小説 すずめの戸締まり の商品レビュー

新海誠(著者)

2023/01/07

先に読んでから映画へ。
みみずの描写が映画ではすごいことになっていた。
そういうことか。
たくさんのメッセージがあって
うまく感想が書けない。
本読んでも涙、映画は号泣。
最初から全部持っていたんだ、、
ずっと感じていたことを再認識した。

2023/01/04

普通の高校生の鈴芽はある日イケメンに廃墟と扉の在処を聞かれる。その扉からはミミズという地震を引き起こす恐ろしいものが出てくるという。

2023/01/01

映画を見た後に読んだ。
個人的には映画を見た後に読むことをおすすめする。
文章だと少し理解しづらい描写があったように感じる。
それにしても、やはりエンディングのたたみ方が綺麗だった。さすが映画監督っていうかんじ。
個人的にはそうたが小説版だと光っていたと思う。
そしてすずめの行動力は凄まじい。さすがJK

2022/12/30

地震について考える良い機会となりました。この前学校でも避難訓練があって地震が来たらどうしようとか考えていた時でした。
スズメに草太さんが死ぬのが怖く無いのか聞いた時「怖くない！！」と言ったのがすごくかっこよかったです！スズメみたいに本当に大事な事を見つけてそれを追っかけるくらいの勇気が欲しいです。
あと、恋愛系もちょうど良いくらいに入ってて続きが欲しいです笑笑

2022/12/28

映画を観たあとで。
より深く、かと思ったらほとんどそのままだった。自転車の二人乗りのシーン、映画にあった環さんの良い台詞がなかったのが残念。

2022/12/25

小説は読んでいませんが、映画観てきました。
ある日突然街全体が廃墟となってしまったところに、「ここから先、危険」と札があり、立ち入り禁止となっているところに、この世と“常世“（とこよ）とを仕切る扉がある。常世にはとてもきれいな星空があるが、そこからミミズが空高く這い出すと地震などが起こって沢山の死者が出る大災害が起きる。それを抑えるために、ぴっちりと扉を締める“閉じ師“という仕事を代々する人がいるとは知らなかった。そして、閉じ師だけではミミズを押さえられないので、重しとなる石が置かれているということも。すずめには何故か常世が見える。
この世が表で常世が裏？いえいえ、思えばこの世なんて大宇宙の中のたった一日の昼間のようなものなのかも。常世のことはファンタジーではない。生きている人間の五感では認知出来ないだけで、確かにあるのだろう。たとえば聞こえる音も人間とネコとでは周波数が（たぶん）違うように。
新海監督の絵は、やっぱりきれいだなあ。空とか水とか、米粒の輝きとか^ - ^。
映画が終わってから「それにしてもどうしてあの猫はすずめのことが最初からあんなに好きだったのだろう‥」と思いながら　映画館の入り口でもらった冊子をめくってみた。
なんとスピンオフ小説だ。新海監督やるね。

2022/12/24

映画には直接描写されていないこと(=鈴芽が自転車に乗ってる時の気持ち、環さんの気持ち、東の要石の場所、シーンとシーンの間のストーリー、映画エンディングのイラストのストーリーなどなど...)が言葉で書かれていてすごく興奮。

何の情報も入れず映画みて、そこから小説読んだので「こういう感じやったんか！」と発見があった。

巻末のアフターストーリー
環さんとすずめの喧嘩のことを居心地がいい「思考の交換作業」と書いていたのが、すごい凄い素敵。。。

草太くんが言う祝詞(特に終盤のやつ)あのセリフが大好きで文字で見れたのも嬉しい…

--作品について--
映画1回目→小説、新海誠本→大量の考察→映画2回目→新海誠本2、関ジャム、インタビュー→映画3回目→環さんのものがたり

と公開されて2ヶ月で何回も作品に触れた…
観ればみるほど、感じれば感じるほど、もういろんな感情溢れてくる…

まじスルメ作品。生命の大切さ、自然のありがたさ、言葉の重さ、人との出会い、大切な人を想うこと、今の生活がある有難さ、人間の身勝手さ…考えさせられることは本当に多い。
そんでもって、見えない未来への不安に対する勇気や心強さも与えてくれる作品。とても大好き。

2022/12/21

映画を観てから本を読みました。
映画では分からない、すずめの心情が読めて楽しめした。

[好きなところ]
P167 (すずめ。新神戸から東京に向かう新幹線の中で。)

(前略)私はそんな景色を眺めながら、あの場所に自分が立つことはきっと一生ないんだろうなと、奇妙な驚きとともにそう思った。あのコンビニに入ることも、あのファミレスで注文することも、あの窓からこちらを眺めることも、私の人生ではほぼ確実にないのだ。私の体はあまりにもちっぽけで、人生の時間は限られていて、一瞬で通り過ぎていく風景のほとんど全ての場所に、実際に立つことは出来ないのだ。そしてほぼすべての人間が、私には関わることの出来ないそういう風景の中で毎日を送っているのだ。それは私にとって驚きと寂しさの入り混じった、どこか胸を打つ発見だった。

2022/12/17

人の心の傷は、小さかった頃にの自分の傷に向かいあいその傷を大人になった自分が受けとめてあげることで癒されていくっていうことが、高校生のすずめが小さいすずめちゃんに話している姿から感じられた。
ダイジン、いい奴だなー。

2022/12/16

設定とイメージは美しく整っている。
一連の作品でいつも思うのは、大いなる決断とか強い思いて打ち砕いていく激しさとか熱量が足りなくて、イマイチ感動出来ない。