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母の待つ里 の商品レビュー

3.9

77件のお客様レビュー

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    18

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2023/07/23

なかなかの感動の物語である。今時のサービスビジネスやAIも出てくるが、それを出しながら人情物にするところは流石、浅田。

Posted byブクログ

2023/07/14

都会暮らしの慌しさの中ステータス 築き老齢の入り口に立った時、ふと今迄の 自分の人生を振り返り仕事に犠牲を払い 何も人生に残らなかったのではと思った 人々の、架空の桃源郷。 高額なテーマパークだと思いきや そこには暖かく迎えてくれる母の姿が あった。 現代都会では隣人の顔さえ知ら...

都会暮らしの慌しさの中ステータス 築き老齢の入り口に立った時、ふと今迄の 自分の人生を振り返り仕事に犠牲を払い 何も人生に残らなかったのではと思った 人々の、架空の桃源郷。 高額なテーマパークだと思いきや そこには暖かく迎えてくれる母の姿が あった。 現代都会では隣人の顔さえ知らない はずが、見ず知らずの母は虚実と現実の 狭間で揺れながらも、架空の息子や娘を 癒して行く。 虚構の親子だが、その母の死は都会の子供達 に真実として涙を誘う程の大きな真の母の愛 だったのだ。

Posted byブクログ

2023/06/25

母の演技力よ… サービスとしては穴だらけだけど、 都会の人は憧れるのかな。 実家ないけど、行きたくなるかな 年取ったら…

Posted byブクログ

2023/06/16

現代社会の夢物語 夢であることは承知して 夢ならどうぞ冷めないでと願う立派な大人たち 切なく温かい浅田次郎ワールドに浸り 至福の時間を過ごすことができた 相川橋の婆さまの寝物語は 声を出して読むことをお勧めする

Posted byブクログ

2023/06/01

71久しぶりの浅田先生。泣きどころを分かった上でストーリーを紡ぐことにちょっと飽きてた時もあったけど、これは今風でかつ心に沁みる。ただちょっと運営会社の立ち位置が不明確で、最終盤での自分の気持ちの処理が追いつかない感じ。

Posted byブクログ

2023/05/25

今はまだ親が健在だけど、 いつかは別れの日がくる。 その後はこういう心情になるのかな。 人をレンタルするのは 日本独自の文化だと最近聞き知って、 だからこういう話が生まれるんだと思った。

Posted byブクログ

2023/04/16

10年近くぶりではと思うくらい久しぶりの浅田次郎作品。でもあまり浅田次郎っぽくない印象。まだホントに理解出来るようになるのは早いかな。

Posted byブクログ

2023/04/11

ダヴィンチ・プラチナ本から。同コーナーで、大御所の、鉄板とも思える本を、敢えて紹介しているのが意外で、それなら是非と手に取ったもの。これはしかし、氏の著した数々の名作群に比肩するものではない。もっと言うと、自分が読んだ氏の作品の中でも、平均以下。そもそもが架空の設定だから、読み手...

ダヴィンチ・プラチナ本から。同コーナーで、大御所の、鉄板とも思える本を、敢えて紹介しているのが意外で、それなら是非と手に取ったもの。これはしかし、氏の著した数々の名作群に比肩するものではない。もっと言うと、自分が読んだ氏の作品の中でも、平均以下。そもそもが架空の設定だから、読み手の方もどうしてもそういう頭の理解になってしまって、そこで起こる悲喜こもごもが、いまひとつダイレクトに響いてこない。最後に登場する大阪弁男も、何だか唐突な印象しか受けず、その言動も全然響いてこない。リーダビリティが高い点は好印象なんだけど…。

Posted byブクログ

2023/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始め、ん?と思わせ、徐々に種明かしされて行く。 と、同時にサービスと割り切れない互いの思いがじわじわと漏れてくる。 ふるさと=母というテーマであり、お金で手に入れるふるさとがあったとしたら、という面白い発想にびっくり。 ラストは母側の事情にも触れてあり、なるほど。 思ってた話と全然違ってたのだけど面白かった。

Posted byブクログ

2023/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

温かな里の言葉に引き込まれ、 自分も母のところに行きたくなった。 たとえそれが嘘の世界でも、癒して もらえることはあるんだな。 想像してなかった作品ですが、 こんなサービスもありですね。

Posted byブクログ