかも… あとポーの魅力がいまいち伝わってこなかった。(他の作品の主人公とキャラが少しかぶった印象、読...

シリーズ三作目 ポーとティリーのコンビの面白さはそのまま、今回もグイグイと読ませる。 だけど、長い割に少し物足りないと感じたのは本筋(ポーの問題)の真相などの進捗が無かったためかも… あとポーの魅力がいまいち伝わってこなかった。(他の作品の主人公とキャラが少しかぶった印象、読む側の問題) 自然やペットを愛でて和んでる場面があるのが好き。

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2022/09/26

クリスマスの英国カンブリア州で次々と発見される二本の指。そこに添えられた“#BSC6”という文字列。犠牲者を調べていたポーたちがたどり着いた答えのその先には……。 シリーズ第三弾。今作もポー&ティリーが最高。大好き。 ティリーの成長にニヤニヤしながら、妊婦になったフリンが終始イ...

クリスマスの英国カンブリア州で次々と発見される二本の指。そこに添えられた“#BSC6”という文字列。犠牲者を調べていたポーたちがたどり着いた答えのその先には……。 シリーズ第三弾。今作もポー&ティリーが最高。大好き。 ティリーの成長にニヤニヤしながら、妊婦になったフリンが終始イライラしていてどうした?と思いつつ読んでた。 前半サクサク進んで、まだ半分の時点で犯人がわかるから、コレはまだまだわからんぞ?と思ってたら……だよねー(笑) いやぁ、騙された。そっちかー!ってなった。からのそっち?みたいな 相変わらずグロいんやけど(事件がまずグロいよね。痛そう)グロが大丈夫ならほんまにオススメ。ポーがいい奴やし、ティリーはもっといい奴。この二人最高。 次は一年後かな。翻訳お待ちしてます!!

Posted byブクログ

2022/09/24

ワシントン・ポーの性格が好きで、いつも楽しく読めるシリーズ。 今回も細かいチャプターをたたみかけられる。スピード感がある。 ラストは私はううーん、とちょっと唸りました。

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