真夜中のマリオネット の商品レビュー
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最後まで読んでから、 秋穂が〈紅のことだろう〉と思っていた、涼介の「あと一人、僕のことを本気で心配してくれた男性」 倉敷が言う「特別な絆」と「先生、あんた、なにも分かってないんだな」 の本当の意味がわかりました。 『真夜中の解体魔』ったら、本当に悪魔のように無邪気でした。
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犯人は誰か?登場人物の誰かなのは確か。本書は登場人物を遠近的に並べる事で犯人を読書から遠ざけている。だからこそ怪しいと見当を付けてしまう。エピローグでモヤモヤするのは涼介にアリバイがあるのに、犯人を匂わす件で埋め尽くされているから。
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マリオネットとは一体誰を指すのか真実が知りたくて一気読み。 四人の人物を殺害し一晩掛け遺体をバラバラにする殺人鬼、通称『真夜中の解体魔』。 容疑者は硝子細工のような儚い美しさを孕んだ少年・石田涼介。 交通事故で重傷を負った彼を助けたのは真夜中の解体魔により婚約者を殺された救急...
マリオネットとは一体誰を指すのか真実が知りたくて一気読み。 四人の人物を殺害し一晩掛け遺体をバラバラにする殺人鬼、通称『真夜中の解体魔』。 容疑者は硝子細工のような儚い美しさを孕んだ少年・石田涼介。 交通事故で重傷を負った彼を助けたのは真夜中の解体魔により婚約者を殺された救急医の小松秋穂だった。 涼介に復讐を考えながらも彼の魅力に絡め取られ冤罪を疑うようになる。 果たして涼介は天使か悪魔か。 もし真犯人がいるとするならば誰なのか? 読者は疑心暗鬼のままラストまで振り回される。 エピローグは戦慄。 人の心に潜む闇に怖気立つ。
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取り敢えずイッキ読みです。 最後の最後でドンデン返しが有るのですが、ワクワク感も無かったです。 「真夜中のマリオネット」操っていたのはアナタだったのね。
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ひどかった。 何でこの人の本は人気あるんやろ。 医療関係のところはしっかり書かれてる印象やけど、刑事の態度や主人公の行動とか強引すぎて、かなり幼稚に感じた。 オチも読めるし、最後上手く回収したいんやろうけど、強引かな。 サクサクと読みやすいから読破できたのが幸いかな
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面白かった! 最後でしてやられました。私も石田の術中にはまってしまっていたのか。ハラハラドキドキしっぱなしでした。やっぱり知念さんの小説は面白い。
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主人公の女性医師の思いと並行して、最初は私も「この少年こそ解体魔だ」と疑いながら読み進め、次第に「本当にこの少年が解体魔?」とわからなくなった。エピローグでまんまと騙されていたことに気づいた時、作品を読んでる私自身まで操り人形なのではないかと錯覚した。
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「深夜の来訪者」 疑いが確信に変わるが。 重要参考人に当たるのは確かだが、命を落としかけた者なのだから様態が安定するまで様子を見るべきでは。 実際に見てきたわけでもなく、深く知るわけでもない人間のことを知るのは難しいだろうな。 「シュレーディンガーの少年」 隠していた重要なこと...
「深夜の来訪者」 疑いが確信に変わるが。 重要参考人に当たるのは確かだが、命を落としかけた者なのだから様態が安定するまで様子を見るべきでは。 実際に見てきたわけでもなく、深く知るわけでもない人間のことを知るのは難しいだろうな。 「シュレーディンガーの少年」 隠していた重要なこと。 話す必要性がないから黙っていたのはいいが、虚偽の申告をし続けていたのは信用問題になってくるだろう。 簡単に発言してもらえない相手だからこそ、時間をかけねばならないのに焦ってしまったな。 「人形たちの輪舞曲」 情報を常に共有してた。 更新されていく現状を知っていたからこそ、邪魔者を徹底的に排除し続けることも簡単にできたのだろうな。 他人のことを信用できなかったからこそ、スケープゴートとして選ばれたのかもしれないな。 いつから手のひらの上で踊らされていたのか分からないが、演者を集め駒を動かすのは楽しかっただろうな。
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ラストは、あぁ…やっぱりか…となった。犯人じゃないって信じたかったな〜。 後味悪めだけど、ハラハラドキドキ感があり、楽しめました!ほぼ一気読み!
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