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ぼくの死体をよろしくたのむ の商品レビュー

3.8

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/03/17

不思議な読み心地の本でした 後半につれて好きな話が多かったです 『ルル秋桜』『土曜日には映画を見に』『無人島から』『廊下』が特に好きでした 日常から少しずれた人たちがたくさん出てきて、熱烈な愛ではないけど、誰かを思う大切な気持ちがたくさん描かれている柔らかな短編集です

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2024/03/10

帯にある解説の美村里江さんが書いてる通り、「日常と非日常を暖簾一枚の気軽さで行き来する」という表現がピッタリ。 ハッとするタイトルが印象的。18編の短編でよくわからない話や不思議な話が多いです。フワッと軽く読ませます。穏やかな文体で、激しさはなく、最後にそっと余白を残す感じ。 余...

帯にある解説の美村里江さんが書いてる通り、「日常と非日常を暖簾一枚の気軽さで行き来する」という表現がピッタリ。 ハッとするタイトルが印象的。18編の短編でよくわからない話や不思議な話が多いです。フワッと軽く読ませます。穏やかな文体で、激しさはなく、最後にそっと余白を残す感じ。 余韻が心地よいのですが、、、感想が難しいです。 バタフライエフェクト、二百十日、お金は大切、土曜日には映画を見に、あたりが好きです。 隙間時間に読むのにオススメです。

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2024/02/17

18篇から成る色々な「思慕」のお話。恋なのか愛なのか、そういうものとはまた違う相手への感情ってありますね。簡単に名前の付けられない思い。様々なシチュエーションで、何気ない生活の狭間からだったり、ちょっと不気味だったり、異次元に踏み込んでたりと、豊富な世界観で贅沢に楽しめる作品でし...

18篇から成る色々な「思慕」のお話。恋なのか愛なのか、そういうものとはまた違う相手への感情ってありますね。簡単に名前の付けられない思い。様々なシチュエーションで、何気ない生活の狭間からだったり、ちょっと不気味だったり、異次元に踏み込んでたりと、豊富な世界観で贅沢に楽しめる作品でした。

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2024/02/13

よくわからないまま終わる話もあるけど、それでいいやと思えるような軽さ、日常感があった。最後の話「廊下」がとても良かった。淡々とした人生をたどるような話もあり、本を読んでいるのに、余韻はあまりなく、不思議な読書体験だった。

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2024/02/05

⁡ちょっぴりミステリアスな登場人物達と、⁡ ⁡どこかシュールでどこか温かい18の短編集。 ありそうでないようなお話しや⁡⁡ ⁡SFチックなお話しもあってまるっと楽しく読めます。 ⁡ひとつひとつ短く、とても読みやすいので ⁡寝る前読書にも、もってこいな作品だと思いました!⁡ どこと...

⁡ちょっぴりミステリアスな登場人物達と、⁡ ⁡どこかシュールでどこか温かい18の短編集。 ありそうでないようなお話しや⁡⁡ ⁡SFチックなお話しもあってまるっと楽しく読めます。 ⁡ひとつひとつ短く、とても読みやすいので ⁡寝る前読書にも、もってこいな作品だと思いました!⁡ どことなくアンニュイな雰囲気漂う1冊。

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2024/01/23

昨晩読み終えた。個人的好きと「うーん?」の反復横跳びだった 全部ひっくるめての「好き」じゃないけど、局所的な「大好き」がたくさんって感じだった。特に後半にかけて お気に入りは表題作と『二人でお茶を』

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2024/01/16

なんか、全部よかった!! 深緑色の缶に死体を集める話、駅弁をちょうど半分まで食べて交換する2人組の話、恋情とは別の愛の話、不思議な美術館の廊下、ふわふわとした雲みたいな掴みどころのない、だけど心にすっぽりはまる短編集だった。 私も日曜のお昼は決まってそうめんを食べるようにしてみた...

なんか、全部よかった!! 深緑色の缶に死体を集める話、駅弁をちょうど半分まで食べて交換する2人組の話、恋情とは別の愛の話、不思議な美術館の廊下、ふわふわとした雲みたいな掴みどころのない、だけど心にすっぽりはまる短編集だった。 私も日曜のお昼は決まってそうめんを食べるようにしてみたい。

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2023/10/10

「ぼくの死体をよろしく頼む」が良かった。 「土曜日は映画を見に」は、これまでだったら好きだったはずなのに気にいることができなくて悲しかった。

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2023/10/07

穏やかに読んでいると、ん?とヘンテコさが顔をのぞかせますが、それも当たり前のように描かれてて穏やかなまま読めます。 川上弘美さんの世界も好きです。面白かった。 歳が離れてたり、親族でも友人みたいな関係なのが良いなと思います。死者と生者の間も近くてよい。 「二人でお茶を」「儀式」「...

穏やかに読んでいると、ん?とヘンテコさが顔をのぞかせますが、それも当たり前のように描かれてて穏やかなまま読めます。 川上弘美さんの世界も好きです。面白かった。 歳が離れてたり、親族でも友人みたいな関係なのが良いなと思います。死者と生者の間も近くてよい。 「二人でお茶を」「儀式」「二百十日」「ルル秋桜」「廊下」が特に気に入りました。今回また装画が食べ物になってるのも好きです。

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2023/09/29

寝る前に1話読むと穏やかに睡眠に入れる一冊。ドラマチックな展開はないけど、日常や人生をこんな視点で描くと幸せがひょっこり現れるのか、といった発見があって面白かった。どの話も登場人物がよかったな。

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