彼女。 の商品レビュー
初の百合小説。 百合の定義がイマイチよくわかっていないのだけど、普通に面白く読めた。 相沢沙呼さんの話に、ちょこっと翡翠さんが登場してたのが嬉しかった。
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百合小説というものを初めて読んだ。また、作家も初読みの人ばかりで面白かった。 色々なテイストの話があり、女の子同士の関係のきわどい感じやストレートなそういう話。ミステリー?のような話もあったりと飽きずに読めた。 色々自由な時代になったと思ってこの本を手に取ったが、女の子同士のこの...
百合小説というものを初めて読んだ。また、作家も初読みの人ばかりで面白かった。 色々なテイストの話があり、女の子同士の関係のきわどい感じやストレートなそういう話。ミステリー?のような話もあったりと飽きずに読めた。 色々自由な時代になったと思ってこの本を手に取ったが、女の子同士のこの関係は昔からある女同士の絆とも似ているなと感じた。それを、恋愛と捉えるかどうか。
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短編集。 織守きょうやさんと相沢沙呼さんの話が良かった。 えっと、それは友情じゃないの? 憧れでは? というか、百合って、 女性同士の恋愛なのはわかるけど、 まず、愛ってなんだろう。 考えさせられる。 恋愛といっても、恋に恋するみたいなふわっとした感じの可愛い女の子の気持ちみたい...
短編集。 織守きょうやさんと相沢沙呼さんの話が良かった。 えっと、それは友情じゃないの? 憧れでは? というか、百合って、 女性同士の恋愛なのはわかるけど、 まず、愛ってなんだろう。 考えさせられる。 恋愛といっても、恋に恋するみたいなふわっとした感じの可愛い女の子の気持ちみたいな内容。 愛のために人を殺せるか? 正当防衛だとしても、人を殺すというのは、 愛とはまた別の問題であるような気もする。 エロシーンはマイルドなのでセーフ。 中学校図書館◯だと思う思う。
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相沢沙呼さんの『微笑の対価』において「恋愛関係が進むと、殺す殺されるという話になる」という理論、ここ数ヶ月で2回ほど聞いていて、大袈裟なモノではないのだろうなと思う。そして、そう思えるほどに愛せる相手がいることを、私は心底羨ましいと思う。
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百合小説のアンソロジー 「少女」の持つ清純さ純粋さの奥に潜む毒々しさや清々しいほどの裏切りと執着。 どのキャラクターも観測していて満足。 最後を飾る相沢沙呼は、やっぱりラストに仕掛けがあった! 面白かったです。
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★5 いま超推せる作家達でいっぱい! キュンキュンしたい奴は即読め #彼女 #百合小説アンソロジー はぁ~、面白かった… 推しのミステリー作家陣のアンソロジーで、期待通りの超絶傑作でした。 百合小説を読んだことないとか、定義とかこだわらずに、ぜひ手に取って読んでほしい。自分も...
★5 いま超推せる作家達でいっぱい! キュンキュンしたい奴は即読め #彼女 #百合小説アンソロジー はぁ~、面白かった… 推しのミステリー作家陣のアンソロジーで、期待通りの超絶傑作でした。 百合小説を読んだことないとか、定義とかこだわらずに、ぜひ手に取って読んでほしい。自分も初めてのジャンルでしたが、読みごたえがあって素晴らしかったです。 ジャンルがひとつなんで、どれも同じような感じなんじゃねぇの? と、お思いかもしれませんが、めっちゃバラエティーに富んでます。 なにより素晴らしいのは、各話に登場する「彼女。」たちの描写が凄すぎるんですよ。 ほんと皆さん心情や関係性を描くのがお上手で、時には胸が締め付けられ、時にはカッコよさに痺れ、時には応援したくなる。心がぐわんぐわん揺さぶられる一冊でした。 またミステリーをお得意とする作家さんらしく、捻りやハッとする展開もあり、ほんと読んでよかった。 ■椿と悠/織守きょうや ★4 直前に同作者の「学園の魔王様と村人Aの事件簿」を読んでしまってたので、正直テーマは似てると思ってしまったが、百合だとさらに美しくてGOOD。優しい気持ちになれる作品でした。 ■恋澤姉妹/青崎有吾 ★5+ 鬼かっこええーーーー、超名作。 世界観、アクション、概念を超越した価値観や人間関係。エンターテイメント性も最高。見事に青崎先生の良さが出ている作品でした。はぁ~よかった… ■馬鹿者の恋/武田綾乃 ★5 武田先生らしいエグイ関係性や展開が大好き。 比較的シンプルな物語にも関わらず、心臓をがっつりつかまれました。 ■上手くなるまで待って/円居挽 ★3 夢と現実の狭間で揺れ動く二人の師弟愛が切ない。 本書で一番ミステリーっぽい構成で楽しく読めました。 ただテーマはわかるけど、自分にはちと伝わりづらかった。もう少しシンプルでもよいかも。 ■百合である値打ちもない/斜線堂有紀 ★4 タイトルとは真逆ぶりが素晴らしい。 斜線堂先生のお得意の恋ごごろ描写が完璧で、これぞキュンですよ。 ■九百十七円は高すぎる/乾くるみ ★3 先生はこんなの大好きですね、五十円玉二十枚の謎を思い出しました。こんなミステリーは大好きでニヤニヤしちゃう。 二人の歪んた関係性もGOODですが、もう少し精神的な描写もほしかったかな。 ■微笑の対価/相沢沙呼 ★5 く、くるしい… 後半に出てくる数々の強烈なセリフ。 自分もかつて女性にこんなことを言われたことがありました。あー思い出すだけで、まだ胸が痛む。 そして落雷のごとく読者に提示される、418ページ目からの展開が強烈すぎました。 「彼女。」のタイトルらしい、様々な世界で生きる「彼女たち」の関係性が色んな意味で素敵でした。本書は今のジェンダー時代を切り口にはしていますが、人生を彩るのはあくまで人と人のつながりなんですね。しっかり胸に伝わりました。
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百合小説という意味を知らずに読んでようやく理解。それぞれが異彩を放っており、あでやかでつややかでなまやか。また恐怖も覚えた。 ちなみに「微笑の対価」に出てくる翠の瞳って・・・。 208冊目読了。
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ぐわぁ、と声が出たのは武田綾乃先生の「馬鹿者の恋」。胸がぎゅっとなる百合でした。 全体的にイチャラブ度は低め。
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百合ってなんだろう。 読み終わってからしみじみと考えてしまったけれど答えは見つからなかった。 アンソロジーだと自分とは合わなない作品があったりするけど、全部違った良さがあって満足出来る1冊だった。 個人的に武田綾乃さんの『馬鹿者の恋』がお気に入り。
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十人十色という言葉を思い出すような王道的な純愛、王道から外れていてるからこそ際立つその美しい恋など、似ている点がありつつもそれぞれがそれぞれの「恋愛」をしていて面白かった。
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