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いのちの車窓から の商品レビュー

4.2

193件のお客様レビュー

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2022/11/11

自然体で無理なく書かれた文体がすっと心に染み入る感じ。こういうちょっと疲れたときに読むと元気もらえる。ガッキーのことをたどり着いた先の普通の女の子的に評していたけど星野源も同様だよね。鬱屈した少年時代から音楽や演劇を通じて開放された星野源だって普通の人にたどり着いているように見え...

自然体で無理なく書かれた文体がすっと心に染み入る感じ。こういうちょっと疲れたときに読むと元気もらえる。ガッキーのことをたどり着いた先の普通の女の子的に評していたけど星野源も同様だよね。鬱屈した少年時代から音楽や演劇を通じて開放された星野源だって普通の人にたどり着いているように見える。常に視線や評価に晒されながら普通でいるなんてできない。それでも普通であるように見えるように居続けるなんて相当な覚悟や割り切り、ある種の諦めがあったんじゃないかな。正直に生きる覚悟みたいなものを感じた気がする。それって結構難しいよね。人の目とか評価とかを気にせずに生きるって簡単じゃない。ただひたすら周囲を気にしないのも寂しい。たぶん星野源の場合それとは真逆で、周囲の人をとことん愛し、そんな自分自身も愛しているし認めて肯定しているんだろうな。結局自分のことが好きじゃないと人のことも好きになれない。自分のことを認められなければ人のことも認められない。まずは自分起点だよね。どうありたいか。好きな自分でいるために。でもそのために何かするってわけでもないのかも。自分と家族のことくらい理由なく肯定して愛してたいよね。そうありたい。無限の愛と優しさを大切な人と自分自身に。そして可能な限りそれを周囲の人にも。

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2022/10/19

実は私は星野源さんのことはほとんど知らない。 もちろん、歌手であることは知っているしドラマに出ていることも知っている。 でも、それらに触れたことはほとんどない。 そんな私でも彼の語りかける言葉の数々に心を揺り動かされた。 言葉選びがとても上手だし、伝えたいことがすごく伝わって...

実は私は星野源さんのことはほとんど知らない。 もちろん、歌手であることは知っているしドラマに出ていることも知っている。 でも、それらに触れたことはほとんどない。 そんな私でも彼の語りかける言葉の数々に心を揺り動かされた。 言葉選びがとても上手だし、伝えたいことがすごく伝わってくる。恐らく価値観や感性が自分と共通する部分が多いのだろう。一気にファンになりました! そして、素敵な文章を書く人だと思った。 「文章のプロとは、ありのままを書くことができる人ではないかと思います」その言葉通り、自分をよく見せようという伝達欲を削ぎ落としているからこそなのかもしれない。 他のエッセイも読みたい。

Posted byブクログ

2022/09/25

星野源さんは俳優さんとしても歌手としても好きだし、ダ・ヴィンチの連載エッセイは前から好きで、単行本も前に図書館で借りて読んだ気がするけど、文庫本になったので購入して再読 「おめでとうございます」をちょうど美容院で読んでて不覚にも泣いてしまいそうになったし、 ガッキーとすでに夫婦...

星野源さんは俳優さんとしても歌手としても好きだし、ダ・ヴィンチの連載エッセイは前から好きで、単行本も前に図書館で借りて読んだ気がするけど、文庫本になったので購入して再読 「おめでとうございます」をちょうど美容院で読んでて不覚にも泣いてしまいそうになったし、 ガッキーとすでに夫婦である今、 「新垣結衣という人」を読むとニマニマしますな

Posted byブクログ

2022/09/16

前のエッセイからは 言葉選びも文章もレベルアップしているのに いや、レベルアップしているからこそ 少し味気なく感じてしまった。 自分が成長していないからそれ故の嫉妬なのかも。

Posted byブクログ

2022/09/16

今年の8月は身の周りで不安や悲しみが多く、休息や癒し、自分の立て直しを求めて手にした本。 読んで大正解だった。 彼の魅力的な人柄が存分に味わえた。 二度倒れていることもあって彼の書く歌詞には「いつか迎える死」を隣に感じることが多いが、このエッセイもまた然り。 だが決して暗いエッ...

今年の8月は身の周りで不安や悲しみが多く、休息や癒し、自分の立て直しを求めて手にした本。 読んで大正解だった。 彼の魅力的な人柄が存分に味わえた。 二度倒れていることもあって彼の書く歌詞には「いつか迎える死」を隣に感じることが多いが、このエッセイもまた然り。 だが決して暗いエッセイではない。 いつか終わりがくる事を自然体で受け入れ、それ故に日々の出来事や人との出会いを愛おしく大切にしている彼の素の文章だった。 文中、錚々たる顔ぶれが名を連ねるが、それよりも光るのは星野源という人の内面の魅力だった。 音作りに対しても丁寧に明かしてくれているので、そこも楽しく読めた。 私の言葉では陳腐な表現になってしまうが、彼の優しさ、愛情、ユーモア、クサっても転んでも前向きに起き上がってまた笑顔で日常に戻って来れる強さが、私達を癒し励ましてくれる。 遠い存在の人に励まされても中々響かないが、彼は大スターでありながら私達との距離が近いと感じるのだ。 読後、読者はきっと自分の日常も、これまでより愛おしく感じ、楽しんで生きていこうと思えるに違いない。 だって、「無駄だ、ここは元から楽しい地獄だ」彼もそう歌っているじゃないか。

Posted byブクログ

2022/09/09

いのちありきだなとしみじみ感じ、それを体現している源さんすごいです。私の人生も人に任せず自立・決断をしようと思いました!

Posted byブクログ

2022/09/02

高校3年生の頃からちょくちょく読んでた星野源さんのエッセイ。高校出てから6年経った今読むと、あの頃とは違う感じ方でとても興味深い。自分もこんな大人でありたいという気持ちになっている。

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2022/08/29

星野源さんの人柄がわかる一冊です。 あぁ、私はまだまだ知らない世界が沢山あるなぁと感じました。 特に、何かを生み出す作業はこんなにも体力を使うものなのだな、と知りました。 それから彼の作品を観たり聴いたりすると、今までと違った見方が出来て良かったです。

Posted byブクログ

2022/08/29

日常の中に小さな物語はたくさん落ちていて、それに気づける本。 自分が小さなことを見逃しながら生きてきてるのを感じられた。 エッセイ口調が読めない私でも読めた。

Posted byブクログ

2022/08/22

星野源の出会ってきた風景が優しくて等身大な文章で綴られたエッセイ。不思議と星野源のまわりにも温かく人間らしい人が集まっている気がする。なんとなく聞いてた曲やテレビにこんなエピソードがあったんだなーと解像度が上がる。個人的にはSNSの悪い部分が表面化してきてなんだか疲れてきた昨今、...

星野源の出会ってきた風景が優しくて等身大な文章で綴られたエッセイ。不思議と星野源のまわりにも温かく人間らしい人が集まっている気がする。なんとなく聞いてた曲やテレビにこんなエピソードがあったんだなーと解像度が上がる。個人的にはSNSの悪い部分が表面化してきてなんだか疲れてきた昨今、「友人」のエピソードではSNSの使い方のひとつ正解が提示されていてかなり痺れました。あらためてガッキーの次に好きな芸能人だな〜と思いました。

Posted byブクログ