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ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う 講談社現代新書2671
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/08/18 |
JAN | 9784065286050 |
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ほんとうの定年後
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商品レビュー
3.7
65件のお客様レビュー
現代日本における定年後の仕事の実態を、データとケースインタビューを元に描き出し、その実像の解釈と国として向かうべき方向を論じた本。 世代間論争が加熱している昨今、定年後の生活ってほとんどイメージできないし知らないなぁと思い、手に取った。 働き盛りの若者も、定年輪際のベテランも、全...
現代日本における定年後の仕事の実態を、データとケースインタビューを元に描き出し、その実像の解釈と国として向かうべき方向を論じた本。 世代間論争が加熱している昨今、定年後の生活ってほとんどイメージできないし知らないなぁと思い、手に取った。 働き盛りの若者も、定年輪際のベテランも、全員が一読すると世界が良くなる本だなぁと感想を持った。 第1章で述べられるデータはどれもおもしろく、中でも「70歳男性の就業率45.7%」は自分のイメージと大きく食い違い、認識を改めることとなった。仮想敵として描かれる「年金頼み生活の老人」というのは既にマイノリティなのである。 一方、年金とパートタイムワークの両輪の暮らしは稼得責任の負荷が高くなく、その時の自分に適した仕事を選ぶことが出来るというのも認識を塗り替えられた。 第2章のケースインタビューでは、バリバリのキャリアを歩みつつも定年後は専門から離れ、地域にゆるく貢献するパートタイムワークに充実感を感じている人たちの話が印象的だった。 いま現役世代の自分は、背負った稼得責任からそのレールを降りることが想像できないけども、その呪いから放たれて地域に根ざす生活というのはとても良いなぁと感じた。早くそれになりたい。 常日頃「定年後の人たちがゆるく働いて社会貢献をしてくれたら、よりよい社会になりそうだ」と考えていたけども、その動きはとっくに始まっていたらしい。定年後がイメージできていない現役世代の人は是非読んでみて、いいスタートを切るための算段を考えてみてはいかがだろうか。
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小さな仕事なんて、誰がするもんか。旅行と趣味とジム通い。現役時代から家計を定期的に見直し無駄な出費をせず、固定費を抑えること。あと、50になった時に退職時の家計をシュミレーション。すると、それからの働き方が見えてくる。
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2024.10.15 第2部の実例が示唆に富む。 第1部と第3部は普通。本書は2022年刊行だが賃金上昇の傾向は全くそのとおり。
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