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ほんとうの定年後 の商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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2024/09/16

世の中にあふれる定年後のキャリア論は、入念に準備することで「輝かしい仕事」に就いた人たちをクローズアップしがち。そうした役立たずで不安をあおるだけの論調に嫌気がさしていた。本書は、大多数であろう普通の人にとって、地に足のついた良書だと思いました。身体が動くのであれば無理のない程度...

世の中にあふれる定年後のキャリア論は、入念に準備することで「輝かしい仕事」に就いた人たちをクローズアップしがち。そうした役立たずで不安をあおるだけの論調に嫌気がさしていた。本書は、大多数であろう普通の人にとって、地に足のついた良書だと思いました。身体が動くのであれば無理のない程度で「小さな仕事」を本人が楽しみながらする事が、個人にとっても社会にとってもいいとありました。

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2024/09/02

老後のことも気になる50歳を超えたこともあり、書店で、装丁とPOPから購入。老後2000万円とか話題にもなりましたが、一線を退いた方々の経験談はわかりやすく、これから10年後以降に定年を迎える自分にとって、老後へのポジティブなイメージを持つことできた。著者のデータに基づく考察も大...

老後のことも気になる50歳を超えたこともあり、書店で、装丁とPOPから購入。老後2000万円とか話題にもなりましたが、一線を退いた方々の経験談はわかりやすく、これから10年後以降に定年を迎える自分にとって、老後へのポジティブなイメージを持つことできた。著者のデータに基づく考察も大変勉強になりました。

Posted byブクログ

2024/08/25

Audible 定年後に関して情報収集中 定年後のデータ等があり参考になる。 ・+10万円の収入があれば足りる ・就職先は、前職、ハローワーク経由が多い ・事務・専門職は低下する ・デスクワークではなく、現場仕事が多い ・50代に仕事への考え方(就労観)が変わる ・40代から体...

Audible 定年後に関して情報収集中 定年後のデータ等があり参考になる。 ・+10万円の収入があれば足りる ・就職先は、前職、ハローワーク経由が多い ・事務・専門職は低下する ・デスクワークではなく、現場仕事が多い ・50代に仕事への考え方(就労観)が変わる ・40代から体力、気力が低下する ・60代は専門知識、処理力の低下が起こる ・小さな仕事を楽しむ ・役職が無くても人に働きかける力が必要

Posted byブクログ

2024/08/20

具体的な数字やインタビューで60歳以降から70歳後半までの働き方や賃金、年金や生活の様子などが明らかにされている。 200万程度の年収でうるおいある生活とストレスなく楽しく仕事ができる。 精神力も体力も無理なく背伸びせず、働く。 利害関係のない人間関係を楽しむ。 健康的な生活リ...

具体的な数字やインタビューで60歳以降から70歳後半までの働き方や賃金、年金や生活の様子などが明らかにされている。 200万程度の年収でうるおいある生活とストレスなく楽しく仕事ができる。 精神力も体力も無理なく背伸びせず、働く。 利害関係のない人間関係を楽しむ。 健康的な生活リズムを仕事によって刻める。 外出の機会につながる。 定年後も仕事をする理由、または選ぶ根拠。

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2024/08/11

【ゆるい仕事】 わたし自身、死ぬまで働くことに異論はなく、そうしたいと思っています。 老後はのんびりと悠々自適に暮らしたいと思っている人もいるかもしれませんが、そういう人は現役で働いている時期に、ほんとうの意味で好きな仕事をしていなかったと言えます。ストレスのかかる仕事をずっとし...

【ゆるい仕事】 わたし自身、死ぬまで働くことに異論はなく、そうしたいと思っています。 老後はのんびりと悠々自適に暮らしたいと思っている人もいるかもしれませんが、そういう人は現役で働いている時期に、ほんとうの意味で好きな仕事をしていなかったと言えます。ストレスのかかる仕事をずっとしてきて「死ぬまでそれを続けるなんて無理だ、早く引退してストレスから解放されたい」と考えるのでしょう。 これは前提として「ストレスのかかる仕事」をしていると言えます。 自分の好きなことで寝る間も惜しんで没頭するような仕事であれば、早く引退して老後はのんびりと悠々自適に暮らしたいとは考えないでしょう。 つまり、やっていることが好きではなく経済的な問題(単純にお金が必要)で仕事をしている場合は、死ぬまで働きたいとは思えなくなり、早く引退したいとなります。 家のローンがほとんど終わり、子供も社会人となり、役職定年を迎えた時期であれば、それほどお金も必要ありません。フルタイムで働き、残業もして稼ぐ必要はないのです。 給料は少なくなるかもしれませんが、好きなことをするのも一つですし、仕事を変えてもう少しのんびりとした業務を行ってもいいのです。 もし、どうしても今の仕事を続けなければならない状況であれば、週休4日で給料は5分の3の60%にして、休みを増やしてその休みで自由な活動をするのもいい方法だと思います。

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2024/07/01

『#ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』 ほぼ日書評 Day789 良書 序盤は「定年」後の収支の立て方指南的な内容で、早目に準備を的な内容かと思いきや、中盤からその歳を迎えて、いかに幸せに生きるかという視点に移る。 要は、ある程度歳をいったら、かかるものも...

『#ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』 ほぼ日書評 Day789 良書 序盤は「定年」後の収支の立て方指南的な内容で、早目に準備を的な内容かと思いきや、中盤からその歳を迎えて、いかに幸せに生きるかという視点に移る。 要は、ある程度歳をいったら、かかるものもかからなくなる(子供が育った後の教育費や住居費等)のだから、そんなにあくせく稼がなくても良いということに尽きる。 健康維持に必要な運動は充分するとして、ストレスの大きい長距離の通勤が必要とされるような「仕事」は避けるべきものの最たるものだ。 もちろん就業環境によるバリエーションはあるものの、現役世代のような出席競争をこれ以上続ける必要もあまりないだろう。 地域や友人関係などに根ざした、しかしながら成果や貢献度の見えやすい仕事、これを著者は「小さい仕事」と呼ぶ。 当然のことながら、現役世代の「大きな仕事」と対比してこの語を用いているわけであるが、「小さい」とは単に「大きい」の否定系ではない。 自社にや世間に対してインパクト(端的には取り扱う金額)が大きいとか、トップに認められるとか、そういうことは目指さず、今後否応なく老いていく自分が、幸せを感じつつ、周囲からも感謝してもらえるような仕事のことなのだ。 とはいえ、特に現役時代にある程度の「成功」を収めた人にとっては、これがなかなか難しいことのようだ。 同年代では、「定年」などという言葉もちょいちょい耳にするようになった。 そんな方々も、ちょっとした時間潰しに、読んでみたらいかがだろうか?(Kindle Unlimitedにて期間限定配信中とのこと) https://amzn.to/3VPuWVs

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2024/06/29

定年後の仕事は、必ずしも現役時代の専門性を反映したものではなく、むしろそれとは小さな身近な仕事を無理のない範囲で行っていく人が多いそうだ。 確かにそう思うと、現役時代に定年後にも役にたつような仕事をしたり、スキルをつけようとする必要は必ずしも無いのかもしれない。

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2024/06/02

統計の羅列に主観的なコメントが入るが、30代のアナリストのコメントはリアリティと説得力が薄い。 か、その浅い内容を読みながら、10年後の自分の定年を思う。周囲のかなり残念なおじさんたち、たまにいる役立つ人(それでも価値観は古い)、稲盛和夫さんみたいな超人的な人を思いながら、自分...

統計の羅列に主観的なコメントが入るが、30代のアナリストのコメントはリアリティと説得力が薄い。 か、その浅い内容を読みながら、10年後の自分の定年を思う。周囲のかなり残念なおじさんたち、たまにいる役立つ人(それでも価値観は古い)、稲盛和夫さんみたいな超人的な人を思いながら、自分はどうなりたいかと言えば、当然稲盛和夫に近い人でありたい。 見た目がキレイで、実務的に役立ち、若い人たちを笑わせて元気づけ、収入もそこそこ高く、だけど時々休んで海外に出かける。そんな暮らし。

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2024/05/14

タイトルに惹かれて手にとった本 『ほんとうの定年後』 現役世代の殆どが、定年後の暮らしに不安を感じているのが、今の日本の実態だろう。 先日某番組で、とある教授が「人間は他の動物と違って、神様の想定外に長生きしてるけど、生体機能はまたまだ進歩の過程だから・・・」というなかなか興...

タイトルに惹かれて手にとった本 『ほんとうの定年後』 現役世代の殆どが、定年後の暮らしに不安を感じているのが、今の日本の実態だろう。 先日某番組で、とある教授が「人間は他の動物と違って、神様の想定外に長生きしてるけど、生体機能はまたまだ進歩の過程だから・・・」というなかなか興味深い話をされていた。 医学やテクノロジーの進歩、生活環境の改善や人間の抵抗力や知識の向上といった凡ゆる側面が、長生きに影響しているのは言うまでも無いが、誰もが案じるのが健康とお金の寿命だろう。 本作では、数値化されたデータ分析や統計によって、具体的かつ現実的に、定年後の生き方を示している。 読後は、将来の漠然とした不安が少し軽くなり、将来を過度に悲観することなく、現実と向き合おうと思えた。 特に、老後が心配な方にオススメしたいが、若い世代が知識として読んでおくのもオススメ。 そして膨大なデータ量と、それに基づく分析結果、各種グラフの多さから、読み手に訴えかける作者の熱量を感じた。定年まで未だ先の長い作者が、定年を意識し始めた世代に向けてあらゆる手段で訴えかけてくれる・・・ 日本は改めて素敵な国だなぁと嬉しくなった。

Posted byブクログ

2024/04/26

私は今のところ、なるべく早く仕事を辞めたいと思っていたが、「自分にあった仕事なら、ありかな…」と少し思った。 働き続けるとしても、辞めるにしても、前々から定年後を考えておく必要はある。 日本社会のことを考えると、「小さな仕事」をする意義はあると思う。

Posted byブクログ