ナナメの夕暮れ の商品レビュー
斜に構えてるからこその着眼点があるから若林が若林である所以なんだろうなって思った なんだろうな 人生をなんの気の迷いもなく楽しく生きてる人よりも、こういうモヤモヤを抱えながら内省を繰り返してちょっと変人でちょっと変態の人の人生の方が共感持てるし興味あるんだよな そして大人にな...
斜に構えてるからこその着眼点があるから若林が若林である所以なんだろうなって思った なんだろうな 人生をなんの気の迷いもなく楽しく生きてる人よりも、こういうモヤモヤを抱えながら内省を繰り返してちょっと変人でちょっと変態の人の人生の方が共感持てるし興味あるんだよな そして大人になるって難しいんだな 大人になったらありのままの自分で他者の評価なんか気にしないで良いって本当の意味で受け入れられるだな でも尖ってる時期もあっても良い気もするし、、 まあ自分磨き頑張ります
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まず読んで思ったのはおこがましいけれど僕は若林さんと似てるなぁってこと、そんな若林さんと共通のナナメな視点を持つ僕に若林さんは生き方を教えてくれる。世界の価値観をそういうものだと飲み込めず斜に構えている僕は若林さんに共感した、周りから一歩引いしまって人と同じ熱量になれないこと、尊...
まず読んで思ったのはおこがましいけれど僕は若林さんと似てるなぁってこと、そんな若林さんと共通のナナメな視点を持つ僕に若林さんは生き方を教えてくれる。世界の価値観をそういうものだと飲み込めず斜に構えている僕は若林さんに共感した、周りから一歩引いしまって人と同じ熱量になれないこと、尊大な自尊心を持っていて自意識過剰なことがコンプレックスだった僕にとってこの共感はある種の救済だった。
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この世の中って生き辛いよね。 自分はいろんなことに諦めることでそれを受け入れようとしてきたけど、朝井さんも言ってた通り、若さんは、なんで?どうして?の気持ちを持って、ちゃんと知ろうとしてるところがすごい。 あーでもなんか違うな、こうやって一言に感想にまとめようとすると、そこに至る...
この世の中って生き辛いよね。 自分はいろんなことに諦めることでそれを受け入れようとしてきたけど、朝井さんも言ってた通り、若さんは、なんで?どうして?の気持ちを持って、ちゃんと知ろうとしてるところがすごい。 あーでもなんか違うな、こうやって一言に感想にまとめようとすると、そこに至るまでのベクトルとかいろんなものが蔑ろにされちゃった感じがして、感想を書こうとしてる自分に腹が立つな。 だけど、色々考えて、自分が自分であるために捨てたところとか、身につけたものとか、そういうもの全部含めて今の自分は成り立ってるんだな、変わるって悪いことじゃいな、とは思う。 生きづらいしめんどくさいけど、そんな悪いことばっかりじゃなしね、意外と。
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1作目の社会人大学のエッセイは、この本に至るためのストーリーだったのではないかと思ってしまうくらいに素晴らしかった。自分の内側と向き合い、それを正直に誠実に吐露する姿に、その内容に共感を覚え、感動しました。若林さんが「出待ちしている男の子のため」と書かれていたが、同年代の私のよう...
1作目の社会人大学のエッセイは、この本に至るためのストーリーだったのではないかと思ってしまうくらいに素晴らしかった。自分の内側と向き合い、それを正直に誠実に吐露する姿に、その内容に共感を覚え、感動しました。若林さんが「出待ちしている男の子のため」と書かれていたが、同年代の私のような存在にも希望と勇気と感動を与えてくれていることをぜひぜひ知って欲しいなと思いました。朝井リョウさんの解説も素晴らしく、とても気持ちのよい読後感です。
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元気がなくなったときにそっと開きたい本である。 ・ぼくはずっと毎日を楽しんで生きている人に憧れてきた。(中略)だけど、結論から言うとそういう人間になることを諦めたし、飽きた。 ・仲の良い友達と草野球をして、勝利することより刺激的な遊びってどんな遊びなのだろう?気が合うスタッフさ...
元気がなくなったときにそっと開きたい本である。 ・ぼくはずっと毎日を楽しんで生きている人に憧れてきた。(中略)だけど、結論から言うとそういう人間になることを諦めたし、飽きた。 ・仲の良い友達と草野球をして、勝利することより刺激的な遊びってどんな遊びなのだろう?気が合うスタッフさんとライブをやってそれが成功した時に味わえる充実感を凌ぐ一流の遊びはこの世界のどこに転がっているのだろう? ・ぼく自身も見返りを求めない愛を垂れ流す側にとっくにいってないといけない年齢なんだけどな。なかなかどうして。 ・好きなことがあるということはそれだけで朝起きる理由になる。 ・エネルギーを上に向けられなくなったら終わりはしない。正面に向ける方が全然奥深いのかもしれないと思えたのだ。 ・考えるな心臓の喜ぶことをしろ
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なんか泣きそうになる。 自分の正直な意見は、使う当てのないコンドームの様に財布にそっと忍ばせておけばいい。それは、いつかここぞという時に、行動を大胆にしてくれる。 結構序盤やけど、めっちゃええなあ。 独身の時の話が多かったけまた落ち着いたら結婚とか子供とかのことも書いてほ...
なんか泣きそうになる。 自分の正直な意見は、使う当てのないコンドームの様に財布にそっと忍ばせておけばいい。それは、いつかここぞという時に、行動を大胆にしてくれる。 結構序盤やけど、めっちゃええなあ。 独身の時の話が多かったけまた落ち着いたら結婚とか子供とかのことも書いてほしいし読みたい。 安直だなって言われるかもしれんけど、贔屓目無しでめっちゃよかった。
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若林さんの本 2冊目。 これも とってもおもしろい本だった。 自意識 自己顕示欲と これでもかと向き合って向き合って いつも真面目で ナナメなようで 若林さんは すごくすごく まっすぐだよなあ と思った。 わたしも 合う人に会えるように がんばる! ただそれだけ٩(◜ᴗ◝ )۶ ...
若林さんの本 2冊目。 これも とってもおもしろい本だった。 自意識 自己顕示欲と これでもかと向き合って向き合って いつも真面目で ナナメなようで 若林さんは すごくすごく まっすぐだよなあ と思った。 わたしも 合う人に会えるように がんばる! ただそれだけ٩(◜ᴗ◝ )۶ いろいろ 考えすぎは 自分を痛めつけて 追い込むけれど そんな時期を経て いまの自分の価値観や 生き方が あるんだよな と 共感たくさんさせてもらいました。 若林さんの感性は 本当に 素晴らしいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めてエッセイ本を読んだ。他人の考えを文章を通して知ることがこんなに面白いとは思ってなかった。小説を読むより、断然自分の視野や世界が広がる。 若林さんは20代30代のころ、この世の中にどこか生きづらさを感じていたようだ。よく言えば、何事にも疑問を持っていることで、悪く言えば、考えすぎなのだろう。現在大学生である私も全く同じ状況だ。考えすぎてしまう自分の性格に疲れるし、損しているなとも思う。 でも、若林さんによればこの考えすぎができるのは、若くて体力があるからで、30代を過ぎると自意識が薄れていくという。若林さんは幾分かこの考えすぎから解放され、世界を肯定できるようになったのではないかと思う。ただ、その転換期がいつきたのかがわからなかった。(転換期を見つけるために再読したいと思う。)時間が変革をもたらしてくれるのだろうか。 考えすぎてしまうことは疲れるけど、この本を読んで、決して無駄なことではないのだなと思った。過去に考えすぎていたことを後輩に当てはめることで、後輩が動きやすいように気を回すことができる。自分はまだ考えすぎてしまう側だから、同じような人に気を回すことはできないかもしれない。でも、いつかこの考えすぎが良い経験だったと言えるように、同じように考えすぎな後輩たちに気を回せるようになりたい。「自分に拘ることを卒業して、他者に向けて生き」たい。そのためにも、体力のある今しかできない考えすぎを目一杯したいと思う。
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ナナメをどう殺して、今どう生きているのか、若林さんのテレビやラジオから見えてくる姿とともに、不思議と勇気をもらえている気がする。 ナナメやたりなさへずっとずっと向き合ってきた人だから、今とても強く生き生きと自分を肯定でき始めているのではないかと、自分もそうありたいと、向き合う強さ...
ナナメをどう殺して、今どう生きているのか、若林さんのテレビやラジオから見えてくる姿とともに、不思議と勇気をもらえている気がする。 ナナメやたりなさへずっとずっと向き合ってきた人だから、今とても強く生き生きと自分を肯定でき始めているのではないかと、自分もそうありたいと、向き合う強さをもらえるとても素敵な本。
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繊細で考えすぎてしまう著者が感じたこと、考えたことをストレートな文章で書き綴られた本書。 「凄く分かるなー」って共感できる話もあれば、「それはどうなんだ?笑」って思う話もありました。でも決して押し付けがましい意味じゃなくて感じ方は人それぞれだし、きっと私がまだナナメのど真ん中にい...
繊細で考えすぎてしまう著者が感じたこと、考えたことをストレートな文章で書き綴られた本書。 「凄く分かるなー」って共感できる話もあれば、「それはどうなんだ?笑」って思う話もありました。でも決して押し付けがましい意味じゃなくて感じ方は人それぞれだし、きっと私がまだナナメのど真ん中にいるからそう感じただけかもしれません。 また何年かしたら改めて読んでみたい本です。 ラジオでお聞きした話も文章で読むとまた違った印象を受けます。 最近はお子さんも産まれ、ライフステージが目まぐるしく変化している著者。その中で感じたこと、考えたこともいつかエッセイとして書いてもらえると嬉しいです。
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