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おわかれはモーツァルト の商品レビュー

3.6

96件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/09/27

ミステリー要素は少なく、どんでん返しもなかったけれど、本書自体が、岬洋介のリサイタルという感じで楽しめたかな。今回は、友人である榊場のSOSに応えての登場。颯爽と現れて鮮やかに事件を解決する。後半には犬養刑事や名前だけだったけど御子柴弁護士も登場。思わずニヤリとしてしまう。 モー...

ミステリー要素は少なく、どんでん返しもなかったけれど、本書自体が、岬洋介のリサイタルという感じで楽しめたかな。今回は、友人である榊場のSOSに応えての登場。颯爽と現れて鮮やかに事件を解決する。後半には犬養刑事や名前だけだったけど御子柴弁護士も登場。思わずニヤリとしてしまう。 モーツァルトの〈2台のピアノのための協奏曲〉岬洋介と榊場隆平の協奏を生で聴いてみたいなぁ(^^♪

Posted byブクログ

2022/09/19

岬洋介シリーズ 第7弾(スピンオフを除く) 榊場隆平は、ショパンコンクールにて上位入賞を果たしたことで、 日本国内で歓迎されていた。あれから6年、1年を通しての モーツァルトの曲でのコンサートツアーが決定したのだが、 そこで、インタビューを申し込んできた、フリーラーターに 翻弄さ...

岬洋介シリーズ 第7弾(スピンオフを除く) 榊場隆平は、ショパンコンクールにて上位入賞を果たしたことで、 日本国内で歓迎されていた。あれから6年、1年を通しての モーツァルトの曲でのコンサートツアーが決定したのだが、 そこで、インタビューを申し込んできた、フリーラーターに 翻弄されることにになる。 今作は、日本クラシック界のことを知っている人なら、 わかってしまう、あの人やあの出来事をモチーフにしていることが まじまじとわかりますし、そのことが、深く作品の重要性を与えています。 シリーズ第3弾「いつでもショパン」を読んだ人であれば、 榊場隆平という人物がどういうピアニスト であるかはわかるかと思いますが、読んでいない人でも、 すぐに何となくあの人をモチーフにしてるということはわかるかと思います。 それだけ、インパクトがあり、近年のクラシック音楽界において、 有名なピアニストですよね。 今回の岬洋介も前回同様に友人を助けるために現れて、 あまりのヒーローっぷりを発揮してるため、 鼻につく人もいるでしょうけど、自分はエピローグまで読んで、 感涙してしまいました;;。 岬洋介の、あまりにも紳士で感情を荒げない対応に、 こんな人物がいるのかなんて思いたくもなりますが、 そんな彼にもハンディがあるのであった。

Posted byブクログ

2022/09/19

岬洋介くん、ブラボー! 巻末に次回作の予告まであってブラボー! 途中で止めるつもりだったのに、止められませんでした。いつもの事ながら。

Posted byブクログ

2022/09/04

読んだと思ってたら読んでなかった! 安定の一気読み。面白い。 岬洋介出てきた瞬間 きたぁーーー!!!ってなる。 犯人は、やっぱりそうか。という流れだったけど 榊場と岬の演奏の描写に惹き込まれる。 次回!だからアメリカなのか。 楽しみだ。

Posted byブクログ

2022/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人である限り弱さも醜さもある。それを隠しているからこそ憧憬も需要も文化も生まれる。 岬は罪や罰よりも人々の安寧を追求しているように思える。怒りよりは赦しを、断罪よりは救済を優先しているように見える。 「入賞できなかったことで同情してくれる人も多いのですが、僕はショパン・コンクールに出場して入賞など比べものにならないほど大きな収穫を得ることができました」 「<五分間の奇跡>を起こせたことですか」 「榊場さんをはじめ、才能溢れるファイナリストたちと出逢えたことです」 神様。 息子をこの人に巡り合わせてくれたことを感謝します。 才能は神からの贈り物。 「与えられた才能は自分のみならず自分以外の人間のために行使するべきだという考えですね。それが正しいかどうかは別として、僕はその考え方がとても好きなのですよ」 「自分以外の人のためなら、案外頑張れるものです」

Posted byブクログ

2022/08/14

岬シリーズ-!嬉しい! 札自容疑をかけられた盲目のピアニスト。友人である彼を救うため、岬がやってくる! 今回も面白かった~。 個人的に犬養さんが嬉しい。

Posted byブクログ

2022/08/10

安心と信頼の岬洋介シリーズだけど、謎解きはおまけ程度かな。犯人はわりと目星がつく。 盲目のピアニストということで、モデルは辻井さんかな? 岬はもはや聖人君子となりつつあるなぁ。タイトルで危惧したシリーズ終了は全然なかったので、またお会いできる日を楽しみにしていよう。

Posted byブクログ

2022/08/08

トリックは稚拙。 まあ岬洋介シリーズはミステリーよりも全体のストーリーと雰囲気を楽しむものだから良いけど。

Posted byブクログ

2022/08/08

岬洋介シリーズ。 このシリーズはなにせ岬洋介が颯爽と問題を解決していくのが楽しい。 盲目のピアニストの練習場で射殺体が発見される。彼が犯人なのかどうかという話なのだが、犯人はなんとなく分かってしまった。 でもそんなの関係ない。その人をどう岬洋介が追い詰めるのか、ここがこのシリーズ...

岬洋介シリーズ。 このシリーズはなにせ岬洋介が颯爽と問題を解決していくのが楽しい。 盲目のピアニストの練習場で射殺体が発見される。彼が犯人なのかどうかという話なのだが、犯人はなんとなく分かってしまった。 でもそんなの関係ない。その人をどう岬洋介が追い詰めるのか、ここがこのシリーズの魅力です。

Posted byブクログ

2022/08/03

岬陽介シリーズ。 音楽描写が素晴らしいのは分かるけど、いつも長く感じる。ばーっと流し読みしながら、推理が気になり楽しく読了した。犯人はいつも意外なところから出てくるのが面白い中山七里らしさがある作品。

Posted byブクログ