ナナメの夕暮れ の商品レビュー

若林正恭(著者)

2022/01/01

価値下げによる自己肯定は楽だから癖になる。
他人への否定的な視線は、時間差で必ず自分に返ってきて、人生の楽しみを奪う。根拠の無い自信とは自分は他人から肯定的に見られているだろうというイメージのことだったのである。世界の見え方は偉人であれ悪人であれ思い込みに他ならない。肝心なのはどう思い込むかである。

学生時代から感じていたことを上手く言語化してくれている。自らの陰鬱さと原因、対処法などどんな啓発本よりも為になった。

2022/01/03

何故キューバに行くことが中二病と呼ばれるのか？
その答えは当然書かれてないし、私自身もわからないのですがこの一冊は今、
これから先とか現状に悩んでいる私には刺さった。
異動先のやり方が合わない。職員同士やり方がバラバラだし汚い。私もそこまで丁寧な性格ではないし、仕事も早くない。けど流石にそらは酷いんじゃの連続。このままで良いのだろうか。

そんな感情だったからかブッスリとやられた。
自己啓発本のように、こうしよう。ああしようなんて言葉はみじんも出てこないし、ネガティブな感情も散りばめられているけどそれ以上に年取って変わった。「おじさんはホスト」だから嫌が応もなく変わらなきゃいけないんだ。
いつまでも人見知りじゃいられないんだよ。
との叫びに共感したのは自分にも心当たりがあるからで。

自分の中にある、言語化していなかった考えが、答えがあった。

2021/12/31

腑に落ちる名言がいっぱい。
これをみて学ぶ。
早く30代になりたいと思う。
このモヤモヤ自意識過剰的な内に向いた思考はいつ終わるのだろうと思っていたけれど
この本を読んでから
これから色々体験していく中でなにかヒントになる事柄や経験ができるんじゃないかなー。
そのためにもわたしも
わからないことに素直になって
ふっかるでいこう。

2021/12/30

本文ではぼやけた理解だった若林さんの考えを朝井さんがバチッと輪郭つけてくれた。
解説を読まないと完結しない！（いい意味で）

2021/12/28

たぶん、何年後かに読み返したらもっと共感できる、かもしれないと思った。
まだ、自分は体力があるからだと思う。
売らないで、持っておく。

2021/12/27

2015年～2018年に雑誌に連載されたものに、書き下ろしを加えて書籍化したもの。
これは私の読了より少し前に書かれたものなので、今の彼とは違うのもわかります。彼は、確かに昔は斜に構えていましたが、このタイトルは、それが終焉を迎えたということでしょうか。
最近は、彼がテレビで鼻水を垂らして泣きじゃくっているのを見ましたし、何かあると番組中にもかかわらず彼の目が潤んでくるようなことがあります。お笑い芸人であるとはいえ、そういうところを視聴者に見られることを厭わなくなった、その境地に至るのはこの本が書かれた時期よりもう少し先でしょうか。彼はずいぶん変わったなあとしみじみ思うこの頃です。
私は少々彼に似ている部分があるようで、世の中のあらゆる他のコンテンツには書かれていないのに、なぜか彼の本に書かれいる何気ないことが私のツボを突いてくることがあります。痛くてたまらないような突きではないし、だからどうというわけではないのですが。今後の彼の他の本も読んでみたいと思います。

2021/12/26

素直によかった。
日常の切り取り方がホント上手で、こんなことあるよなーとつい引き込まれてしまう。
街の居酒屋の方が落ち着くし、妙な正論ばっかり聞いているとうんざりもする。ただ一日一日を大事にして、なにかに打ち込むこと、がむしゃらになれることを持つこと、これ大事なんだなと。
いい本に出会えて感謝。

2021/12/26

繊細さと熱さがよかった。自分と世の中に対する観察の細かさと、それを表現する能力どちらもすごい。色々な葛藤を経て、最終的に前向きに着地するその過程をよめるのでとても勇気づけられる。

2021/12/26

過去に感じたような、今感じているような、これから感じるであろうようなことが沢山散りばめられている。

共感できたり、恥ずかしくなったり、惨めに思ったり、感謝したり、色々な感情が湧き上がってくる。

油断すると涙が溢れてくる。

これから自分がどんな歳の重ね方をしていくのかわからないけど、
またふいに読み返したときに何を、どう感じるのか楽しみで仕方ない。

2022/01/13

まだ20ページも読んでないけどわかる。めちゃくちゃいい！共感できるところもたくさんありました！
先が気になりすぎてどんどん読めるし、影響力のある人が書いてるからこそ勉強になるなと思いました