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流浪の月 の商品レビュー

4.4

1562件のお客様レビュー

  1. 5つ

    774

  2. 4つ

    537

  3. 3つ

    146

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    7

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2024/08/27

追い詰められた二人が幸せな共同生活を送っていくが、世間が許さない。下世話な好奇な目や悪意のない優しさが鬱陶しい。 こんなときマスコミはクズだと実感するし、先入観や知ったかぶりや思い込みで優しさで接してくる周囲の人の否定できないもどかしさ。もう放っといて欲しかった。 やはり当人同士...

追い詰められた二人が幸せな共同生活を送っていくが、世間が許さない。下世話な好奇な目や悪意のない優しさが鬱陶しい。 こんなときマスコミはクズだと実感するし、先入観や知ったかぶりや思い込みで優しさで接してくる周囲の人の否定できないもどかしさ。もう放っといて欲しかった。 やはり当人同士しかわからない関係なんだけど、唯一理解している梨花の存在がいるだけ、まだ救われている感じがあった。 亮くんや孝弘の異常性も闇に隠れていたがやはり一種の病気なんだろう。でも孝弘はこの後、最後更紗がようやく事実を警察吐露したことで捕まってしまえと本当に思う。コイツだけは許せない。未成年だったとかは関係ない。 トゥルーロマンスはもう何年前に見たか忘れたけど、同様に文と更紗の前向きな逃避行が幸せなものであるのが暖かい気持ちになった。

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2024/08/27

各登場人物の幼少期の追体験や、真逆の出来事が目まぐるしく繰り広げられ見事な構成だと感じた。 心象風景が細やかに表現されており、自分ならどう考えるか想像しながら読むととても面白い。

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2024/08/26

「正欲」で描かれていた、偏った視点からの多様性尊重論者や被害者への的外れな寄り添い方に警告を与える一冊だと思う。 それでも読んでいて、主人公の生い立ちに同情しつつも、思慮の浅い行動にイライラは募った。

Posted byブクログ

2024/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいる時は、「周囲はもう2人に構わないで…!」って思ってましたけど…。 きっと、更紗さんのような方が身近にいるなら、私はきっと間違いなく「気の毒な人」だと思ってしまいます。 本人が求めていないなら、傍から見ると冷たいと言われる対応、『無視』がもしかしたら1番の最適解なのかなぁと考えました。 それぞれが知らずうちにお互いを救い、恋愛とは異なった固い縁で繋がった2人。 紆余曲折あったものの、最終的に一緒になれて涙が出そうになりました。

Posted byブクログ

2024/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一気に読み終えた 夢中になって読んだ ものすごく引き込まれる話。 痛々しさ理不尽さもどかしさ 激しさ優しさ温かさ 最後天上の道をゆっくりあるいていくような2人が羨ましくなった。

Posted byブクログ

2024/08/22

実写映画を観て感銘を受けたので、その流れで原作にも手を出した。こちらもめちゃくちゃ良かった。誘拐犯とその被害者という複雑な関係を、丁寧な心理描写によって更に理解を深めてくれた(こっちが原作だから当たり前なのだけれど)。そして世間から見た「事実」と、当事者から見た「真実」は似て異な...

実写映画を観て感銘を受けたので、その流れで原作にも手を出した。こちらもめちゃくちゃ良かった。誘拐犯とその被害者という複雑な関係を、丁寧な心理描写によって更に理解を深めてくれた(こっちが原作だから当たり前なのだけれど)。そして世間から見た「事実」と、当事者から見た「真実」は似て異なるものだとよく分かる。メンタルが抉られる描写もあるけど、そこも含めてすごく刺さった。

Posted byブクログ

2024/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

汝、星のごとくを先に読んだのですが、こっちはハッピーなエンディングだった。 汝、も親が謎だったんだけど、こっちはもっと謎。 主人公の母親、実際にこういうタイプにあったことないから分からないけど、いそうだな、と思えた。弱すぎる人という評価であってるのかな。守られる側であって、守る側には立てない人と思ってしまった。

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2024/08/19

凪良ゆうさんらしい美しい作品です。 更紗と文の描写から二人の性格が表れるような繊細さや、心に響くフレーズに感動する人が多いのではないでしょうか。 映画もとても良かったですが、是非小説も手に取ってほしいですね。

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2024/08/18

クズ役を演じる横浜流星を観たくてまずは映画を(横浜流星の演技は最高だった)、その後本を読んだ。 やっぱり本の方が心情豊かに表現されているけど、映画化もうまくされていたなと思う。本の方が希望が感じられて、映画の方が暗い。 終始とても読み進めやすい文章と展開。 強烈な魅力は感じられ...

クズ役を演じる横浜流星を観たくてまずは映画を(横浜流星の演技は最高だった)、その後本を読んだ。 やっぱり本の方が心情豊かに表現されているけど、映画化もうまくされていたなと思う。本の方が希望が感じられて、映画の方が暗い。 終始とても読み進めやすい文章と展開。 強烈な魅力は感じられなかったけど、飽きないし物足りなさもなかったのはすごいと思った。

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2024/08/18

汝、星の如くを読んでから読了。 どうしても比べてしまうためこの評価。 この方の当事者にしかわからないよねって感じは好き。

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