真夜中のマリオネット の商品レビュー

知念実希人(著者)

2024/08/29

涼介はバラバラ殺人事件の犯人なのか、冤罪なのか。
気になって気になって…あっという間に読み終えた。
面白かったけど、人間不信になってしまいそう。
犯罪者の思考って、こんな感じなのかもしれない。

2024/08/25

面白かった！ラストに近付くにつれ、そうだと思った〜私の推理がみるみる覆されていく、、、
こういうの大好き。とても面白かった。次は「硝子の塔の殺人」絶対読もう！

2024/08/16

やられました。
推理があたって喜んでいたのに、最後の最後でどんでん返し。
こんなやり方もあったのかと感心しました。

読み応えもあり、想像したらグロい部分もあったんだけど、面白かった。
とても良い作品だと思います。

2024/07/31

感想
助けた男は犯人なのか、犯人ではないのか？天秤が触れる中、最後にどんでん返し継ぐ、どんでん返し！

あらすじ
秋穂は救命医として働いている。恋人だった指導医の荒巻を失い、療養していたが、最近復職したばかりだ。そこに石田という若い男が救急搬送されてきて、命を助ける。警察は彼の身柄の引き渡しを要求する。彼が1年以上捕まっていない連続殺人犯の真夜中の解体魔だと警察は主張する。恋人だった荒巻はまさに解体魔の被害者だったのだ。

秋穂は石田を殺そうとするができず、彼の話を聞く。彼によれば、犯人は別にいて、自分は嵌められたと言う。秋穂は真相を探るべく、事件について調べ始める。

2024/07/27

誰が誰に操られているのか、ラストまで手に汗握る展開！なのだが、序盤から最後まで空気が重く、主人公の医師・小松秋穂と石田涼介を応援するような流れにもならず。最近、選ぶ小説があまりヒットせず、モヤモヤ感。

2024/07/24

ずっと翻弄されて、どうなるんだろうってページをめくる事を辞められなかった。真のサイコパスって、こんな感じなんだと思うとゾッとした。

2024/07/08

バラバラ殺人事件。背景には男女の痴情のもつれがあり、それにより、歪んだ愛情の執着が、この事件を引き起こしたことがわかった。歪んだ愛情、独占欲、嫉妬、執着心。恐ろし。

2024/07/06

救急医の秋穂は、事故を起こして重症で運ばれてきた石田涼介という少年を治療し、救命する。しかしその患者は、「真夜中の解体魔」と呼ばれる連続殺人事件の容疑者だった。そしてその被害者には、秋穂自身の婚約者も含まれていた。婚約者の仇を討とうとした秋穂だが、涼介は自分は罠に嵌められたのであり、殺人犯ではないと主張する。果たして涼介は恐るべき殺人者なのか、それとも真犯人は他にいるのか。圧倒的なサスペンス感溢れるミステリです。
疑惑の少年・石田涼介。彼のキャラクター造形がとんでもないです。圧倒的な美貌を持ち、それだけを武器にして生きてきた少年。魅力的ではあるもののかなりの危うさもあり、そして得体の知れない不気味さも感じました。その魅力でもって周りの人間を食い物にする態度には嫌悪感がありますが、しかしそうするほかにすべがなかったのだとすれば憐みを感じ。彼を信じるべきか否か、その気持ちがずっとぐらぐらと揺れ動き続けます。まさしく天使のような悪魔のような、そんな存在でした。
ミステリとしてもぐいぐい引きつけられっぱなしです。もう一気読み。そして真相は読めた！　と思ったものの、まだまだ甘かった……。

2024/06/30

小松秋穂の勤務する救命救急室に運ばれてきた麗しくも妖しさを放つ美少年、涼介。
そこに来た刑事美濃部は、涼介を連続殺人犯だから絶対に死なせるな、と。

引き込まれるように読んでしまいました。
婚約者を殺され失意のどん底からやっと復職できた秋穂は純粋すぎて危うい。
壮絶な過去を持つ美少年、涼介の10代とは思えない妖艶っぷり。

『真夜中の解体魔』事件を追う刑事達と秋穂と涼介が敵対していきながら、犯人はいったい？？
点と点が線になっていく。
と思わせる展開で、二転三転のラスト。

そんなー！！
怒涛のエピローグでの締めくくりにあ然でした。

続きはあるよね？ないとモヤモヤする。
ぜひ、秋穂と涼介のその後を！
期待してます。

2024/06/26

最後の涼介からの手紙が驚愕でした。
自分の愛した人の愛するものを全て殺してしまったという涼介は、孤独なのかそれとも独占欲が強すぎるのか、どうしたら犯罪を止められたのかと考えてしまいました。
最初は涼介を犯人だと思っていた警察関係者も全員味方につけ、海外に行った涼介が今後どうなるのか気になります。