いのちの車窓から の商品レビュー
大泉洋さんの回がとても好きで何回も読み直した。 芸能人って冷たくて怖い人が多そうな勝手なイメージがあるけど、源さんと大泉さんのあたたかい人柄が感じられてほろっとさせられた。兄弟みたいな関係ですごく素敵です。
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歌手 俳優 ラジオ 作家 幅広いジャンルで活躍されている星野源さん シャイで飾らず、人が好き、時に寂しがりでストイック 物の捉え方や見方が真っ直ぐで素敵だなと思った 大切にしていることや物、考え方が素朴で、たまに不思議で本当に魅力的な人 鶴瓶さん、柴犬のところが好きだった ...
歌手 俳優 ラジオ 作家 幅広いジャンルで活躍されている星野源さん シャイで飾らず、人が好き、時に寂しがりでストイック 物の捉え方や見方が真っ直ぐで素敵だなと思った 大切にしていることや物、考え方が素朴で、たまに不思議で本当に魅力的な人 鶴瓶さん、柴犬のところが好きだった 奥さんの新垣結依さんの出てくるところはなぜかドキドキしながら読んだ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022.4.9 「いつだって、世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ。」 星野源のオールナイトニッポンが結構好きで、放送作家の寺ちゃんとの友情エピソードにはグッときすぎるものが。。 「大好きなブラックミュージックに影響を受けながらも、今の日本の情緒をふと感じられるような、僕らの心の中に刻み込まれている昔からの情景を映し出すようなそんな音楽、体が勝手に踊り出すようなダンスミュージックを作ってみたい。」 共感、というのは自分は音楽業でもないからなんだかおかしいのだけれど、すごく分かる。。という感覚になった。 きっと、ミュージシャンだった父の頭の中を覗けた気分になったのだと思った。考えてることや音楽の嗜好は違っていただろうけど、深夜のファミレスやふとした散歩、バンド仲間との和気藹々など、似たような生活に愛おしさを感じながら読み進めました。 #星野源 @iamgenhoshino #いのちの車窓から #角川文庫 #読書記録 #books_saori
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「文章のプロとは、ありのままを書くことができる人」 「文章力を自分の欲望の発散のために使うのではなく、エゴやナルシシズムを削ぎ落とすために使っている人」 いつもそこにあるのに、言葉や文章にすることなど意識しない出来事をひとつひとつ丁寧に見つめ直していて素敵だなと思う。
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元々は文章(メール)を書くのが苦手だったとは思えないくらいに、比喩や描写がおもしろい文章で読みやすかった。 人に自分の心をさらけ出すことは難しい。私も何かの拍子に、もしくは長い年月をかけてできるようになるといいな。
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私が初めて読んだエッセイ。 感情や感性を文で表現するのが上手だと思った。 言い回しや、比喩表現が素敵だった。 1つずつでもまとめ読むのもどっちもおすすめ。
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好きだった訳ではないが、テレビで宣伝しているのを見て読んでみたくなった。読んでみて、苦労の末の成功が分かり、星野源という人物に好感持てた。また、項目に新垣結衣があったのもなんだか嬉しかった。暖かく人間味溢れた感じ、好きだった。 共感する部分も多かった。しかし、自分と星野源を比べて...
好きだった訳ではないが、テレビで宣伝しているのを見て読んでみたくなった。読んでみて、苦労の末の成功が分かり、星野源という人物に好感持てた。また、項目に新垣結衣があったのもなんだか嬉しかった。暖かく人間味溢れた感じ、好きだった。 共感する部分も多かった。しかし、自分と星野源を比べてしまい今の自分の情けなさも実感した。同時に、勇気も貰った!生きている間に好きなことを好きなだけ、とことんやる。周りは気にしない。心が動いたのは確かだった、面白かった。
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星野源さんという方の頭の中を覗くとこうなっているのか… いろんな話題が収められていますが、様々な人に対する、温かな眼差しが特に印象的でした。 深夜に出会ったタクシーのドライバーさんや飲食店のマスター、俳優さんや女優さん、ミュージシャンの方々…人を語るときの文章がよく特徴を捉え、本...
星野源さんという方の頭の中を覗くとこうなっているのか… いろんな話題が収められていますが、様々な人に対する、温かな眼差しが特に印象的でした。 深夜に出会ったタクシーのドライバーさんや飲食店のマスター、俳優さんや女優さん、ミュージシャンの方々…人を語るときの文章がよく特徴を捉え、本当に温かくて、心から「人」が好きなんだろうなぁ、と感じました。 星野さんの歌が心に響く理由を垣間見れた気がしました。
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源さんのあたたかい心に触れたような、頭の中を少しだけ覗かせてもらえたような気がしました。好きなものにまっすぐに向かって生きている人だなあと改めて感じて、源さんの音楽がもっと好きになりました。
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久々に星野源のエッセイ。初読は2014年の秋。あるヘビーな案件を担当しヘロヘロヘトヘト状態が続く中少し落ち着きだした頃に、積読本から1冊抜き出したのが『そして生活はつづく』〈文春文庫〉だった。以来、彼を見る度にあのしんどかったことが立ちどころに甦る。 そもそも当時は星野源が俳優...
久々に星野源のエッセイ。初読は2014年の秋。あるヘビーな案件を担当しヘロヘロヘトヘト状態が続く中少し落ち着きだした頃に、積読本から1冊抜き出したのが『そして生活はつづく』〈文春文庫〉だった。以来、彼を見る度にあのしんどかったことが立ちどころに甦る。 そもそも当時は星野源が俳優なのか歌手なのかもよく知らず、また童顔ゆえ何歳なのか検討もつかず、何ら彼の情報を持ってないのに読もうと思ったのか、今もって不思議。 読み出してみれば、どってことのない日常が訥々と語られ、時に下ネタを挟み、心の機微をほんわかしたユーモアで包む不思議な文体に惹かれ、数時間で読み終えた。 星野源をググると『くも膜下出血』のスレッドが立つ。再発時は開頭手術まで受けたことを知った時には、神様は2度までも大病を与え、酷いことになさるなぁと呻いた。表題作の『いのちの車窓から』では、開頭手術の生々しい傷痕をめぐる記憶と復帰後のステージに立つ自身の感慨を綴る。頭をコクピットになぞらえ、そこに座り俺というロボを操縦しているようだと自虐的空想を展開には苦笑い。 僕も37歳の時にくも膜下出血になった経験者だけに、過酷さは嫌というほどわかる。幸いにして開頭手術はしなくて済み、24時間点滴×2週間と静養で社会復帰を果たせた。とは言え、闘病中は間断なく襲う嘔吐に激しい頭痛に、ホンマ点滴ごときで治るのか…と何べん思ったことか。軽症でさえこんなにキツいのに開頭まで…激しく同情した。 死の縁を彷徨いながら無事社会復帰を果たし、現在の華々しい活躍を見るにつけ、『良かったなぁ、源ちゃん』と思わず目を細めてしまう。 ちなみに、その闘病の過酷さはエッセイ『よみがえる変態』〈文春文庫〉に記されている。 本書は2014〜2017年までのエッセイを収録。その間に、逃げ恥・真田丸・恋の大ヒット・紅白初出場と怒涛の2年間が記され、共演者とのエピソードも多く綴られている。 ドラマ『コウノトリ』で共演した吉田羊と納豆を介した官能的な交流、星野源の楽曲『化物』の詩に隠された故 中村勘三郎の存在とそこに挿入される鶴瓶のアンビバレンツな独白には身震いさせられ、細野晴臣を偏愛するあまり狭いワンルームにマリンバまで買った星野青年がついに共演を果たし、その興奮覚めやらぬ時に細野さんから託された言葉。『にげ恥』で共演した際の新垣結衣への尊敬とほのかな愛情…。 かつては半径3mの出来事をちまちまと語っていたゲーム好きの青年の成長譚として、おっさんは終始目を細めっぱなしで読み終えました。
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