佐久間宣行のずるい仕事術 の商品レビュー

佐久間宣行(著者)

2022/06/02

いや、染みる。
これ、手に取る人はまず仕事で行き詰まってるのよ。ちょっと疲れてるのよ。そんな状態でもスッと頭に入るわかりやすさ。
さすが。

2022/05/29

悩める会社員に向けて、社内での上手な泳ぎ方を全６２個伝授する、スキルセット系の書籍。

会社員、その中でも若手から中堅社員の琴線に触れる一冊だと思います。
その中でも更に、新卒入社した会社でそのまま勤め続けている人は、胸をググッとつかまれると思います。

著者は、テレビ東京で「ピラメキーノ」や「ゴッドタン」等の数々の秀逸な番組を手がけ、現在もテレビプロデューサーとして活躍する佐久間宣行さん。

番組作りという多様なセクション・人を巻き込む仕事に長く携わってきた方ならではの考えやエピソードが散りばめられており、テレビとは関係のない一般企業でも使えるテクニックが満載です。

1日〜2日で読み切れるボリュームで、重要なセンテンスにはあらかじめアンダーラインが引いてあり、読みやすい書籍でした。

2022/05/23

・仕事が人生の全てではない。
・ラクするためにはアタリをつけて行動する。アタリ(仮説)のない行動は何も成長しない。失敗してもなぜ失敗したか肥やしにならない悪い失敗になる。
・誰に聞けば問題を解決できるかキーマンに相談する。
・頭を使い、手を動かし、完成させることで自信と経験になる。
・資料には相手の知りたいことを入れ込む。

2022/10/08

番組を作る仕事っていわゆるクリエイティブで世界が違うだろーと斜に構えて読み始める。
インフルエンサー特有の刺激的な話というより、年に数回会う親戚の叔父さんの話を聞くような親近感があった。
組織の中で我を通すのは泥臭いことも多く、それをグダグダ愚痴るとカッコ悪い。一方で佐久間さんのように「どう面白く上手にやってやろっかなー」としたたかに目論むオヤジはカッコいい。

2022/05/22

ズルくはない。金持ち喧嘩せず。サラリーマンとフリーランスの中間的な働き方。いまどき、いまからの働き方かも知れない。

2022/05/21

元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が自身の仕事術について書かれた本である。
私はテレビ好きのラジオ好きであるためこの本を知った。
はじめは佐久間氏のラジオリスナーなので応援の意味も込め購入し読んでいたが、読み進めるにつれ優秀なビジネス書・自己啓発書であることにとても驚いた。一読し直ぐにメモをとりながらじっくり頭から読み返しをするほどであった。

この本の何が優れているのか。
それは普通のサラリーマンが同じような悩みを持つ社会人や若い社会人に向けて書いてあるという点である。
もちろん佐久間氏はとても優秀なビジネスマンであるのは百も承知だが、
他の成功した経営者や自己啓発講師のような高い志だけが書かれたものではなく、本当に自分が経験したことや考えていることが普通の人の目線で書かれている。
共感したり、真似したり、取り入れたりしやすい内容がたくさんある。
中には上司との関わり方や嫌いな人との関わり方など、誰もが悩むちょっとしたことも書かれている。

中身を書くと妨げになるので避けるが、本著に書かれていることまずは1つ2つでも明日から心がけていくことで何かもう少し生きやすくなるんじゃないかと感じる。
また仕事ができる以前に、人間としてできた人であることが大切だと気づかせてくれた。
定期的に読んでその時々のバイブルとなる一冊だと思う。

2022/06/05

【買った理由】

・本屋さんの目立つ場所に並んでいた
ので

・劇団ひとりさん、前田裕二さんの帯コメントに惹かれて

・増刷(第2刷)に一定の信頼感を感じて

【感想】

人気テレビプロデューサー佐久間宣行さんの
仕事論です。

テレビを見る習慣がないため、
佐久間さんの番組は把握はしておりませんでした。

しかし、私自身
数年にあまりテレビ業界にどっぷり携わっていたので、
業界の理不尽さや、
肉体的にも過酷な環境であることは、
理解していました。

その中で、
数々のヒット作を生む佐久間さんの
並々ならぬ努力をなせる秘訣、
立ち回りのヒントが描写されています。

がむしゃらにがんばるだけじゃ結果
が出せない業界です。

そんな環境で成功された方の
仕事術は、
他の様々なビジネスのヒントになると思います。

佐久間さんのガッツ湧く文章に
さんざんパワーをもらった最後。

あとがきの、
奥さま、娘さまへの

「僕はあなた達と家族になれているのが本当に嬉しいです」

のメッセージに、
涙が滲んでしまいました。

もちろん本音なんでしょうが、
やはり、
多くの人の心を動かす能力に長けた方なんだ！
と感心させられました。

2022/05/17

仕事術的な本って、今まではベンチャーとかスタートアップとか、ネット界隈でしか使えないっていう縛りが多かったけど、若手が定着しない大企業や歴史ある企業でも使える内容が最近増えてきたんだなーと思い読んでみた。

言うて特殊なパターンでしょ？　という意識もなく、自分の仕事に置き換えて考えやすい内容で泥臭い話もあるし、面白かった。

業界もあり、どちらかと言うと人間関係の作り方という視点で見るとすごく参考にできると思う。

20代に読みたかったー。

2022/05/16

若手のころに出会いたかった…
特にメンツ地雷のところは3年目の自分に届けてあげたい本当に。大手企業とかいわゆるTHEサラリーマンになった1〜3年目くらいの人たちは下手にビジネス書読むよりこっちの方がタメになると思います。

2022/05/16

佐久間さんの仕事に対する姿勢や考え方、アイデアの発想方法が具体的に書いてあり、放送に関わる人間のみならず、仕事を頑張りたい中堅層に「ゆるく」勇気を与えてくれる本だと感じた。
ちなみに、この「ゆるく」が肝で、気合いが入りすぎてなく、難しい表現をされていないからこそ、すっと理解しやすく、今からでも意識的に実践できそうなことばかり書かれていて、前向きになれた。
企画術編の発想術の部分で、「面白さを因数分解しておく」という言葉が、すっと落ちた。この視点を持って、世の中の事象の「面白さ」を捉えていきたい。