1,800円以上の注文で送料無料

棘の家 の商品レビュー

3.3

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2022/10/22

さすが、どんでん返しの帝王!   いじめが発端で、次々と事件が・・・ 棘にチクチク刺されるような胸に痛みを感じる物語。

Posted byブクログ

2022/10/14

久しぶりの中山さん、いくらなんでも任意の少年、お泊りなんてあり得ない。そこを軸に展開なんて「らしくない」。ネットの悪意に閉鎖的な学校、お粗末なメディア、大人含め弱者のイジメ。いずれもステレオタイプすぎて鼻白む。でも胸が悪くなる、こんな罵詈雑言よく思いつくなぁ。後味悪すぎ。

Posted byブクログ

2022/10/07

似たような設定の話読んだけどはっきり思い出せない。 息子に対して母親が感情的で父親は冷静というのはあるあるなのかな。

Posted byブクログ

2022/10/05

ズバリ、不快でしょう。教師という立場としてはイジメをなあなあにしておきたい。しかし父親としては我が子のイジメは許せない。なんちゅうダブルスタンダード。娘がイジメを苦に自殺未遂してから、中学教師の穂刈一家の歯車は狂いまくり崩壊する。それなりに面白かったが、何となくサラっと駆け足で読...

ズバリ、不快でしょう。教師という立場としてはイジメをなあなあにしておきたい。しかし父親としては我が子のイジメは許せない。なんちゅうダブルスタンダード。娘がイジメを苦に自殺未遂してから、中学教師の穂刈一家の歯車は狂いまくり崩壊する。それなりに面白かったが、何となくサラっと駆け足で読めてしまう感じで七里のキレがあまり感じられず消化不良。犯人も消去法でいったら残った人だったしミステリーとしても不満。感情移入したくなる人が誰もいなかったのも今ひとつ乗れなかった理由。良さげなのは坂東刑事だけやねん。

Posted byブクログ

2022/09/30

いじめ問題から発展する被害者と加害者の入れ替わり,社会の身勝手なパッシングが不気味で恐ろしい.家族が崩壊しかけていたのを父の反省と頑張りでなんとかなりそうなラスト. 兄の駿だけにしか好感が持てなかった.

Posted byブクログ

2022/09/27

小学生の娘が自殺未遂。 原因はいじめとのこと。 父親の穂刈は中学教師、対応に苦慮していた。 また妻や息子との温度差もあり家庭内は大変なことになっていく。 けして読みたい内容ではない。 けれども、これが現代社会の縮図であり目を背けてはいけないことだと思います。 救われる時がくるのだ...

小学生の娘が自殺未遂。 原因はいじめとのこと。 父親の穂刈は中学教師、対応に苦慮していた。 また妻や息子との温度差もあり家庭内は大変なことになっていく。 けして読みたい内容ではない。 けれども、これが現代社会の縮図であり目を背けてはいけないことだと思います。 救われる時がくるのだろうか。

Posted byブクログ

2022/09/17

思ったより盛り上がらない話でした。期待していた中山七里さんにしては、、と思ってしまいます。浅い話のような気がします。

Posted byブクログ

2022/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「いじめ」が起こったときの 被害者と加害者 当事者と学校 当事者とマスコミ、ネット どちら側なのか、それで状況は変わる。 主人公の穂苅は中学校の教師。いじめに対応する学校側のやり方を熟知している。 いじめは不名誉なこと。外部には出さず干渉させない。 でも、自分の子がいじめにあったら? 親の立場ならそれで許せるのか? 「教師」なのか「父親」なのか? 穂苅はジレンマを抱えながら、家族を思い、家族からも世間からも侮蔑の視線を浴びる。 その心境が植物の「蕁麻(イラクサ)」になぞらえて書かれているのが秀逸。 イラクサは触れると棘(とげ)や葉の毒素でかぶれたり腫れたりする。命を取られるまでの毒性はないが、痛みや痒みが後を引く。 しかし、母親の描き方が雑だ。 子どもが自宅療養で引きこもっているときの行動はありえない。 子どものケガも書かれた症状と治癒が早すぎるのも気になった。 父親同士の会話もご都合主義っぽい。被害者と加害者がそんなに立場を分かりあえる流れになるはずがない。 これらの点は渦巻く感情が感じられず、男性目線だなと思わされた。 とはいえ、『いじめ問題はスッキリ解決などなく、すべての者に禍根を残す』のは心肝に染めた。 ラストはきれいに締められたが、これはイヤミス作品だった。

Posted byブクログ

2022/09/09

教育現場におけるイジメの被害者と加害者、それに群がるマスコミ報道。いろいろない要素が絡んで作者お得意のパターン新川持ち込んだ作品。 設定として被害者母の取る行動はいくらなんでもないだろうと思う。小説ならなんでもありきなのかもしれないが、そこでドン引きしてしまう。 もっと深掘りして...

教育現場におけるイジメの被害者と加害者、それに群がるマスコミ報道。いろいろない要素が絡んで作者お得意のパターン新川持ち込んだ作品。 設定として被害者母の取る行動はいくらなんでもないだろうと思う。小説ならなんでもありきなのかもしれないが、そこでドン引きしてしまう。 もっと深掘りして教育現場におけるイジメの実態を炙り出してほしかった。

Posted byブクログ

2022/09/06

こわい。どこにでもありそうな事柄なので、周りの人間が加害者になるか被害者になるかどちらでも有り得る 平穏に過ごしたい 誰にでも秘密はあるが、裏切られる秘密はもたないでほしい

Posted byブクログ