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真夜中のマリオネット の商品レビュー

3.6

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    66

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    6

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2021/12/21

ただただ面白かったです。犯人当てを試みるもスジの良い答えが見つからず、ホワイダニットも悩み、物語が進むにつれ、何回もひっくり返されました。知念先生の作品はこういうのが多いんですかね?硝子の塔の殺人とはまた毛色が違うストーリーで良かったです。

Posted byブクログ

2021/12/20

初めて知念実希人さんを読みました。 エンタメミステリーとしては、読みやすく、サクサク読めて楽しめました。 結末がよめてしまったのは、残念でした。 という訳で、星2つです。

Posted byブクログ

2021/12/19
  • ネタバレ

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スピードとスリルの両立した熱量の凄い作品。途中から最後までこの人が犯人なんだろうと思っていたのだが見事に外れた。完全に予想のつかない展開で落ち着いている展開とスピード感がある描写が繰り返されて緩急がついており楽しむことができた。最後はどんでん返しでうわと思わせられる展開で見事に騙された。作品に読んでるこちらが飲み込まれて一気読みしてしまった。

Posted byブクログ

2021/12/19

これは事前情報なしで読むことをオススメしたいので、内容については触れませんが、この読後感は凄いとしか言いようがありません。

Posted byブクログ

2021/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当ならば昨日読み終えた「泣くな研修医(中山祐次郎)」のシリーズ第2作を手にとるはずでした。 でも、本作の発売日だってことに気づいてしまった。 仕事を終え、本屋へ。 そして日付を跨いでしまいましたが一気読み。 やっぱり知念作品は最高です! 結果的に前作「硝子の塔の殺人」と同じく☆5つの評価ですが、前作は☆7つ位のイメージなので、正確には同じ評価ではないです。 でも、本作も個人的には☆5つで問題なし。 連続バラバラ殺人の容疑者は美少年の涼介。 バイク事故で運ばれた病院で彼を救ったのが、本作の主人公である救急医の秋穂。 そんな秋穂も最愛の婚約者を殺された被害者の一人。 自ら命を救った涼介は連続殺人犯、通称「真夜中の解体魔」と呼ばれ警察から追われていた。 涼介は秋穂に自分は殺人なんてしていない、冤罪だと訴え、徐々に秋穂も涼介を信じるように。 そして涼介の身柄が警察病院へ移送されることが決まった日の夜に秋穂は涼介を病院から逃し、共に真犯人を追うことを決意する。 徐々に犯人へ近づく2人。 そしてついに真犯人を追い詰めたと思ってからのどんでん返し。 ついに事件は解決し、めでたしめでたし。 とならないのがやはり知念作品。 ラストで読者を待ち受けていたのは、更なる大どんでん返し。 一度に三度くらい楽しめました。 でも知念先生、そろそろこれぞ知念作品と思える医療ミステリーが読みたいです! この声が届きますように。 まぁ、医療ミステリーでなくても新刊が出れば発売日に買っちゃいますが^^; 説明 私が救ったのは、天使か、悪魔か――。 殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。 婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。 そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。 無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。 「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。 涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。 「僕は罠にかけられただけなんです」と――。 無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。 涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。 衝撃のクライマックスに、きっとあなたは絶叫する。 知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス。 【プロフィール】 知念実希人(ちねん・みきと) 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーとなる。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi(上・下)』と本屋大賞に3年連続でノミネートされる。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』など著書多数。

Posted byブクログ

2021/12/02

すごいすごい興奮しっぱなしの一気読みでした。これほどまでに医療現場の緊張感を描いた作品はないでしょう。医師秋穂の活躍に脱帽です。ラストのどんでん返しは他に類を見ない驚きでした。最高傑作をあなたもぜひ読んで下さい。

Posted byブクログ

2021/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

別読書サイトで当選した知念さんのプルーフ本。既読者が全然いないけど読みたい人が1000人超えとは恐悦至極。最高に面白かった。救急医の秋穂の前に現れた中学生の涼介。しかし、涼介が自分の最愛の彼を殺害した解体魔の可能性がある。涼介を追う警察、涼介が殺人鬼なのか分からず困惑する秋穂。徐々に涼介の過去が明らかになってくる。最後の秋穂と殺人鬼との闘い、手に汗を握る攻防。久しぶりにバイオレンスを実感。でもそれだけでは終わらない心の揺れ動き、正義、信頼、多くの情動が誘発された。これからも知念さんの医療サスペンスを読みたくなった。⑤

Posted byブクログ