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姑の遺品整理は、迷惑です の商品レビュー

3.9

127件のお客様レビュー

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2024/10/14

実家を売却した時を思いだしながら読みました。 はじめは思い出のものを選別する余裕のあったけど、だんだん無になって捨てていたな。 両親だけではなく、祖父母のことも思い出しました。 この本は、大切な人との思い出を、思い出させてくれました。 たぶん、この姑さんはうちの母と同じくらいの年...

実家を売却した時を思いだしながら読みました。 はじめは思い出のものを選別する余裕のあったけど、だんだん無になって捨てていたな。 両親だけではなく、祖父母のことも思い出しました。 この本は、大切な人との思い出を、思い出させてくれました。 たぶん、この姑さんはうちの母と同じくらいの年代でしょう、なんでも「もったいなくて」捨てられない世代。また、引き出物などの良い品物は自分では使わなくて、「いつか子供にあげよう」なんて取っておいたのでしょうね。「あるある」と思いながら読みました。

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2024/10/12

物を溜め込む親を持つ者としては、共感するしかない一冊。 始まりは「なんでこんなに溜め込むの?」なんだけど、片付けをする中で姑の知られざる面を知っていく。こんな風に生き様を目の当たりにすると、数々の遺品(ゴミ?)もちょっと愛おしく思えてくるから不思議。 でも、いざ自分のこととして考...

物を溜め込む親を持つ者としては、共感するしかない一冊。 始まりは「なんでこんなに溜め込むの?」なんだけど、片付けをする中で姑の知られざる面を知っていく。こんな風に生き様を目の当たりにすると、数々の遺品(ゴミ?)もちょっと愛おしく思えてくるから不思議。 でも、いざ自分のこととして考えてみると、自分の後始末はしっかりしてもらった方がありがたいなぁ。業者に頼むと100万かかるそうだし。 私も断捨離をしている真っ最中だけど、自分の持ち物は徐々にコンパクトにしていこうと改めて決意!

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2024/10/12

うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさ...

うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさんあるが、片付けようにも姉妹の物を姑は勝手に捨てられないと言って放置している。至る所に、マンガ、CD、DVD、カバン、靴、洋服、アルバム、文房具などが散らばっている。とにかく物が多い。これから私が、介護や姑の世話をすると思うが、できるだけ整理整頓された家で、お世話をしたい。世の中には私と同じように姑の片付けに苦労している人がたくさんいるんだと、読みながら、せつなく、慰められたような、励まされたような気持ちになった。

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2024/10/06

実母が捨てられないのに、買う、貰ってくるタイプなのでいろいろ考えさせられながら読んだ。やっぱりいまからどんどんこっそり捨てねば。それでも生きている間しか対話はできないので対話は欠かしたくないなということも感じた。

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2024/09/07

実家じまい現在進行形の中で読みました。 本に書いてありましたが、まさに「自分の過去や親との関係に向き合い」片付けの手が止まり、「残り少ない人生の持ち時間をね、新聞を束ねてゴミ置き場まで往復するなんてつまないことに使いたくないんです」と、泣きながら言っている今の自分とあまりにもリン...

実家じまい現在進行形の中で読みました。 本に書いてありましたが、まさに「自分の過去や親との関係に向き合い」片付けの手が止まり、「残り少ない人生の持ち時間をね、新聞を束ねてゴミ置き場まで往復するなんてつまないことに使いたくないんです」と、泣きながら言っている今の自分とあまりにもリンクしていて、ビックリ。 小説の話ではあるけれど、リアルな話であり、だけど読み終えて、抱えていた気持ちが、少し軽くなりました。 実家じまいをされている方に、オススメの1冊だと思います。

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2024/08/26

板垣美雨さんは2冊目でしたが、読みやすかったです。 うちの両親宅は借地で2世帯住宅だから、どうやってクロージングしていくかも考えたくないし。遺品整理も大変そうだ。

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2024/07/09

自分の経験とも重なり、色々と考えさせられてしまった。 とは言え、今更やり直しもきかないので考えてもしかたない事とも思った。 正解なんてないのだ。 主人公は最終的には幸運に恵まれた。 世の中もっともっとひどいことになっていると思う。

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2024/06/08

母が死んで実家仕舞いの最中に読みました。 入院するたびに、施設にお世話になるたびに、捨てられる物は捨ててきたのに、 本の帯に どうしてこんなに 溜め込むの!? と 同じだー! 真剣に、ここは魔窟か?と疑ったほど。 本の解説に 人間関係における「迷惑」って一体何なのだろ...

母が死んで実家仕舞いの最中に読みました。 入院するたびに、施設にお世話になるたびに、捨てられる物は捨ててきたのに、 本の帯に どうしてこんなに 溜め込むの!? と 同じだー! 真剣に、ここは魔窟か?と疑ったほど。 本の解説に 人間関係における「迷惑」って一体何なのだろう。・・・ 経験を糧に得る知恵こそが宝。・・・ ・・遺品整理の目処ぐらいはきちんと付けておきましょう。後に遺された人のために。そして何より自分のために。 とありました。 私は 割ると悲しいからと、大事に仕舞い込んでいたワイングラスやカットグラスを普通使いに出して、今までのグラスは 地域ネコのバザーに寄付して と 自分は仕舞い込まないゾっと 強く思いました。 せっかく、得た経験なんだから、文句ばかり言ってても つまらないし、面白おかしく未経験者に伝えましょうか。 私は、実家の電話番号が無くなる時が淋しかったです。

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2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

始めの方はあまり読み進めれなかった。亡くなった姑の文句ばっか言っててちょっと心苦しくて笑。 姑の多喜が脳梗塞で呆気なく亡くなってしまい、1人団地住まいをしていた3Kの部屋の遺品整理をする。 しかも4階!遺品整理業者に頼めば早いじゃんと思ったけど高いんだ。 多喜さんはモノを溜めがちだったけど、それを一つ一つ文句言いながらだけど嫁の望登子が片付けながら、また団地のご近所さんとの話から多喜の生前の様子を思い浮かべて片付けてる姿がほっこりした。 一方で望登子の母は15年前に病気で亡くなっているが姑とは正反対の性格で生前のうちに身辺整理もしっかりと行っていた。でもそこまで完璧だと少し寂しかったり。母はどんな人だったっけ?と思い出してる望登子の様子は少し寂しそうだった。 わたしも生きてるうちに生前整理はある程度しておきたい。まだ若いと思ってるから全然する気はないけど笑 また親にもある程度は生きてるうちに整理はしておいてほしいとも思う。姑にも。 でも生きてるうちにまだまだ知らない親のことを知りたいなって思うからもっと頻繁に会いに行こうと思った。

Posted byブクログ

2024/05/04

今、まさに、実家の片付け問題に直面しているので、他人事とは思えなかった。この本を読み始めて、実家の片付けや、自分の洋服の整理にちょっとだけ着手できた。この本をバイブルにするといいかもしれない。 実母と姑の真逆の性格が、最後には双方とも良さとして描かれていたので、心が温かくなった。...

今、まさに、実家の片付け問題に直面しているので、他人事とは思えなかった。この本を読み始めて、実家の片付けや、自分の洋服の整理にちょっとだけ着手できた。この本をバイブルにするといいかもしれない。 実母と姑の真逆の性格が、最後には双方とも良さとして描かれていたので、心が温かくなった。長所は短所。短所は長所なのだ。

Posted byブクログ