彼女。 の商品レビュー
※ 椿と悠 織守きょうや 恋澤姉妹 青崎有吾 馬鹿者の恋 武田綾乃 上手くなるまで待って 円居挽 百合である値打ちもない 斜線堂有紀 九百十七円は高すぎる 乾くるみ 微笑の対価 相沢沙呼 彼女たちの様々な恋愛模様を集めた 百合小説アンソロジー。 ほろ苦い恋、背筋が凍るような...
※ 椿と悠 織守きょうや 恋澤姉妹 青崎有吾 馬鹿者の恋 武田綾乃 上手くなるまで待って 円居挽 百合である値打ちもない 斜線堂有紀 九百十七円は高すぎる 乾くるみ 微笑の対価 相沢沙呼 彼女たちの様々な恋愛模様を集めた 百合小説アンソロジー。 ほろ苦い恋、背筋が凍るような恋、 ただただ真っ直ぐな恋、異色な恋、 身を狂わす恋、不器用に相手を思いやる恋。 敢えてテーマは『百合』ですが、恋した時の 感情の揺れや一途さ、傾ける熱量には、 対象の性別なんて関係ないと教えてくれます。
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百合小説で括った7作品は全編新作のアンソロジー。 語り手の私と相手の彼女、二人組の関係性は今どきの多様性に満ちている。 同級生。師匠と弟子。幼なじみ。サークルの先輩と後輩。仕事のパートナー。部活の仲間。友達。 内容もまた色とりどり。青春。恋愛。悲哀。嫉妬。憧憬。哀慕。そしてミステ...
百合小説で括った7作品は全編新作のアンソロジー。 語り手の私と相手の彼女、二人組の関係性は今どきの多様性に満ちている。 同級生。師匠と弟子。幼なじみ。サークルの先輩と後輩。仕事のパートナー。部活の仲間。友達。 内容もまた色とりどり。青春。恋愛。悲哀。嫉妬。憧憬。哀慕。そしてミステリ。 短編だけど内容が濃いので物語に引き込まれ一日一作というかんじの一冊。
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相沢沙呼さんが百合小説書いてる~と思って借りてきました。 相沢さんの他にも、青崎有吾さん織守きょうやさんなどミステリ小説で有名な作家さんたちが集結。それぞれの世界観たっぷりの、一味違ったアンソロジーが楽しめました。 特に気に入ったのは「椿と悠」「恋澤姉妹」「百合である値打ちもない...
相沢沙呼さんが百合小説書いてる~と思って借りてきました。 相沢さんの他にも、青崎有吾さん織守きょうやさんなどミステリ小説で有名な作家さんたちが集結。それぞれの世界観たっぷりの、一味違ったアンソロジーが楽しめました。 特に気に入ったのは「椿と悠」「恋澤姉妹」「百合である値打ちもない」 出てくる女の子たちの関係性、恋心の描写が巧みでした。
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初めて百合がテーマの本を読んだ。 話の流れ的に百合っぽい感じの話とかはあるけど、完全にこの話は「百合」です。と謳った小説は初めてで、どうなんだろうか…と思ってたら色んな百合テーマの話が出てきて凄く楽しかった。 面子もなかなか豪華で読んだことない人も多かったからこれをきっかけに気に...
初めて百合がテーマの本を読んだ。 話の流れ的に百合っぽい感じの話とかはあるけど、完全にこの話は「百合」です。と謳った小説は初めてで、どうなんだろうか…と思ってたら色んな百合テーマの話が出てきて凄く楽しかった。 面子もなかなか豪華で読んだことない人も多かったからこれをきっかけに気になる人も出来たので読んでみたい。
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「椿と悠・織守きょうや」「恋澤姉妹・青崎有吾」「馬鹿者の恋・武田綾乃」 「上手くなるまで待って・円居挽」「百合である値打ちもない・斜線堂有紀」 「九百十七円は高すぎる・乾くるみ」「微笑の対価・相沢沙呼」 全編書下ろし、7話収録のアンソロジー。 BL小説は何冊か読了しているが百合...
「椿と悠・織守きょうや」「恋澤姉妹・青崎有吾」「馬鹿者の恋・武田綾乃」 「上手くなるまで待って・円居挽」「百合である値打ちもない・斜線堂有紀」 「九百十七円は高すぎる・乾くるみ」「微笑の対価・相沢沙呼」 全編書下ろし、7話収録のアンソロジー。 BL小説は何冊か読了しているが百合小説をじっくり読んだのは初めて。 7話それぞれに個性があってイヤラシサも感じず読みやすい。 特に良かったのは織守さんの 『椿と悠』と武田さんの『馬鹿者の恋』 この年代特有の心の揺らぎがリアルで、瑞々しい文章に惹かれる。 百合初心者の方にもオススメ。
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「恋澤姉妹」「百合である値打ちもない」が特に面白かった。「恋澤姉妹」の文章いいよね。 百合好きにはたまらない本作。中にはただの百合以上を描いたものもあってバラエティに富んでいた。
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書評動画を見てなぜかすごく気になって購入。 百合もアンソロジーもあまり読まないけれど、「これも百合と分類するんだ」、というくらい過激なものはあまりなく、その代わりお互いを思い合う心の繋がりが共通していると思う。 私は特に「微笑の対価 相沢沙呼」が好きでした。
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百合アンソロジー 百合ものも初めて、アンソロジーも初めてでした。 いやー、なんか尊いですね。。 好きだったのは下記3つです⭐︎ 上手くなるまで待って→先輩&後輩。 いいですね!最後の結婚式のスピーチ言葉にすることでしっくりくること、、ありますよね! 百合である値打ちもない→なんとなくわかる気がする。好きな人の横にいたいからこそ。しかもノエちゃんも変わっても大好きって言えるあたり尊い!ってなりました〜 微笑みの対価 →まさかの、翡翠ちゃん!!!!!
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たまたま2作続けてアンソロジーでした。 どのお話も、それぞれの世界観があり面白かったです。 武田綾乃さん、乾くるみさん、相沢沙呼さんしか存じ上げませんでしたが、 扉絵は、話を読んでから振り返って楽しみました。 特に好きだったのは以下です。 ・椿と悠(織守きょうや) ・馬鹿者の恋(武田綾乃) ・上手くなるまで待って(円居挽) ・百合である値打ちもない(斜線堂有紀) 百合である値打ちもないは、 突然の整形描写から不穏な感じで始まりますが、こんな経緯だったのかと胸が痛くなりました。 乃枝が真々柚の全てを愛している、ということが最初から一貫していて、結末にホッとしました。 微笑の対価は、みなさんおっしゃる通り、翡翠が出て来た!と思いました。 また、考えすぎかもしれませんが、冒頭は、紫乃と一緒に作業をした時ではない?と読み取ったのですか、どうなんでしょう。 地面に置いた懐中電灯、という描写。紫乃がてしてくれる懐中電灯の光。これは同じ時のものなのでしょうか、、?
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【収録作品】「椿と悠」 織守 きょうや/「恋澤姉妹」 青崎 有吾/「馬鹿者の恋」 武田 綾乃/「上手くなるまで待って」 円居 挽/「百合である値打ちもない」 斜線堂 有紀/「九百十七円は高すぎる」 乾 くるみ/「微笑の対価」 相沢 沙呼
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