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ほんとうの定年後 の商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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2023/05/07

前半のデータ編は目新しい内容はなく読み飛ばしましたが、後半は定年後の仕事に関してとても納得感のある指摘がされていました。

Posted byブクログ

2023/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

定年になったら必要なコストも減るので、身の丈に合った収入で十分。 月10万円の「小さな仕事」を探して、地域や社会に貢献して、満足度の高いシニアライフを目指しましょう。という、スタイルの一冊。 少し気が楽になった。でも持ち家じゃない人は、厳しそう… よくある定年後対策本では、独立起業を勧めていたり、現役時の収入をなるべく落とさないように頑張ろう的な攻めの内容が多い。 これからの時代、人は足りなくなるので、業種を選ばなければ仕事はあるよ。現役時の価値観を解体して、緩く長く働きましょうという趣旨。 逆に言えばいつまでも働かなければいけない時代の到来なのだけど、まあ、わたし的には働けるうちは働きたいと思うので、前向きにいろいろ試してみたいとは思ってます。

Posted byブクログ

2023/05/01

予想通りの内容で、『衝撃の事実』みたいなものはなかった。自分自身、定年が見える歳になり、役員への出世レースからも早々に脱落したので、50代で仕事観が大きく変わるというデータには納得感がある。子供が独立したら生活費が大きく減りそうというのも見えてきていて、半分ボランティアをしながら...

予想通りの内容で、『衝撃の事実』みたいなものはなかった。自分自身、定年が見える歳になり、役員への出世レースからも早々に脱落したので、50代で仕事観が大きく変わるというデータには納得感がある。子供が独立したら生活費が大きく減りそうというのも見えてきていて、半分ボランティアをしながら、残りの時間をストレスのない仕事に充てられたら幸せな老後になるだろうな、と思った。 ただ、ここに登場するのは皆恵まれた境遇にある人達。現在60代後半以上で大卒なんてエリート層だ。出自も恵まれていたに違いない。そのエリートが高度成長期を経て豊かな老後を送っている姿が、どのくらいこれからのリタイヤ組の参考になるかは不明だ。限られた読者限定の話だと思う。

Posted byブクログ

2023/04/18

前半部分で、定年後の多くの人が住居を所有している事が前提とされている。その後の内容は、住居費は、ほぼ掛からないと言うことで、話しが進むので、自分にはマッチしない内容だった。また、子どもの教育費の負担も60歳頃までには終わっている前提もあり、これまた自分には当てはまらない。 自分は...

前半部分で、定年後の多くの人が住居を所有している事が前提とされている。その後の内容は、住居費は、ほぼ掛からないと言うことで、話しが進むので、自分にはマッチしない内容だった。また、子どもの教育費の負担も60歳頃までには終わっている前提もあり、これまた自分には当てはまらない。 自分は本書の題材となっている集団に属していないことからして、社会からこぼれ落ちた者なのかと、冷静に落ち込むのであった。

Posted byブクログ

2023/04/01

本当の定年後 定年後の実態として、 第一章で高齢者の実態を15ほどしっかりとしたデータ化から指摘している 第二章では実例の7名を上げどんなパターンの働き方があるのか示している だい3章では小さな仕事の経済効果について 定年後のキャリアには様々なものがあるが 多くはサイズダウ...

本当の定年後 定年後の実態として、 第一章で高齢者の実態を15ほどしっかりとしたデータ化から指摘している 第二章では実例の7名を上げどんなパターンの働き方があるのか示している だい3章では小さな仕事の経済効果について 定年後のキャリアには様々なものがあるが 多くはサイズダウンして自分が住む地域で仕事に就くことが多い 経済は小さな仕事の積み重ねで、社会を支えるシステムはこの小さな仕事に支えられている 小さな仕事には単純労働も多くあり、お金を必要とする若い世代では物足りない分野でもある いまこの分野に高齢者が入り社会を支えている現状がある。 著者はお金のために高齢期も働らく実態もあるとしたが、 多くは仕事にやりがいを感じていその仕事に満足感を持つ高齢者が多いことを指摘ている。 ただ、定年後も責任のある仕事についている人と自分を比較し、小さい仕事しかしていない自分に劣等感を感じる方もいるらしい。 そうならない人はいわゆる価値観の返還点があることを指摘されていた。 定年後の仕事の成否には、現役時代に培われてきたスキルが生きているとも書かれていた 対人スキルや対自己能力が生きてくるとも 年季生後の崩壊はないだろうと書かれていた この本を読んで定年後も年金をもらいながらできる範囲の仕事をして生きていけそうだと希望が持てた 読んでよかった。

Posted byブクログ

2023/03/27

事態としては遠い次元の話に思えるが 仕事との向き合い方が老若問わずに屹立する課題である現今において、幸福なライフサイクルの形成にはどういう形がありうるのかの一つの啓示になっているのではないか。

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2023/03/26

この本を読んで、以下の理由から現代社会においては60~70歳が黄金時代だと思った。 ・お金がある程度自由になる。 ・子供が独立して手がかからなくなる。 ・役職から外れるので、仕事上の大きな責任から解放されストレスが軽減される。 ・自分の人生経験を直接的または間接的に活かせる。 ・...

この本を読んで、以下の理由から現代社会においては60~70歳が黄金時代だと思った。 ・お金がある程度自由になる。 ・子供が独立して手がかからなくなる。 ・役職から外れるので、仕事上の大きな責任から解放されストレスが軽減される。 ・自分の人生経験を直接的または間接的に活かせる。 ・健康に留意していれば、まだ身体は元気。 7人の普通の人の事例がとてもリアルで参考になった。

Posted byブクログ

2023/03/05

少子高齢化のため、老後に不安を抱く人は多い。 しかし著書では、老後は月々必要なお金が減るため経済負担は多くないこと、現役世代よりむしろ活き活きと暮らす人が多いことをデータや当事者者面談を通じた研究結果より指摘している。 幸せに暮らすには、健康、お金、繋がり、これらを保つことが大...

少子高齢化のため、老後に不安を抱く人は多い。 しかし著書では、老後は月々必要なお金が減るため経済負担は多くないこと、現役世代よりむしろ活き活きと暮らす人が多いことをデータや当事者者面談を通じた研究結果より指摘している。 幸せに暮らすには、健康、お金、繋がり、これらを保つことが大切と思います。老後にこれらを得る手段として、小さな仕事は確かに有効だな思いました。 ただし、現在定年後の世代と、これから定年を迎える世代ではその時々の年金財政は同じとは限らない。定年後に稼ぐべき金額が10万円か20万円かでは必要な対応も異なるため、定年後は生活に追われず比較的幸福、とした今回の分析が現在現役世代の人達にも適応できるかには議論の余地があると思います。 本書の後半では、日本のサービス業は、アメリカに比べて質が高い一方で、代金は安いことを言及しています。代金が質に見合う程度に高騰すれば、支出は増え、収入も増える。日本経済を足元の停滞状態から上向かせる方法論として1つの考え方だな、と思いました。 また、日本は世界に先駆けて高齢化が進む。これは経済的に決して有利なことではないが、結果的に高齢化への対処方法を一番に掴む可能性がある。他国は日本に遅れて高齢化するが、その時には日本の対処方法を後追いで導入する可能性がある。即ち、日本は世界各国が将来必要とする商品を世界で最初に商品化する国になり、これは国としてのチャンスなのかも、と思いました。

Posted byブクログ

2023/02/28

そこそこまっとうな正社員として生きてきた人対象で有り、非正規雇用でずっと働いてきた人、もしくは今後正社員にもなれない薄給な人々にはまったくあてはまらない。 今も将来も小さな仕事にしかつけない人は老後どうなってしまうのか。怖

Posted byブクログ

2023/02/17

年功序列、終身雇用という日本型雇用が限界を迎え、国民年金65歳支給と、それに合わせるように定年延長が一般に行われるようなご時世だ。自分など早くリタイヤしたいのに、経済的事情がそれを許してくれなさそう。そんな折に書店で見かけた本書。すると50代の就労者は、仕事に意義を感じなくなる世...

年功序列、終身雇用という日本型雇用が限界を迎え、国民年金65歳支給と、それに合わせるように定年延長が一般に行われるようなご時世だ。自分など早くリタイヤしたいのに、経済的事情がそれを許してくれなさそう。そんな折に書店で見かけた本書。すると50代の就労者は、仕事に意義を感じなくなる世代だとか。辛いな~。著者は、定年後に身近にある小さな仕事=生活に密着した仕事に価値観を感じる人が統計的に多くなると言う。定年後も働くというのがスタンダードになるのだなぁ。

Posted byブクログ