図書室のはこぶね の商品レビュー

名取佐和子(著者)

2024/07/22

小学生の時、図書委員をしていた頃を思い出しました。本も好きだったけど、楽しく面白く本を紹介してくれる図書室の先生が好きだったことや図書委員の委員会活動が楽しかったこと。中学生の頃は、星新一さんや赤川次郎さんの本を棚の端から端まで読んだこと。何より学校の図書室の匂いが好きだったなと思い出に浸ってみたりして。

まさに青春！！と何とも言えない気持ちになりました。きゅんというか私の奥底に眠っているアツいものが動く感じ。
現役高校生の感想を聞いてみたいです。

2024/07/07

図書室で見つかった謎を解く と言えばミステリーっぽいけど、青春の爽やかな空気が感じられる小説だった。
朔太朗の言葉は刺さるものが多く、ノートを書きながらかみしめたい。奈良くんの読んでいた歌集も手に取って見てみたいなぁ

2024/07/04

ある事情から1週間だけ図書委員になった女子高生の話。図書室や図書館ものの話が好きなので題名に誘われて読んでみましたが、話に惹き込まれてあっという間に読み終わってしまいました。登場人物の性格が良くて読後感も良かったです。

2024/06/27

読みやすく読後感も良かったです。
10年前の謎と土ダンが繋がって、最高の『Saturday Night』になったと思います。
朔太郎の素直で優しい性格が素敵だなぁ。
ケストナーの『飛ぶ教室』は知らなかったので、いつか読んでみたいと思います。

2024/06/22

たくさんのブク友さんに惹かれて図書館予約
「シェアハウスかざみどり」もよかったな

面白くてつい夜更かししてしまいました

〈　１冊の本と、10年前の謎――この世界が愛おしくなる、瑞々しい青春小説！〉

ノアのはこぶね
（野亜高校が舞台です）
のように選別するのではなくみんなと共に

在校生、卒業生が入り混じって混沌としながら大円団へ
それにしてもなんと個性的なキャラクター
校風かしら

ケストナーの「飛ぶ教室」を軸にしているのも興味深かった

「金曜日の本屋さん」も読みたいな

≪　１０年の　隙間をうめる　つながって　≫

2024/06/19

小学6年娘が読むかなぁと借りたけど、読んでみました。
中学生活がまだわからないだろうから、中学生になってからの方が楽しめるかと思いました。

「実はナントカだった」とかのないシンプルな謎でしたが、若いこの世代の熱さも思い出して楽しく読めました。
作中でさまざまなな作品が出て来て、登場人物が感想を語るのですが、それも読みたくなりました。

2024/06/15

高校生百瀬が、ピンチヒッターで図書委員をする一週間の凝縮した話。
ミステリー要素もあるが、百瀬と朔太郎の関係性が変化していく様子に青春を感じた。
タイミングよく登場する、学校司書の伊吹さんがステキ!

2024/06/13

中学生の息子が学校で借りて、面白かったとおすすめされて読んでみました。特に期待せず読み始めたらなかなか面白くて、どんどん読んでしまいました。誰かのアイデアがみんなを動かし、みんなで最後わーっと楽しめるって学生時代の最高の思い出だなあと、自分の学生時代を思い出してワクワクしました。真相は意外で悲しかったけど、辛い思い出を持っていたみんながこの一週間でちょっとずつ救われたのではと思うと温かい気持ちになりました。

2024/05/05

いやあ、なかなかに面白かった。土曜のダンス、土ダンや図書室を中心に描く学生たちのハートフルストーリー。なかなか深いテーマもあり、登場人物も個性が際立っていていい。人におすすめしたい一冊。

2024/03/23

たまたま図書館で目についた本。
こうゆう出会いこそ、図書室や図書館の魅力。
謎解きに夢中になって、一気読み。
最後の展開回収もよかった！
「みんなで楽しむためには、みんなが楽しめる環境を整える必要がある」
簡単なようで難しいよね。