ぼくの死体をよろしくたのむ の商品レビュー
入口は平凡な日常、中には不思議な世界。 クスッと笑えるお話もあれば、感動する、ちょっと鳥肌が立つものまで。 さまざま対象への恋や愛の形。凝り固まった偏見や枠組みを壊してくれる素敵なお話たちでした。
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ショートショートくらいの短編集。 好きなのは 「銀座 午後二時 歌舞伎座あたり」 「なくしたものは」 「バタフライ・エフェクト」でした!
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んん〜、なんかちょっと期待していたものと違うのかな?途中まで読んだのですが、あまり入り込めず。不思議感があってそれは楽しめるものの、いま私が読みたい本じゃないだけなのかもしれないです。
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タイトルが素晴らしく、ジャケ買いした一冊です! ちょっと不思議な感じだったりと、とっても素敵な短編集でした。 1話目の「鍵」がすごく好きな話でした。 そこに出てくるナナオが別の話にも出てきたのは、 ちょっと嬉しかったです。 あと、タイトルにもなってる「僕の死体をよろしくたの...
タイトルが素晴らしく、ジャケ買いした一冊です! ちょっと不思議な感じだったりと、とっても素敵な短編集でした。 1話目の「鍵」がすごく好きな話でした。 そこに出てくるナナオが別の話にも出てきたのは、 ちょっと嬉しかったです。 あと、タイトルにもなってる「僕の死体をよろしくたのむ」も素敵な話でした。
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4よりの3 川上さんの文章。 小品集にありがちのナルシストさや、いいでしょういいでしょう感がなく、甘っぽすぎず、淡々としているんだけどかといって乾きすぎてもない。 押し付けがましくないのにナチュラルに感受性を刺激してきて、こちらが勝手に感傷的になったりしみじみしたりする。 川上さ...
4よりの3 川上さんの文章。 小品集にありがちのナルシストさや、いいでしょういいでしょう感がなく、甘っぽすぎず、淡々としているんだけどかといって乾きすぎてもない。 押し付けがましくないのにナチュラルに感受性を刺激してきて、こちらが勝手に感傷的になったりしみじみしたりする。 川上さんの文章ってだから好きなんだ
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ずっと雨が降っていたような気がしたけれど 2人でお茶を 銀座 午後2時 歌舞伎座あたり 儀式 ルル秋桜 憎い二人 ぼくの死体をよろしくたのむ 土曜日は映画を見に が個人的にささりました!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集18編 一つ一つ設定も味わいも違っているのにどれも愛おしくなるような手触り感のある物語の数々.そして挟み込まれるエピソードやちょっとした仕草など本当にうまい. 駅弁をきっちり二人で分ける男二人,一晩中ワルツを踊ったり、日曜日のお昼はそうめんと決まっている.そんなことが,その物語を際立たせているのに感動すら覚える.
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ちょっと変わった短編集が読みたくてチョイス。 期待どおりのやわらかい文章でした。 広い意味での家族が出てくるはなしが多かったようにおもう。 特に好きだったはなし。 儀式…とあるものの1日のルーティン お金は大切…お金で買われたらしい僕と和田さんの一晩のはなし ルル秋桜…死体の写...
ちょっと変わった短編集が読みたくてチョイス。 期待どおりのやわらかい文章でした。 広い意味での家族が出てくるはなしが多かったようにおもう。 特に好きだったはなし。 儀式…とあるものの1日のルーティン お金は大切…お金で買われたらしい僕と和田さんの一晩のはなし ルル秋桜…死体の写真をスクラップしている女の子の日々 無人島から…1年のうち十ヶ月は3人の家をぐるぐるしている女の人のはなし
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うーん、なんと言ったら良いのか。一言で言えば少し不思議な話。とはいえ、藤子不二雄F先生のSF(少し不思議)とは違うのです。サイエンスフィクション的な不思議よりも日常的で、また人と人とのまぐわいの中で起こりえている事、それに気づくことなく通り過ぎている事、すなわち実は見落とされてし...
うーん、なんと言ったら良いのか。一言で言えば少し不思議な話。とはいえ、藤子不二雄F先生のSF(少し不思議)とは違うのです。サイエンスフィクション的な不思議よりも日常的で、また人と人とのまぐわいの中で起こりえている事、それに気づくことなく通り過ぎている事、すなわち実は見落とされてしまっている事のお話しのように感じられ、すごく温かく優しい。好きです。
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久しぶりに手に取った川上弘美作品は、やはり私を幸せにしてくれた。ファンタジーのようで現実、またはその逆。それでいい?それでいいのよ、そんな声が聞こえる。
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