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おわかれはモーツァルト の商品レビュー

3.6

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2022/12/10

岬洋介シリーズ第7弾。今回は岬洋介とともに2010年ショパンコンクールに出場し2位入賞を果たした盲目のピアニスト、榊場隆平が殺人事件の重要参考人にされてしまう…。被害者はフリーライターの寺下、榊場隆平の盲目は演技なのではないか?と絡んでいた…。窮地に立たされた榊場隆平は、6年ぶり...

岬洋介シリーズ第7弾。今回は岬洋介とともに2010年ショパンコンクールに出場し2位入賞を果たした盲目のピアニスト、榊場隆平が殺人事件の重要参考人にされてしまう…。被害者はフリーライターの寺下、榊場隆平の盲目は演技なのではないか?と絡んでいた…。窮地に立たされた榊場隆平は、6年ぶりに岬洋介に連絡をする…。 今回もすごくよかったです。岬洋介がなかなか作中に登場しないので焦れましたが(^^;) ピアノ演奏の描写は臨場感がありました!と、いってもクラシックに明るくないので動画サイトで同じ曲を検索して聴いてただけですが、それでも感じる臨場感!ラスト、この2人が共演するって筋書きも嬉しかったです! ストーリーは、犯人は私的には思ってもなかった人でもあったので、意外でした。巻末に〈次回、「いまこそガーシュイン」(仮題)をお楽しみに〉って!楽しみにしないはずありません!!また岬洋介に会いたいです(^^)

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2022/12/09

2016年11月。全盲ながら2010年のショパンコンクールで2位に入場したピアニスト、榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。そんなある日、「榊場の盲目は芝居ではないか」と絡むフリーライター寺下が何者かに銃殺される。時間は深夜、月明かりの消えた室内で起きた。そんな状...

2016年11月。全盲ながら2010年のショパンコンクールで2位に入場したピアニスト、榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。そんなある日、「榊場の盲目は芝居ではないか」と絡むフリーライター寺下が何者かに銃殺される。時間は深夜、月明かりの消えた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は疑わない。窮地に追いやられた榊場だったが、彼の元に、榊場と同様ショパンコンクールのファイナリストに名を連ねたあの男が駆けつける。 岬洋介シリーズ8冊目。ショパンの話は五分間の奇跡のシーンが印象的すぎてあとのことは覚えてなかったんだけど榊場くん再登場なのかな?久しぶりに中山先生の音楽ミステリー読んだからか、わりと演奏シーンも楽しく読めた。岬さんが登場してからの話が早い早い。岬洋介シリーズは音楽がメインでミステリはおまけなので、まあ犯人はめちゃくちゃ分かりやすいしトリックも何もないに等しい。とはいえ、基本取り囲む人々が善良で榊場を大事にしているのが分かるし話もまとまってて読みやすかった。2人の協奏曲聴いてみたいな。

Posted byブクログ

2022/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『いつまでもショパン』読み直さなきゃ。細かいところを忘れてしまったよ。 うん、やっぱり、トリックに無理があるな。 ネタバレですよ~。 いくらなんでも、暗闇に蛍光塗料のぼんやりした光だけで、命中させられるものかしらね? 自分の手元だってよく見えない訳でしょう。それに蛍光塗料、夜中に待ち合わせしたんだから、塗布する時点でもう光ってたでしょうねぇ。気付かれなかったのは凄く幸運だったか相手が超間抜けだったか。あと、彼はいつ計画・準備したんだろう? プリンタはもともと持ってたとしても(刑事が一体何の為に)、あんなに部品の細かいモノをつくるの、1日でできるものかしら。それともソレすらもともとつくったモノが家にあった、と? ヤバすぎる奴だねぇ。 次の舞台はアメリカなんだね。謎のマネージャーは、今まで登場したことのある人物なのかな、それともニューカマー? なんやかや言っても、楽しみなんだよね。(2022-11-24L)

Posted byブクログ

2022/11/26

題名からこのシリーズ最後?と思ってしまったが、そもそも初回がさよならだったのを思い出した。 今回は盲目のピアニスト榊場に対し、盲目が芝居では?と疑い絡むライターが榊場の練習場で殺害される事件。榊場に容疑がかけられる中岬が登場。なすことすべてがスマートで的を射ており、優しく穏やか。...

題名からこのシリーズ最後?と思ってしまったが、そもそも初回がさよならだったのを思い出した。 今回は盲目のピアニスト榊場に対し、盲目が芝居では?と疑い絡むライターが榊場の練習場で殺害される事件。榊場に容疑がかけられる中岬が登場。なすことすべてがスマートで的を射ており、優しく穏やか。いや、かっこよすぎだろ。。おかげで一気読みしたけど。 342冊目読了。

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2022/11/26

前作の「合唱」がオールスター作品であったので、今作はかなり地味な印象を受けました。岬の登場も遅いですし…。ただ、岬がショパンコンクールの入賞者からも一目置かれていることを知り、益々今後の活躍が楽しみになりました!

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2022/11/19

シリーズの他を読んでなく最初はあんまりでしたが岬洋介が登場してから面白くなりました。 シリーズ最初から読んでみたくなりました。

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2022/10/10

読みやすく、面白い。 ショパンから再登場。共演できてよかった。 捜査と、解決編はさらっとしているけど、 これは良いと思う。

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2022/10/06

サラリと読みました。 トリック!とか、驚愕の結末!とかではないけど、 岬洋介と、あの時のピアニストに会えました!って感じ。中山七里の他のキャラクターも少し顔を出すし。 シリーズ読んでた人は満足感あると思う。 これがシリーズ初見だと、どうなんだろ?

Posted byブクログ

2022/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安定の岬洋介シリーズ(^^) 全盲のピアニスト榊場に掛けられた殺人容疑を晴らすために駆けつけた岬。 岬は岬で、『合唱』の際に海外のコンサートぶっちぎってきたことで大変な時期だったのかな、と思うけど、それでも飄々と現れ、力を貸してくれる。 それだけだと本当にただの好青年だけど、その背景には音楽に対する、そして自分と同じように音楽を愛する者への尊敬や慈しみがあってこその行動なんですよね。 そのことを深く感じた本作でした。 弁護士御子柴も名前だけは出てきて、岬が本当に信頼してるんだな、っていうのが伝わってきたし、犬養も結局岬の良いように(笑)捜査に協力してくれました。 岬洋介恐るべし。 本作もとても楽しませていただきました!

Posted byブクログ

2022/09/30

岬と、御子柴出てきた! 盲目のピアニスト隆平の殺人容疑を晴らすため、岬の推理が冴える。 岬のお父さんは検事だったんだね。 忘れてた。 モーツァルトを聴きながら本を読んだ。クラッシックに触れたくなる一冊です

Posted byブクログ