ほんとうの定年後 の商品レビュー
定年後の状況は一般的にどういったことなのかがわかる。 【概要】 ●定年後の仕事の事実 ●定年後の豊かな仕事の共通事項 ●「小さな仕事」の積み重ね 【感想】 ●定年後の就業環境が変わることは理解しているが、具体的にどのように変わるかというのがイメージできる。 ●一方で、自己に目...
定年後の状況は一般的にどういったことなのかがわかる。 【概要】 ●定年後の仕事の事実 ●定年後の豊かな仕事の共通事項 ●「小さな仕事」の積み重ね 【感想】 ●定年後の就業環境が変わることは理解しているが、具体的にどのように変わるかというのがイメージできる。 ●一方で、自己に目標があるならば、定年後の現実を理解した上で目標を追求していくことは「有り」だなと思った。
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定年前後で仕事に対する価値観が変わる方が多い。収入・栄誉・能力発揮/向上 → 貢献・生活との調和・体を動かす。生きていくために必要であった仕事に対する価値観が、定年が迫るに連れて人生の意味合いを問いた上で軟着陸していく方が多い。自分も同じだな。
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タイトル通り、定年後の実態を、国勢調査をはじめ様々な調査結果から分析した本です。定年後だけではなく、50、60代のデータも取り上げてていて興味深い内容になっています。 特に気になるのは、定年後の貯蓄額や雇用状況かと思います。貯蓄額については、通常はその平均値と自身の貯蓄額を比較す...
タイトル通り、定年後の実態を、国勢調査をはじめ様々な調査結果から分析した本です。定年後だけではなく、50、60代のデータも取り上げてていて興味深い内容になっています。 特に気になるのは、定年後の貯蓄額や雇用状況かと思います。貯蓄額については、通常はその平均値と自身の貯蓄額を比較することが多いかと思います。しかし、著者は、調査対象者の中に数人でも多額の貯蓄を有している人が存在すれば、平均値は上がってしまうので、中央値を知ることの方が現実的だと指摘しています。 2019年の総務省の家計調査では、60代の貯蓄額の平均は2000万円ですが、中央値は何と1500万円とかなり差があります。 また就業に関しては、70歳までの雇用を努力義務としている企業が増加しています。2020年のデータでは、60〜70代の就業率は大幅に上昇しています。一理には、退職金が下がっていることもあるそうです。 改めて、自分の老後を深く考える機会になりました。
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この手の新書は、著者の論旨に従ったデータを集めてくるので、論旨に間違いがあるわけではないが、考え方の一つであるにすぎないと考える。でも、私は本書の論旨に基本的に賛成だ。公的年金をあてにした老後を考えている。 社会と接点を持つ程度に小さな仕事を見つけられれば、それに越したこと...
この手の新書は、著者の論旨に従ったデータを集めてくるので、論旨に間違いがあるわけではないが、考え方の一つであるにすぎないと考える。でも、私は本書の論旨に基本的に賛成だ。公的年金をあてにした老後を考えている。 社会と接点を持つ程度に小さな仕事を見つけられれば、それに越したことはないが、縁がなければそれも良しとしよう。さあ、もうひと頑張りだ。
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本屋で何度か手に取っては置き、結局やっぱり気になって購入。 きっと先日届いたねんきん定期便のせいだ。 どう考えてもこんな金額ではやってけない。 数年前に「AIの進化により、ほとんどの職業がなくなる」2045年問題を知った。それによれば自分の今の職業も、未来がない。 ところが日本...
本屋で何度か手に取っては置き、結局やっぱり気になって購入。 きっと先日届いたねんきん定期便のせいだ。 どう考えてもこんな金額ではやってけない。 数年前に「AIの進化により、ほとんどの職業がなくなる」2045年問題を知った。それによれば自分の今の職業も、未来がない。 ところが日本には今2040年問題もあるそうだ。 少子高齢化による働き手不足がかなり深刻だそうだ。 考えてみれば、コンビニも警備員さんも、駅や病院の清掃の方も、外国人かシニア世代が目立つ。 日本中隅々まで日常生活に必要なサービスを供給するには、やっぱりまだまだ人の手が必要のようで、シニア世代も大事な働き手となっている。 誰かに老後を養ってもらえるような時代は終わり、自分たちでこれからも生きていかなければいけない。 近くにコンビニがないと困るし、公共の場は綺麗であってほしい。どんなに経済的に豊かな人でも、ひとりで生きられない。そういった全てを他の誰かが変わってやってくれていることをどうしても忘れそうなくらい「小さな仕事」の対価は低い。 歳を重ねるにつれ、多くのシニアが「小さな仕事」に生きがいを感じていることは幸いだ。 でももっと「小さな仕事」が評価される日本になって、シニア世代が日本を支える!ってくらい元気な老後を迎えられるといいな。 そのために今どうするか。考えるいい機会となった。
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定年後の生活に工夫できるかと手にしましたが、想像と違い役所の統計の様な本でした。 後半は、架空の7名を、性別・年齢・収入・雇用形態の設定からその変化を想定していくもの。 参考程度に読むと良いでしょう。
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参考になった。 定年後働くのは不幸なことではなさそうだ。収入はあった方がいいし、健康にもよい。 消費者より働く人優先の社会がこれからは必要との考えに目から鱗。
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最近年を取って、欲しいものがなくなってきたなぁと感じていた。この本を読んで、定年後の仕事についても、収入についてもなるほどと思うことばかりだった。私も、下の子どもが大学を卒業するまであと3年。もしも大学院に進学すればあと5年。 そこまで働いたら、今の仕事をやめて世の中のために小さ...
最近年を取って、欲しいものがなくなってきたなぁと感じていた。この本を読んで、定年後の仕事についても、収入についてもなるほどと思うことばかりだった。私も、下の子どもが大学を卒業するまであと3年。もしも大学院に進学すればあと5年。 そこまで働いたら、今の仕事をやめて世の中のために小さな仕事をしていくのが理想。
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前半のデータ編は目新しい内容はなく読み飛ばしましたが、後半は定年後の仕事に関してとても納得感のある指摘がされていました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
定年になったら必要なコストも減るので、身の丈に合った収入で十分。 月10万円の「小さな仕事」を探して、地域や社会に貢献して、満足度の高いシニアライフを目指しましょう。という、スタイルの一冊。 少し気が楽になった。でも持ち家じゃない人は、厳しそう… よくある定年後対策本では、独立起業を勧めていたり、現役時の収入をなるべく落とさないように頑張ろう的な攻めの内容が多い。 これからの時代、人は足りなくなるので、業種を選ばなければ仕事はあるよ。現役時の価値観を解体して、緩く長く働きましょうという趣旨。 逆に言えばいつまでも働かなければいけない時代の到来なのだけど、まあ、わたし的には働けるうちは働きたいと思うので、前向きにいろいろ試してみたいとは思ってます。
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