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赤と青とエスキース の商品レビュー

4.3

1171件のお客様レビュー

  1. 5つ

    533

  2. 4つ

    418

  3. 3つ

    149

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    6

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2024/04/21

各章のそれぞれの物語が読み進めるうちにひとつのストーリーとして繋がっていく。一枚の絵を通して心温まる展開がスッキリとした読後感を感じさせてくれた。

Posted byブクログ

2024/04/20

一枚の絵画を巡る短編集。好き。とても好き。一話目が一番好きと思って読み進んでいったけど、エピローグを読んだところで他の話の印象もぐぐっと上がってしまった。人生に疲れた大人にぜひ読んでもらいたい。

Posted byブクログ

2024/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青山さんの作品を読むのは3作品目。とても深みのある作品だった。 それぞれの年代で感じるであろう想い、特に迷い惑う様がリアルで、歳を重ねていくのも悪くない、そして、まだまだこれから先も人生は続いていくのだ、ありのままの自分を受け入れ「堂々と」していこうと、そう思うことができた。 私も、「立ち止まって誰かに水を差し出せるような、そんな自分でありたい。」

Posted byブクログ

2024/04/17

カバヒコの流れでこちらも。 以前オーディブルで聞き流していたのですっかり読了気分だったけど、後半全く記憶がなかったので再読。 カバヒコのレビューでエスキースには及ばないと書かれてる方が多く、そんな良かったかな?と。 いや、めっちゃ良かった。 ミステリーではないからと深く...

カバヒコの流れでこちらも。 以前オーディブルで聞き流していたのですっかり読了気分だったけど、後半全く記憶がなかったので再読。 カバヒコのレビューでエスキースには及ばないと書かれてる方が多く、そんな良かったかな?と。 いや、めっちゃ良かった。 ミステリーではないからと深く考えずに読み進めていたのでこんなにも伏線だらけだとは思わず……! 四章の終わり、トリハダ立ってしまいました笑 エピローグは不必要と書かれてる方もいたのですが、私はキッチリ回収して答え合わせしてくれる物語の方が好きなので、青と赤とエスキースは本当に読了感が最高でした^^ 文庫本になったらきっと買います!

Posted byブクログ

2024/04/14

いい人ばかり出て、安心して読めましたが、途中パニック障害の描写で辛くなってしまい、読むのをやめようかと思いましたが、最後まで読めました。救われました。主人公たちが、少し年配というのも、良かった。キラキラだけじゃない現実だけど、大丈夫だと思わされた良書でした。

Posted byブクログ

2024/04/13

「エスキース」という題の絵画とそれを囲む、対照的な赤と青。 最初からエピローグが長いなとは、思っていたけど…。 映像では味わえない、本を読む醍醐味を楽しめる。

Posted byブクログ

2024/04/13

4つの連作短編とプロローグ、エピローグで構成される小説。2つ目の、額縁の話が良かった。主役の絵と完全に調和する額縁の世界。種明かし的エピローグは蛇足ではないかなぁ。

Posted byブクログ

2024/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初、話に出てくる人物達の行動や気持ちをあまり理解できなかった。私が臆病でまだ小娘だからだろうけれど、自分を変えれると思って(自分探し?)オーストラリアに留学しに行くのも、期間限定の恋人も、長く一緒にいるのに結婚しないのも、理解できなかった。 でも青山さんの作品の特徴であろう、同じ物や場所、人の周りで起きている物語は好きで、今回はエスキースの周りで起きている話なのだと思っていたが、4章の最後で違うと分かった瞬間全てが繋がって、スッキリした。エスキースだけじゃなかった。お!?って思ったし口に出た。 けれどやはり恋愛経験もない私には難しかった。大人になればより理解が深まるのかもしれない。 さらっと一周読んだだけなので違ったり変なところがあったら申し訳ない

Posted byブクログ

2024/04/07

恋愛ものはあまり心に響かないお年頃ですがこのお話は恋愛ものと言う感じではなく良かったです。 ちょっとオシャレな感じで私にはリアル感は無かったけど。これがエモい…という感じかなぁ

Posted byブクログ

2024/04/07

サラリと読める感じではあるけれど、あえてゆっくり丁寧に読んで欲しい本。2度読みするのも良いけど、ラストの答え合わせを初見でバチンと決めて読み終えた方が良いと思うので。 オマケ 私の実家、特に母方は絵が得意だったり、額装やデザインを仕事にしていたりという系統なので、この話の舞台は...

サラリと読める感じではあるけれど、あえてゆっくり丁寧に読んで欲しい本。2度読みするのも良いけど、ラストの答え合わせを初見でバチンと決めて読み終えた方が良いと思うので。 オマケ 私の実家、特に母方は絵が得意だったり、額装やデザインを仕事にしていたりという系統なので、この話の舞台は自分の生い立ちを思い出すものでした。私自身は家族の中でそっちの才能がない方で落ちこぼれだなぁと言う感覚で育ってきています。そう言う意味で少し重い気持ちで読み進めました。

Posted byブクログ