「静かな人」の戦略書 の商品レビュー
内向型人間である筆者が、それを知り、乗り越える(共存する?)ための考え方を綴っている。 スーザン・ケインなどの先行する本について言及しているところも多く、この本が最初であればよいかもしれないが、今まで他の本を読んだのであれば、特に印象に残らない。 筆者自体が国連の仕事をしたり、と...
内向型人間である筆者が、それを知り、乗り越える(共存する?)ための考え方を綴っている。 スーザン・ケインなどの先行する本について言及しているところも多く、この本が最初であればよいかもしれないが、今まで他の本を読んだのであれば、特に印象に残らない。 筆者自体が国連の仕事をしたり、とスケールが大きく、その時の話が多くて身近な感じが全くしない。 ページ数も少ないのでスイスイ読めるが、内向型あるある、が多いだけで参考になることも少なかった。
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内向的であることが、どんな場面で苦労し、またどんな場面で輝けるのかを、筆者自身の体験をもって書かれた1冊。 正直、筆者の経歴が華々しすぎて、あまり自分ごとに置き換えられなかった。 また、舞台がアメリカということで、社会的にも外向型の雰囲気が強いというのも、自分の周りとは違うと思っ...
内向的であることが、どんな場面で苦労し、またどんな場面で輝けるのかを、筆者自身の体験をもって書かれた1冊。 正直、筆者の経歴が華々しすぎて、あまり自分ごとに置き換えられなかった。 また、舞台がアメリカということで、社会的にも外向型の雰囲気が強いというのも、自分の周りとは違うと思った。 アメリカ社会にいる内向的な人は、苦労も多いと思うが、周りとの差別化という意味では貴重な存在として扱われる確率も高い気がする。 一方日本は生粋の外向型のほうが少ないイメージなので、そういう環境において内向型がどういう風に活躍できるかも知りたい。
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内向型の筆者が、数々の内向型の本を読み、実践してみてよかったものがまとめられた本です。 傾聴のスキルや観察の方法などが詳しく載っていると思ったのですが、期待していたほどではありませんでした。 自分に使えそうな内容としては、 内向型は遺伝と環境で決まる。 多人数との会話に向か...
内向型の筆者が、数々の内向型の本を読み、実践してみてよかったものがまとめられた本です。 傾聴のスキルや観察の方法などが詳しく載っていると思ったのですが、期待していたほどではありませんでした。 自分に使えそうな内容としては、 内向型は遺伝と環境で決まる。 多人数との会話に向かないため、なるべく少人数との会話を心がける。 アメリカのような外交的な文化でも、信頼できる診断テストの結果内向的な人間の方が0.0004%多い。 緊張は誰だってするし、人体の自然な反応だと割り切る。 諺 Still waters run deep. 【深い川は静かに流れる】 プロゴルファーのジョーダンスピースは試合が好調だった時は【僕達】、試合が不調な時は【僕】と一人称をかえる謙虚さを持っている。 などでした。 この本に出てくる他の本も読んでみて知識を深めたいと思います!
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内向的な著者がどのような戦略で外交的な人達の中で活躍していったのか、について記載された本。 「内向的な人間への戦略書」として書かれているものの、体験とそこから抽出された教訓や戦略は、その多くはパーソナルな(あるいはその周辺人物の)イベントがその根拠となっていることが多く、その点で...
内向的な著者がどのような戦略で外交的な人達の中で活躍していったのか、について記載された本。 「内向的な人間への戦略書」として書かれているものの、体験とそこから抽出された教訓や戦略は、その多くはパーソナルな(あるいはその周辺人物の)イベントがその根拠となっていることが多く、その点では好みが別れる気がする。個人的にはもっとメタ視点での根拠が読みたかった。 個人の体験記として、共感しながらも教訓を読み取るような読書体験を必要とするなら良いと思う。個人的には、イメージしづらいシーンが多くあまり合わなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優柔不断は思慮深い、心配性はリスクマネジメントと同じ。 内向的な人は、穏やかな落ち着いた話し方をすればいい。控えめなくらいでちょうどいい。 「死ぬこと以外の苦労は人を強くする」 内向型がエネルギーをチャージするには、一人になる必要がある。 宇宙船に乗らないかと誘われたら、どんな席か聞かないで飛び乗る。 コミュニケーションの不要な仕事はない。内向的な人もコミュニケーションは必要。 外向的な人にとっても内勤の仕事はつきもの。 外向的な人も、努力が必要なもの。 まずは一人と仲良くなる。 大人数より一対一で話をする。 ちょっとしたことも訊く。 対面が苦手でもチャットならできる。 静かなほうが信頼を得やすい。 仕事によって、強制的に友達を得られる。 直接話をした方が簡単。 電話のほうが効率的。 営業には傾聴力のほうが大事。 静かな人がもっとも周到に考えている人が多い。 アメリカ人は内向型のほうがわずかだが多い。が文化は超外向的に見える=優れた表現力と社交力があれば人は成功する、という浸透している。 生物の進化は適者生存。内向的は危険を回避しエネルギーを節約できた。一つのことに集中できる。粘り強い。 自己紹介は効率を考えると非常に有意義。特に内向的な人にとって。 参加するなら前向きに。無理のない目標設定をする。もらった名刺を分類する。どうやって接近するか。人を紹介する、相手の商品を推薦する、が効果的。 SNSを活用する。 緊張は自然な反応=人前で話すのが好きな人は10%しかいない。 ルーティンの威力=イチローがけがをしなかった理由。 知らない人と世間話をするより、スピーチをする方が簡単。しっかり準備しておきさえすれば。努力の9割はステージ外で行う。 出だしは焦らず、間をとる。準備をしっかり。9割が決まる。毎回、熱意があるように見せる。 自分のスタイルを決める。別人になろうとしない。 会議では、発言しない=貢献していない、と考える。 SNSを使いこなす。ツイッターの投稿は、カクテルパーティーでの会話。フェイスブックは裏庭のBBQパーティー。SNSの利用で自己紹介が不要になる。 内向型にとって文章表現は武器。ただしSNSに時間がとられる。 リーダーにカリスマはいらない。イーロンマスクもバフェットも内向型。「スピーチは避けて通れないから練習した」 外向型が内向型より優れたリーダーであることを示す証拠はない。深い川は静かに流れる。 外向型は気が散りやすい。内向型はわき目も降らずに集中できる。
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内向的な人がどのようにして社会で活躍していけるのか、についての手法一覧のような本。 「自分の出来ることから。外交的になろうとするのではなく、強みを活かして活躍しよう。」 そういったメッセージを感じた。 ほとんどの人は、本書でも述べられていたように、内向的傾向と外向的傾向を併せ持っ...
内向的な人がどのようにして社会で活躍していけるのか、についての手法一覧のような本。 「自分の出来ることから。外交的になろうとするのではなく、強みを活かして活躍しよう。」 そういったメッセージを感じた。 ほとんどの人は、本書でも述べられていたように、内向的傾向と外向的傾向を併せ持っている。そのため自身に内向的傾向が少しでもあると感じる人ならば、共感して読むことが出来ると思う。
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内向型であることに引け目を感じる必要はない。内向型には、内向型の強みがある。その強みを磨き、活かすことで、内向型なりの素晴らしい力を発揮することができる。何より大事なのは、しっかりと準備をすること。深く考えること。 無理に外向型になろうとする必要はない!
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人前で話すのが苦手なので、自分は内向型だと思っていたが、準備不足なだけだったのかも知れない… ◎良かった点2点 1.マネージャーの分類がとても参考になった。 自分の上司を想像し、どのようなアプローチが有効か考えながら読んでいた。 2.内向型と外向型のタッグの下り面白かった。 お互...
人前で話すのが苦手なので、自分は内向型だと思っていたが、準備不足なだけだったのかも知れない… ◎良かった点2点 1.マネージャーの分類がとても参考になった。 自分の上司を想像し、どのようなアプローチが有効か考えながら読んでいた。 2.内向型と外向型のタッグの下り面白かった。 お互いの良さを尊重し合える事で最大化されるので、自分も相手の良いところを尊重しようと思う。
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「内向型の脳は即座に反応するのが得意ではない」 嗚呼、そうなのか。 わかる。わかる。 何度心の中で首肯したことか。 私を認め、 私を肯定し、そして 私の活かし方を示してくれる本でした。
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優しい本。 チームにこういう人が多いような気がして手に取った。私自身は本書の中のテストだと外向型と内向型がちょうど同じバランスだったけど、パーティーは避けてしまうなどよくわかるところも多かった。内向型の人がどんな考えや強みを持っているか知ることで、その人がより仕事をやりやすくなれ...
優しい本。 チームにこういう人が多いような気がして手に取った。私自身は本書の中のテストだと外向型と内向型がちょうど同じバランスだったけど、パーティーは避けてしまうなどよくわかるところも多かった。内向型の人がどんな考えや強みを持っているか知ることで、その人がより仕事をやりやすくなれば、というヒントが散りばめられていました。
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