彼女。 の商品レビュー
「椿と悠」が、求めてたかも はじめて百合を銘打った作品を読んだけどこれが百合文学のスタンダードならちょっと違うかもと思った 相沢沙呼せんせのはファンサービスもあり、よかったかな
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武田綾乃さんの作品が好きだった。気づいた時は遅くて、でもきちんと言えたってこと大事だよね。乾くるみさんの作品かなりヘンテコだったな、憧れの人が買ったものはなにかな推理感、視点が面白くて好き
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満足度の高い百合アンソロジーだった。 特に、青崎有吾『恋澤姉妹』、斜線堂有紀『百合である値打ちもない』、相沢沙呼『微笑の対価』が良かった。 『恋澤姉妹』は、『11文字の檻』の中にも収録されているが、そちらで読んだときはイマイチピンとこなかったのに今回再読したらめちゃくちゃ良かった...
満足度の高い百合アンソロジーだった。 特に、青崎有吾『恋澤姉妹』、斜線堂有紀『百合である値打ちもない』、相沢沙呼『微笑の対価』が良かった。 『恋澤姉妹』は、『11文字の檻』の中にも収録されているが、そちらで読んだときはイマイチピンとこなかったのに今回再読したらめちゃくちゃ良かった。 あと、斜線堂さんの百合小説は兎に角最高だなと再確認した。なんでこんなに良いんだろう…としばし放心してしまった。めちゃくちゃ面白い上に、自分のツボをグサグサ刺してくる感じ。 相沢さんの百合小説はとある犯罪を犯して共犯関係となる2人を描いた百合小説なのだけど、ラストに出てきたのは絶対あの人だよね…ロックオンされてるじゃん!でも、2人にはなんとか逃げ切ってほしいと切に願ってしまう。
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いろんな形の百合のお話し。キャッキャうふふだったり、バイオレンスだったり、好きの形はいろいろあるよね~。 相沢先生と斜線堂先生が特に好きだった。初めましての作家さんにも出会えて有意義だったな。
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7人からなるアンソロジー!夢のようだ!百合小説だから甘くて可愛いお話ばっかりかと思ったらそうでもなくて、背筋に汗が伝うものも多かったり。私は相沢沙呼さんと円居挽さんが絶品だったと思う。
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「恋澤姉妹」が目当てだったけど スリリングで期待通りだった。 こうなったらやだなー と思っていた結末だったけど でも、やっぱりそれしかあり得ない 儚く美しい最後だった。 「百合である値打ちもない」の ふたりの一途さも良かったものの 他はピンとこなかった。
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う~ん、ジャンルが広いなーというのが第一の感想……。 SFあり、バイオレンスアクションあり、日常の謎系あり。 しかも、百合度(ていうのかな)もバラバラで、これは恋愛か?てのもあったし……。 同姓への複雑な執着、も広い意味で百合、という解釈なんですね。 そこも作家さんによってか...
う~ん、ジャンルが広いなーというのが第一の感想……。 SFあり、バイオレンスアクションあり、日常の謎系あり。 しかも、百合度(ていうのかな)もバラバラで、これは恋愛か?てのもあったし……。 同姓への複雑な執着、も広い意味で百合、という解釈なんですね。 そこも作家さんによってかなり線引きが違うんだな、百合ジャンルって過渡期なんだな、て思いました。 作家陣が豪華で、贅沢でした♪
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百合小説アンソロジー。百合、っていうと、女性同士の恋愛、と思ってしまいますが(実際そうでもあるのだけれど)。友情であってもそこに強い「絆」があればそれは百合と言っていいのでしょうか。ここで描かれるそれぞれの彼女と彼女の関係は、微笑ましかったり、痛々しかったり、清々しかったりと様々...
百合小説アンソロジー。百合、っていうと、女性同士の恋愛、と思ってしまいますが(実際そうでもあるのだけれど)。友情であってもそこに強い「絆」があればそれは百合と言っていいのでしょうか。ここで描かれるそれぞれの彼女と彼女の関係は、微笑ましかったり、痛々しかったり、清々しかったりと様々ですが、ある意味どれもが羨ましくなってしまうような関係なのかも。 お気に入りは青崎有吾「恋澤姉妹」。アクション満載のアウトローな物語が、実にカッコいいです。すごくカッコいいのだけれど、それに魅せられる「観測者」の思いを完全に突き放してしまうような恋澤姉妹の態度が……いやまたそれがカッコいいんですって! 相沢沙呼「微笑の対価」もすごく好きな作品です。甘いような、辛辣なような。幸せなようでもありとてつもなく痛くもある物語の真相はいったいどこにあるのか。そしておそらく、ちらりと登場するのはあの人ですよねきっと。
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読む前は、キュンキュンしたり、ほわぁ〜ってしちゃうような恋愛メインなのかな?と思ってたけど、そゆんでもなかった。百合小説って言わなくてもいいのでは?という感じに読みやすかった。 ほどほどにまぁまぁ、でした。
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恋澤姉妹とママノエの2篇が面白かった。しかし、特に百合というテーマの良さが出ていたとは思えなかった。ヘテロの少女漫画と性が入れ替わった以上の違いはないと感じた。 全体としては、コミュニケーション能力の低い美少女が凡庸な主人公とひょんなことから親友になるというストーリーになりがち...
恋澤姉妹とママノエの2篇が面白かった。しかし、特に百合というテーマの良さが出ていたとは思えなかった。ヘテロの少女漫画と性が入れ替わった以上の違いはないと感じた。 全体としては、コミュニケーション能力の低い美少女が凡庸な主人公とひょんなことから親友になるというストーリーになりがちということがよく勉強になった。そして百合という設定だけに、美しい相手の造形に見入るというような描写が続く。一つのアンソロジーの中にこのパターンが何度も出て来るので、ときめくことがどんどん出来なくなる。 それから短編の中に同じ表現が繰り返される作品があり、何度も同じことを言われると、もともとおさだまりの表現だとしてもさらに陳腐に思えて来る。
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